怒り
今回もブックマーク登録お願いします!
そして、誤字がありましたらすいません‼︎
「隊長さん、もう大丈夫…応急処置はしておきましたよ」
「あ…ありがとうございます…蓮鬼殿」
「気になさらず、さあ行きましょう。肩を」
「う!…す、すいません…」
「いえ…」
蓮鬼はそのまま隊長の肩を自分の肩に乗せると放送室を後にした。
「隊長さんは家族とかはいるんですか?」
「はい…妻と息子がいるんです…」
「そうですか…じゃー早くこの傷を治してカッコイイお父さんの姿を見せないと行けませんね」
「そうですね…」
「元気を出して下さい!隊長さん!貴方なら大丈夫!」
「そうですね…そう…妻と息子の為に俺は生きないといけない」
「その意気です!頑張りましょう!もうすぐに着きますから頑張って…」
そう言うおうとした瞬間、蓮鬼は何者かによって殴られた。
「かはっ!」
「グハッ!」
「何だ?さっき殺した人間じゃないか、生きていたのか…なら止めを刺さないと行けないな」
顔をゴーグルの様なもので隠し、片手には黒色の長い銃を持つ男は隊長に銃を向ける。
「くっ!」
「じゃーな」
男が引き金を引く瞬間、
「うらぁ!」
蓮鬼は一気に男にタックルを入れた。反動でライフルが一丁だけ廊下の先に飛んでいった。
男はタックルを受けるとそのまま奥の壁まで飛んでいった。
蓮鬼はすぐに右腰にあるホルダーからライフルを取り出すと男めがけ引き金を引いた。
辺りを「ブオオオオン」というガトリングガンの耳をつんざく様な音が廊下いっぱいに広がった。
「何だあれは!」
男は蓮鬼が撃った魔銃の弾、魔弾を見ると驚きの声を上げながら瞬時に横の廊下に跳びのき魔弾を避けた。
魔弾が着弾した場所は鉄で出来ているのに穴が開いたり溶けたりしていた。
「お返し!」
そう言うと今度は男が顔から銃だけを出すと連射射撃をしてきた。
蓮鬼は隊長の背中に手を置くと無理やり中腰で走らせ男同様に廊下を曲がりそれを防いだ。
凄まじい銃撃戦が始まった。
ーーー
「隊長さん!隊長さん‼︎歩けますか?」
蓮鬼は魔銃を撃ちながら壁にもたれながら腹を抑える隊長に話しかける。
「多分大丈夫です…」
「じゃー先に行って下さい!徐々に後退して部屋まで退避します!」
「分かりました!」
(フェンリル!今これるか!)
《何か起きたのか?》
(俺と同じ銃を使う相手がいた!隊長さんが負傷したから部屋まで運んでくれ!)
《分かった。今から行く》
《助かる!任せたぞ!》
蓮鬼は再び廊下の先を見る。少しずつだが確実に廊下から廊下にわたり距離を縮めてくる男。
(時間稼ぎもそろそろ終わりか)
「隊長さん‼︎いって下さい!フェンリルが先で待っています!」
「分かりました…!」
隊長は壁に手をつきながら歩き出した。
蓮鬼はそれを見送ると敵に向き直る。
「すまないが…少し本気を出すぞ?魔力障壁」
すると蓮鬼の目の前に廊下いっぱいに広がる魔力障壁が展開された。
蓮鬼はちゃんと展開されている事を確認すると銃を構えたまま歩き出した。
男は先ほどと同様に撃っているが全て魔力障壁によって弾かれた。
(まっ、全ては神力による力だけどな…)
「クソ!あれは何だ!」
「すまないが勝たせてもらうぞ?」
蓮鬼は銃を再び構え直すと男めがけ引き金を引いた。魔力弾は綺麗に男に飛んで行くが男はギリギリで我に帰るとそこから逃走した。
「逃がすか!」
蓮鬼は男が走り去っていった廊下まで走り角を曲がるがすでに男の姿はなかった。
「転移か……セラフィス今のは人間だと思うか?」
声の波長、目の色や肌の感じからして人間ではありませんね
「人間じゃない?じゃーあれは鬼か?」
はい、蓮鬼様の言う通りあれは鬼ですね。しかも、非常にスピードに特化した鬼なのは確かです。
「なるほど…どっちにしろ敵になるなら要注意だな…」
蓮鬼はそう言うとスサノオ達がいる部屋まで戻っていった。
多分、隊長さんが今の道にいなかったって言う事は部屋まで戻れたって事だよな…
部屋ならミランダがいるから傷くらいなら治してるはずだ。いや、フェンリルが治してるかもな、どっちにしろ隊長さんが無事でよかった。
蓮鬼はそう考えながらドアを開けると最初に飛び込んできた映像に最初は混乱し次に凄まじい怒りが込み上がってきた。
「貴様……何をしている…」
蓮鬼は自分の目の前にいる黒色の軍服に身を包んだヘラヘラと笑う男に殺気や怒りをぶつける。
「何って〜…この女を人質にしてるところだが〜?」
「その女を返せ‼︎」
蓮鬼は一気に距離を詰め、刀を抜こうとした瞬間、ミランダの首に刃物を突きつける男の姿が目に入った。
「くっ!」
蓮鬼は全力の力で刀を抜くのを止めた。
「おお〜、怖い怖い…まさに獣だな…
さあ…動くなよ?動いたら一瞬でこの女の首が飛ぶぞ?」
蓮鬼はゆっくりと刀から手を離すと上に手を挙げた。
「それでいい…それじゃーさっきも言うったがこの女は人質だ…返して欲しければ大会に出ろ。確実にな…もし出なかったらこの女は殺す。いい返事を待っている」
蓮鬼はずっとミランダを見ていた。
ミランダは刃物があり話す事はできないが蓮鬼に思いを伝えた。ミランダの唇が少しだけ動いた事を蓮鬼は見逃さなかった。
待っている
そうミランダは唇を動かすと同時に男は転移魔法を発動させその場から消えた。
消えた瞬間、
「クソがーーー‼︎‼︎」
凄まじい闇の波動と怒りを蓮鬼は爆発させた。
今回も呼んで頂きありがとうございます。
次回は明日か明後日に出しますので是非呼んで貰えれば幸いです。
そして、読んだついでにブックマーク登録もして下されば更に嬉しいです!




