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ドラゴン

再び目の前に現れたドラゴン、うん、二匹倒せば1000000000ライトワールゴールドになるよね。

うん、倒そう、殺そう。

立ち上り天叢雲剣を抜いた。


『おやおやおや、ドラゴンと見ると全てを敵だと思いか?』


と、大きなドラゴンが話すと二匹のドラゴンは白煙をあげると人間的な身体になっていた。

一匹?一人は白髭のおじいさん、一人は15才くらいの美少女なのか美少年なのかやたら中性的な人物だ。


「御主人様、こちらは敵ではありません、お刀を収めてください」


「えっとドラゴンって皆敵ではないの?」


「はい、こちらは神龍のスバラッヒー王に御座います、なんでこのような所に?」


『ほほほほっ、人の子よ、よく私を知っていましたな』


「ええ、まぁ~はい、その~」


なんだろうミラが話しにくそうだ。

気になるが俺が聞くとそれは命令になるのか?

だとすると危険ではないのか?

止めておこう。


「あの~敵じゃなかったら帰って貰えませんか?めんどくさいことはもう嫌なんです」


『心を病んでおられますな、それは暗闇の病、辛いでしょう?』


白髭のおじいさんは俺に寄ってくる。

ミラに言われて納刀していた天叢雲剣の柄に右手がのびる。

こいつも人間じゃないなら斬ってしまって良いのではと思ってしまった。

だが、思いとどまる。

白髭のおじいさんの後で中性的な子がじっと俺を見つめていた。

その目は大きな銀色の瞳はキラキラと夕日に照らされ輝いていた。

その目に引き込まれた。そこには俺が写されていた。


「私に用があるんでしょうが私は休みたい、ミラ後は頼んだよ」


「え!えっ!御主人様!」


俺は自室に戻りベッドに入って布団を被った。

俺はこのままでは殺人狂になってしまうのではそう、感じてしまった。

あの瞳に鏡のように写されていた自分は恐ろしい顔をしていた。

鬼にでもなるのかな俺。


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