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3人の男

「これは…どうゆう事?」

蓮鬼の目の前。そこには黒い服を着た男が3人いびきをかきながら寝ていた。鹿の骨と一緒に…


いやさ!別にいいよ?鹿食べた事は百歩譲っていいよ?でもさ!食べるなら声くらいかけるだろ!普通‼︎


蓮鬼はこの誰にも向ける事のできない怒りを心の中で何とか溜めながら寝ている男3人を睨んでいた。


蓮鬼様。何とか抑えて下さい!オーラオーラ‼︎オーラ漏れてます‼︎


蓮鬼の周りからは黒い禍々しい負のオーラが漂っていた。と同じに男達が目を覚まし凄まじい行きよいで立ち上がりながら蓮鬼から距離をとった。


? 何だ?


「なっ!何だこの禍々しい負のオーラは!」

左にいる男が叫んだ。

「しっ信じられん…こんな事が…‼︎」

右にいる男が声を漏らしながら言うった。

「大した事なくね?」

真ん中にいた男はマッタリとしたちょっと笑った顔をしながらそう言うった瞬間…


「「アホかーー‼︎‼︎」」


両側にいた男2人から頭を殴られた。

効果音つけるならズバリ!

ガン‼︎

的な鈍い音がなりそうな程の勢いで殴られていた。


え?コント⁇


最初蓮鬼はそう思った。


「アホか貴様‼︎この禍々しいオーラが見えんのか‼︎」

「そうだぞ!メラ!しかも、この方がいなかったら…今頃俺たちは森の中でのたれ死んでいたかもしれないんだぞ!」

「うっ…うっす。ごめん兄じゃ、キラ…」


うん。どうやら左と右のおふたがたはお兄さんかーてかその辺にしてあげて下さい。お兄さん。うん。なんか弟さん今にも泣きそうだから…いやもう泣いてる?あっ…また殴られた…ハァ…何か怒ってたのがバカバカしくなってきた。てか弟さんまじで可哀想なんですけど…助けてあげるか…


蓮鬼は2人から怒られる真ん中の1番若そうな男…いやちゃんと見たら男の子?を助けるために3人に声をかけた。


「あの〜ちょっといいですか?」

「「あぁ?」」


2人揃ってガン飛ばされた。こわっ!助けるのやめよーかなーあっ何か真ん中の子めっちゃ潤んだ目で見てくる。ハァ…助けてやるか…

蓮鬼は2人の男から威圧を受け、戸惑いながらも声を発した。

「そこまでにしてあげたらどうですか?」

2人の男は顔を見合わせ真横にいる1人の男の子をみる。そして、もう一度顔を見合わせると。いきなりちょっとだけ後ろに飛ぶと行きよいよく頭を下げ

「「この度は本当にありがとうございましたー‼︎」」

感謝された。


俺なんかしたっけ?


蓮鬼は心のそこからそう思った。

2人はそんな蓮鬼の気持ちを無視して話を続ける。「「あなた様がいなかったら今頃は死んでいました!」

「そうです!あの忌々しいとこから抜けだしやっと自由になれたと思えば!」

「食うものはなく…住むとこもなく…何日も飲まず食わずフラフラとさ迷い歩き…」

「何日も歩き続けた結果、この森に辿りつき森なら食べるものもあるだろうと」

「何とかなるだろうと思い…森に入って見たら…」

「魔物には追いかけられるわ…毒キノコ食べて死にかけるわ…もう散々で…」

「挙句の果てにはこいつが川見てはしゃぎながら走って行ったら…」

「石に躓いて…」

「「川に落ちて溺れだた!」」


だから殴るのダメ!やめてあげて〜‼︎


「何とかこいつを助けたところまでは良かったんですが…」

「もう全員力が入らなくって…」

「これでおしまいなんだたなって思ったのが昨日の夜で」

「いつの間にか寝てたみたいで目を覚ましたら…すこし先に火の光を見て全員を起こすと…」

「肉の焼ける匂いがしてきたので…」

「我を忘れて今出せる全力で走ると一気に全員で肉に飛び込みました。」

「そして今に至るわけです。」

「だから、あなた様は私達にとって命の恩人なのです‼︎」

「「「本当にありがとうございました‼︎‼︎」」」

さっきまで泣いていた真ん中の子までたって全員並んでお辞儀された。


うん…いろいろあったんだね笑


その後蓮鬼は1日中感謝感謝されたのだった。



今回もありがとうございました‼︎

これからも、よろしくお願いします‼︎



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