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歴史に名を残す戦い

テスト週間なので投稿する日が空きます。


「さて!ついにこの日がやってまいりました‼︎この国最強の戦士達‼︎四皇の方々‼︎」


その声と同時に実況から見て左側の門が開いた。そこから現れたのは武蔵率いる3人の男女。武蔵はいつも通りの黒の軍服に2本の刀と帽子をかぶりマントを風にたなびかせながら真ん中を歩いてくる。

武蔵を中心に右から赤崎あかさき赤城あかぎ、雨宮の順に並びながら舞台に現れた。


「それに挑むは長年の修行を終え、仲間達と帰ってきたスサノオ様‼︎」


今度は右側の門が開いた。

そこから現れたのは3人の殺気を放つ異形の存在……ほとんどの観客達が心の中でそう呟いた瞬間だった。

スサノオを中心に左右に蓮鬼と刀をすでに手に持つ雨宮の姿があった。


「さっさぁ!両者揃いました‼︎それでは宜しかったら互いに武器を掲げて下さい‼︎」


その言葉とほぼ一緒に武蔵とスサノオの刀が上を刺した。


「それでは‼︎両者の意が取れました‼︎それでは試合……開始‼︎」


その言葉を合図にスサノオと武蔵は一気に距離を縮めると互いの能力を解放させながらぶつかった。


「おーと⁉︎最初の一撃は互いに大将同士のぶつかり合いだー!やはりこの国1の戦士と1の神技使い!凄まじい攻防です!互いに2人の仲間達は動かない!いや!赤崎隊長が動いた!狙いはスサノオ様の背後か!」


武蔵とスサノオが互いに攻防を繰り返している瞬間を狙って赤崎はすぐにスサノオの背後に回ると刀を抜いた。

その刀からは炎が吹き荒れた。


「ッ⁉︎」


スサノオは背後に赤崎がいることに気づいているが武蔵から手を離すことが出来ない。


「スサノオの首もらったー!」


赤崎はそう叫びながら刀を振り下ろ……

そうとした瞬間、横腹を思いっきり蹴られた。


「かはっ!」


赤崎はそのまま15メートル程飛ばされ地面で一回ばうんどするとその勢いを使って立ち上がった。


「誰だ!」


「俺だ」


そこに立っていたのは三日月宗近を抜き去った蓮鬼の姿があった。


ーーー


「貴様は…」


赤崎は立ち上がりながら刀を一振りするとそう蓮鬼に向かって口を開いた。

作戦通りこっちに来たな…後は雨宮を呼ぶだけだな…


「雨宮‼︎こっちに来い!」


シーン…


「…え⁉︎何でこっちに来ないんだよ!」


そう叫びながら後ろを見るとそこには雨宮と戦う男の姿があった。


「チッ!雨宮はダメか!なら赤城は…!」


赤崎は少し左に顔を動かした瞬間、


「よそ見してんじゃねーよ‼︎‼︎」


先ほどとは比べ物にはならない程の回し蹴りが今度は赤崎の顔をヒットした。


「グヘーー‼︎」


赤崎はそのまま凄まじい勢いのまま壁に激突した。

土煙が辺りを包む。


油断…した…てか、なんてでたらめな力だ!…あんなのもう何回か食らったら本当に死ぬぞ!


そう心の中で叫んでいると突如、頭の中でよく知る男の声が鳴り響いた。


《当たり前だろ…今の一撃もさっきの一撃も俺の力を使っていたら防げていた。それをお前がしなかったから死にかけたのだ》


だけどよ相棒、俺はあいつをボコボコにして最後にあいつの恐怖する顔が見たかったから使わなかったんだ、俺は間違ってるか?


《時と場合を考えろバカ…とにかくすぐに始めるぞ!》


わーかったわかったすぐに始めるよ


赤崎は壁から降りると前を見る。そこには片手に持った刀を横に一閃し土煙を薙ぎ払う蓮鬼の姿があった。


「やってやる……俺を蹴った事を後悔させてやる…」


赤崎は両足を広げ両手を広げると蓮鬼に向かって叫んだ


「貴様は俺を怒らせた!その罪…償って貰うぞー‼︎」


次の瞬間、赤崎の周りに赤い球体の魔法障壁が現れた。それを中心に凄まじい風が吹き荒れる。それはまるであの球体が台風の目のように蓮鬼には見えた。


「何をするつもりだ?」


《蓮鬼よ…あれは獣化をするつもりらしいぞ?》


「何だと?ならあいつは人狼なのか?」


《ああ、多分上級狼、赤毛のライオル……攻撃特化の狼にして高潔な上級狼として有名な奴だ…まさかこんな所で会うとは…》


「同胞とは戦いたくないか?」


《そんな事はない。奴は上級狼として下級狼達を無慈悲に殺したり権力を使っていろんな事をしていたからな…我は狼王として奴に裁きを下さなくてはならないからな…そんな事は考えた事はない》


「そうか…なら俺はあいつにミランダを俺から奪った裁きの鉄槌を下さないといけないな…」


《やるか!》


「おう!」


ギラギラと赤い魔力を内側に貯める魔力障壁を前に蓮鬼達も獣化を始めた。


ーーー


赤い魔力障壁が弾け飛び中から出てきたのは赤毛の二足歩行の狼だった。全身からは煙が立ち込めている。


「ハァー…さあ行くぞ‼︎‼︎」


赤崎は足に力を入れると


ウガー!


という叫び声を上げながら蓮鬼がいた場所まで一瞬にして距離を縮めると片手の爪で全力で振りかぶった。


「どうだ!分かる!分かるぞ!お前は声を殺しているつもりかもしれんが今の一撃…結構なダメージ量だろ!」


そのまま赤崎は空中で一回転すると回し蹴りを蓮鬼に向かって食らわせた。

蓮鬼はそのまま土煙から飛び出ると地面で数回跳びそのまま数回転がると止まった。

蓮鬼は肩を震わせながらゆっくりと片膝を立てる。だが、赤崎はさらにおいうちをかける。


「オラオラどうした!女を助けるんじゃないのか⁉︎貴様には所詮、女の1人も助ける事が出来ない無能なんだよ!そんな奴が!この俺に逆らってんじゃねーよ!死ねー‼︎」


赤崎ははそう叫び終わると蓮鬼の目の前に全力で飛ぶとその勢いのまま蓮鬼に向かって拳を突き立てた。


「敵!討ち取ったりー!」


そう叫びながら腕を振りかぶり蓮鬼の顔めがけ拳を突き立てた。凄まじい轟音と衝撃が辺り一面を覆う。


「蓮鬼様ーー‼︎」


姫の叫び声が建物の中を轟音に負けないくらい響きわたった。


手応えはあった。俺の勝ちだな!


赤崎はそう心の中で言うと拳をを引き抜こうと力を入れるがまるでビクともせずに顔を青ざめる。


「まさか…!」


砂ぼこりがやみその光景を見た瞬間、赤崎は絶望を見た。そこには全身を銀色の髪に覆われた蓮鬼の姿があった。



今回も読んで頂きありがとうございます!

次回は出来れば今週中に出そうと思いますので是非お願いします!

あとブクマも…

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