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兄と妹

是非読んで頂ければ幸いです!


「蓮鬼殿‼︎見えました!あの竜です!」


「……うん…分かってる」


蓮鬼の目の前、そこには竜の背中が見えていた。よく知ってる奴らの姿があった。


「…ジーク」


そう言った瞬間、竜がこっちを向いた。

蓮鬼とジークの目が合った瞬間、蓮鬼は走り出した。


「なっ!蓮鬼殿⁉︎どうかしましたか!」


後ろから隊長の声が聞こえるが無視する。


「隊長見てください‼︎竜が人間になりました!」


「何だと⁉︎今日で何回めだ?変身を見るのは‼︎」


隊長はそう叫びながら蓮鬼の後ろ姿を見た。

あの堂々と竜に向かっていく姿はとても自分には出来ない。目に焼き付けよう!

そう思いながら蓮鬼の後ろ姿を見ていた。


そして、蓮鬼とジークがぶつかる瞬間、


「蓮鬼ー‼︎」


「ジークー‼︎」


と叫びながら抱きついた。


「「「「「「「「……え?」」」」」」」

(てんてんてんてんてんてん、え?)


呆然とする警備隊全員。

手を合わせながら笑顔を作る蓮鬼とジーク。


「何が起きてるんだ?」


そんな事を思っているとジークと蓮鬼は隊長の方に向かって歩いて来た。


「どうしますか?」


「…一様話を聞いてみよう」


「分かりました」


そう言うと隊長と副隊長は気を引き締める。

そこに蓮鬼とジークが歩いて来た。


「隊長さん‼︎知り合いでした!」


「知り合い?どう言う事ですか?」


「ああ、こいつの名前はジーク、俺のチームの1人だ」


「チーム?仲間何を言っているのですか?蓮鬼殿は?こいつは竜ですよ?」


「うん、知ってる。竜が仲間なんだ」


「……」


「蓮鬼よ、我だけではないぞ?姫も3人もちゃんといるぞ!私はちゃんと守ったぞ!」


そう言うとジークは《ゲート》を自身の横に作った。

隊長達は皆一歩後ろに下がる。


「何をするつ……えーー‼︎」


そう言うと隊長は倒れた。


隊長が倒れた理由、それはジークが作った《ゲート》の横から姫が現れたからだった。


ーーー


「何故こんな所に姫が!」


「皆さんお久しぶりです」


「「「「「お久しぶりです」」」」」


警察隊の全員は挨拶をすると片ひざを地面につけ、右胸に手を置き敬礼の姿を作ると姫の道を作った。


「姫‼︎久しぶりだな!」


「これは蓮鬼様!久しぶりです!」


そう言うと姫は蓮鬼に抱きついた。


「「「「「「「姫様⁉︎」」」」」」」


「姫様!おきは確かですか!」


「気は確かですよ?この方々は私の命の恩人なのです!無礼は許しません!」


「は、はぁ……わかりました」


「よろしい。

それより蓮鬼様!ミランダはどうなされたのですか?」


「大丈夫!安全な所にいるよ。後姫のお兄さんにも会ったよ」


「え!兄に会ったのですか⁉︎今どこに?」


「まあそう焦るな、姫。すぐに会えるよ。

もし良かったら今から会いに行くか?」


「勿論です!」


「よし!なら行くか、ジークはどうする?」


「私は一回ビクトリアの所に戻る。後は適当に何処かで待ち合わせをしよう。

会うときは私の心にメッセージを送れ、そこに魔法で行く」


「分かった。それじゃ〜隊長さんは無理だから副隊長さん!私と姫は一度戻りますので気になったら来て下さい。それじゃ〜また」


そう言うと姫の手を持つと蓮鬼と姫は転移魔法で消えた。


「それじゃ〜私も行くか。皆の者!貴様らの仲間は全員眠っているから起こしてやってくれ。任せたぞ〜」


そう言うとジークも転移魔法で消えた。


残された30人の警備隊は全員何が起きたのか整理がつかず呆然としていた。



スサノオは紙を再び拾い上げると机の上に広げ、蓮鬼が帰ってくるのを待っていた。

そんな時に蓮鬼と姫は転移によって部屋の前に戻って来た。


「よし!なら最初に俺が部屋に入るから呼んだら入ってきてくれ」


「はい!」


2人は声を潜めながら話し合うと蓮鬼は深呼吸をすると部屋の扉を開けた。


「今帰ったぞー……なんかあったのか?」


「ああ、だるい事が起きた。これを見てくれ」


「そうか…まー待ってくれ。今はこっち

の方が大切なんだ」


「何か問題が起きたのか?」


スサノオは勢いよく立ち上がる。

蓮鬼はニッと笑うと


「入ってくれ!」


「?」


スサノオが疑問を上げていると扉から自分と同じ青紫色の髪を持つ女が入ってきた。

それを見たスサノオは目を開きながら固まった。


「兄さん…」


「姫…何故ここに?」


「蓮鬼さんのお仲間の人が助けてくれて…

昨日岬についたんです…」


「そうか…会いたかったぞ…姫」


「はい!兄さん!」


そう言うと姫はスサノオに抱きつきながら泣き出した。


「怖かったよ〜!初めて外に出て蓮鬼様と会えなかったら今頃どうなっていたか…」


「そうか…よく頑張ったな…」


スサノオはその言葉を言うと蓮鬼の方を見ると


「本当にありがとう…蓮鬼」


「いやいや、当たり前の事をしただけさ」


「…蓮鬼らしいな…」


その一言を言うとスサノオは姫の両肩を持つと


「姫…今は再会を喜びたいが一旦後にしよう。今は蓮鬼に伝えないといけない事があるんだ」


「……分りました」


そう言って姫は笑顔を作るとスサノオから離れた。


「ありがとう…蓮鬼、この紙を読んでくれ。お前にも関係がある」


「俺にも?分かった」


そう言うとスサノオは再び席に戻り、深刻な顔をした。蓮鬼はその顔を見ると少しだけ気を引き締めた。



姫はスサノオから目を離すと部屋の全体を見た。


控え室かな?それにしても蓮鬼さんとも会えたし、兄さんとも会えて嬉しいな〜


そう思いながら視線を向けた先に和服姿の金髪の女性と目があった。


「え……ミランダ?」


「やっと気づいてくれた〜‼︎久しぶり‼︎姫ちゃん‼︎」


「ミランダ久しぶり‼︎無事だったのね!」


2人はお互いに近づくと手を合わせながら飛び跳ねた。


「船やみんな、ビクトリア船長は無事?」


「うん!みんな無事だよ!いやー嬉しいなー!ミランダと会えるなんて!その和服どうしたの?見違えるくらい似合ってるよ!」


「本当に?ありがとう!姫に言うわれたら何だか自信が出てきたかも?」


そんな感じでワイワイと盛り上がっていると机を叩く音が聞こえた。

2人はそっちを向くとちょうど立ち上がろうとする雨宮の姿があった。


「やはり許せん!国王は何をお考えなのだ!自身の一人息子を四皇と戦わせる?馬鹿馬鹿しい!修行の成果を見せてもらう?貴様の仲間もそれに参加しろ?ふざけんなよ‼︎何様のつもりだ!あいつは!」


「そう怒るな、雨宮…

父上はこの様な馬鹿げたことはしない。この手紙でやっとわかった気がするよ…」


「何がわかったんだ?スサノオ?」


「この手紙…そして3年前の父上は別物…つまり別人だと言う事だ」


「別人だと?何を言って…」


次の瞬間、電源が落ち、辺りは暗闇に飲まれた。



今回も読んで頂きありがとうございます!

次回は明日か明後日に出すのでよろしくお願いします!

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