表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
59/71

国王

誤字があればお許し下さい!


大日本帝国軍本拠地、中央区最後の砦。

(城の事です。)

その廊下を1人の衛兵が走る。

息を乱しながら服装もグチャグチャだがそんな事より早く伝えなければいけない事をこの先にいるこの国の王に伝えるため彼は今西門からずっと走って来たのだった。


「後ちょっと…!」


男は崩れ落ちながら両開きの扉にのしかかると最後の力を振り絞って扉を開けた。


扉の先には巨大な円卓に10人の人が座っていた。その10人の内の1人が立ち上がった。


「防衛長!何があった!」


「ハァ…ハァ…スサノオが…仲間を連れて帰ってきた!」


それだけ言うと防衛長と呼ばれた男は倒れた。

すぐに扉の横に立っていた2人の衛兵が駆け寄る。


「防衛長は頑張った!衛兵よ!防衛長を医務室に連れて行ってくれ」


「「はっ‼︎」」


返事をした衛兵は互いの肩に防衛長の男の腕を回すと医務室に連れていった。


「我が息子が帰って来たみたいだ…お前達!後は任せたぞ?」


「ああ、任せてくれ」


王は席に着くとその席の横に立っていた軍服を着た男は転移魔法で何処かに消えた。


「本当によろしいのですか?殿下?」


「何がだ?戦隊長?」


「唯一の息子であり、しかも戦闘になれば右に出るものはいない…

そんな存在に3年間の修行をさせ、戻ってきたら、次は四皇しこうとの戦い…ちょっときつすぎやしませんか?」


「私の意見、理由が納得できぬのか?」


「いや、そう言うわけではないのですが…」


「なら口を挟むな…」


「分かりました」


「皆言うっておくぞ?もし私の意見についていきたくない者がいたら今名乗り出し、此処から出ていけ……

これから先は本当に帰れなくなる。

それを分かっていてついて来るならここに残るがいい」


王がそう言うと戦隊長は立ち上がり部屋から出ていった。


「他に出ていきたい者は?」


周りは目を合わせ合うと席を立つことはなかった。


「よろしい…ならば今出て行かなかった者達を私は信じるぞ?」


「「「「「「「「はっ‼︎」」」」」」」」


戦隊長以外の長達はザッ!と立ち上がると右手を胸に当て、敬礼のポーズをとる。


「素晴らしい……皆、持ち場に戻ってくれ」


「分かりました」


一番歳をとっている者が一礼をすると他の者達も一礼すると転移魔法で消えたのだった。


「ふふ……馬鹿な奴らだ…」


王はそう言うと席を立ち上がると自室に戻っていった。



それを廊下の壁にもたれながら聞いていた戦隊長は青ざめながらその場を動く事が出来なかった。


ーーー


一方その頃、蓮鬼達の方では…


民衆からの歓声を受けながら道の真ん中を通っていた。


「スサノオ様が帰って来たぞー!」


「第一近衛兵団の団長!雨宮隊長もいるぞ!」


「何だあの銀色の人狼は!まるで自然界の頂点のような雰囲気が出てるぞ!」


「その後ろを見てみろ!あれは人間か?見た事の無いほど美しい女だ!」


「とにかく今はスサノオ様が帰って来た事を祝うぞー!」


「「「「おー!」」」」


そんな感じで、普通なら

「人狼がいるぞ!逃げろー!」

みたいな反応が来ると思っていたがその逆。

スサノオの仲間だと思われているとは思いも知らなかった。

一様言うっておくが、この国の簡単な設計を説明しよう。


この国は全て含めて3つの強固な壁がある。

1つはこの国全てを囲っている一番硬く、一番大きな壁だ。

入り口は全てで4つ。各方角から1つずつついている。

そこを通ると周りは民が住む江戸時代風の家や二階建ての西洋風の建物が立ち並んでいる。この3番目と2番目の壁の間だけで東京と同じ広さがある。

今蓮鬼達はこの城下町と呼ばれる所の西門にいる。

2番目の壁を超えると先には現代の家がずっと並んでいる感じの風景が広がっている。

そして、3番目の壁の先にはテクノロジーの全てが集まったまさに神秘の場所と呼ばれるところがある。

ちなみにここに来れるのは関係者や科学者また学者や軍人と国王とその家族や国王に許された者だけが来ている。

(ちなみにちなみに蓮鬼はまだ行って無いので後で再び詳しく書かせて頂きます。)


とまあ話は戻って蓮鬼達は歓声の中をずっと進み続けていった。

が、トラブルは突然現れた。


「ちょっと待てー!」


「ん?」


スサノオは止まると右の屋根の上を見る。

するとそこには一本の刀を持っている袴姿の男が2人いた。


何者だ?


そう思っていると左の方から


「こっちにもいるぞー!」


と声が聞こえて来た。

左の方にも2人の男が刀を抜いて立っていた。


「スサノオー!覚悟〜!」


いきなり男がそう叫ぶと周りの3人も「覚悟〜!」と叫びながら屋根から飛んだ。

何処からか悲鳴が聞こえたが蓮鬼はそれを無視すると2人の男の方を向く。


相手は2人…上段からの一撃か…てか、俺の事を舐めすぎじゃー‼︎


そう言うと蓮鬼は2人まとめて回し蹴りを食らわせた。

男達はよく分からない声を上げると2軒程向うに消えていった。


蓮鬼はそれを見ると左側を見た。

すると雨宮がちょうど鞘に入った刀を腰に戻すところだった。


雨宮がやったのか?後2人?まぁいい…とにかく俺達はスサノオを守ればいいわけだしな


それ以来ハプニングは起きることなく、蓮鬼は2番目の壁があるところまで行ったのだった。


今回も読んで頂きありがとうございます‼︎

次回は3日後に出します。

少し開きますが投稿した時は是非読んでもらえれば嬉しいです!

ブックマーク登録の方……ガンガン待ってまーす!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ