戦いの終わり
今回も誤字脱字があるかもしれません、その部分はお許し下さい。
それにしても……強すぎじゃね?オクリピオン?
蓮鬼は今、刀を使って戦っている。単純に相手の隙をつくるまたは疲労の瞬間を狙って一気にカタをつけようと考えていたのだが、そんなに簡単に物事が進むわけがなかった。
案の定、一向に疲れを見せないオクリピオンに蓮鬼は頭を抱えていた。
ここまでやったら息くらい切れるだろ?普通?
やっぱ、そろそろ仕掛けた方がいいのか?だが、あれは本当に賭けなんだよな〜……やってみるか?
蓮鬼はオクリピオンの攻撃を受け止めたり流したりしながら防ぎながらそんな事を考えているとすぐに行動に移した。
「はっ!」
蓮鬼は声と共に刀に思いっきり雷撃を乗せた斬撃を作り出した。
至近距離から一気に全体に広がる電撃。
オクリピオンはそれを受け止めるのではなく、電撃が来ない場所まで瞬時に後退した。
電撃に耐性がない?それなら嬉しいだがな…
そう思いながら蓮鬼は電撃によりあたりに煙が舞っている間に刀を鞘に収め、新しい武器を空間から取り出すとすぐにオクリピオンの方に向き、攻撃体制をとるのだった。
煙が収まりそこから現れたのは銀色に輝く二丁のアサルトライフルを構えた蓮鬼の姿だった。
「さぁ待たせたな!」
そう言うと蓮鬼はトリガーを引く。
すると先から凄まじい量の電撃弾がオクリピオンめがけ飛んでいった。
オクリピオンはそれを一本のグレートソードだけで防ぐ。
おいおいマジかよ!1秒間に50発だぞ?当たらない奴があったとしても自分に飛んでくる弾だけを見極め切るか叩き落とすなんてどんな神業だよ!
心の中でツッコミを入れながらもオクリピオンに向け撃ち続ける蓮鬼。
徐々にオクリピオンが後退しだす。
このまま行けばいけるか?やっぱり、電撃が苦手なのか?じゃーなぜ最初の雷魔法は正面から止めたんだ?分からん!謎すぎる!
そう考えながらもオクリピオンから目を一瞬だけ離したその時、銃撃を開始してから初めてオクリピオンが動いた。
凄まじい速度で蓮鬼を中心に回り出した。
蓮鬼も回りながら、オクリピオンを狙いながら銃を撃ち続ける。
クソ!先を見ながら撃ってるのに当たらない!
蓮鬼は少しだけイライラしながら一気にライフルをオクリピオンがいる場所より先の方を狙って撃った。
するとオクリピオンはそれを狙ったかのように一気に跳躍するとオクリピオンは蓮鬼の真上20メートル程の位置まで行くとそのまま蓮鬼めがけ刀を構えた。
「上か!」
そう言ういながら蓮鬼がライフルを上に向けた瞬間、オクリピオンの姿が消えた。
「‼︎」
何で転移魔法が使えるんだよ!
蓮鬼は全速力でそのまま後ろに銃を突きつけた。
間に合うか⁉︎
そう思いながら後ろを向いた瞬間、蓮鬼の顔の目の前には剣があった。だが、それは蓮鬼だけではない。オクリピオンの眉間にはすぐ鼻の先に銃口が向けられていた。
「……どっちが先に動こうが…これはおあいこだな…」
そう蓮鬼が言うと初めてオクリピオンが喋った。
「私の方が早く突けると思うが?」
「その時にはあんたの頭はなくなってるよ」
蓮鬼は魔銃ヴァンパーに魔力を込める。
ヴァンパーからはあまりの魔力量に銃口が光っていた。
オクリピオンは静かに鋭く蓮鬼の顔を見つめる。
汗が頭から頬を伝う蓮鬼。
数分間、2人はそのまま動かなかったが最初に動いたのはオクリピオンだった。
剣をゆっくりと鞘に戻す。
蓮鬼も銃口を下に降ろす。
互いに顔を見合わせるとオクリピオンが一言、
「私の負けだ」
と、つぶやいた。
「いいのか?神々の軍勢を従え、戦った存在が人間に負けて?」
「今のは私の判断ミスだった。止めずに刺しておくベキだった」
「そこかよ!まぁいい、今回は引き分けと言う事でいつか本気の戦いをしよう」
「ああ、今度は剣だけで戦いたいものだ」
そう言うと蓮鬼の横を通り過ぎ守護獣たちがいた場所まで行くと守護獣達に何か言うとセラフィスの文身体の横まで歩いていった。
守護獣達はその姿をみると再び光の柱を使って、何処かに行ってしまった。
そして、ここに残ったのは蓮鬼とオクリピオンとセラフィスの文身体だけになった。
まるで何も無かったかのように初めて見る顔と言うわんばかりの顔で蓮鬼を見るオクリピオンに気を向けつつ、蓮鬼はセラフィスの文身体に話しかけた。
今回も読んで頂きありがとうございます!
次回は明後日に出しますので是非読んで頂けたら幸いです!




