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話し合い

誤字があればお許し下さい!


ズドーン!


半径10メートルに渡って凄まじい衝撃波が辺りに荒れ狂う。

その勢いは半径10メートル以内にある全ての物を瓦礫にしたり、吹き飛ばした。


「ここで良いだろう?何処まで行くつもりだ?」


蓮鬼は女の鬼に向かって言うった。


「そう焦るな…すぐに着いたのに…せっかちだね〜、あんた」


「待たせすぎだ」


「はいはい、じゃー話をしようか?」


「ああ」


「じゃーまずは自己紹介から、私の名前はオリガ、鬼王軍の将軍をしている身だよ」


「なるほど…だから鬼達が従ってたわけか…

じゃー、今度は俺か?俺の名前は蓮鬼。

人狼だ」


「へー、人狼かい!あんた‼︎人狼なんか久しぶりに見たねー」


「あんた、人狼を見た事あるのか?」


「あるよ…あの忌々しい赤髪の人狼…

弱いくせに人狼だからと良い武器と良い装備で体を守ってるんだ。

後、私の事はオリガで良いよ」


「分かった。それよりそんな馬鹿がいたのか…知らなかった」


「今もいるよ」


「何だと?何処にいる?」


「ここにいるよ」


そう言うと鬼は空間から黒く小さな円形型の物を取り出した。


空間系の魔法も使えるのか…


そして、中心を押した瞬間、その黒い円形型の物を中心に線だけだが、立体の映像が現れた。

蓮鬼は基本人間の姿をしているが能力自体は人狼の時と何ら変化はない。そのため、暗闇でもある程度は辺りを見る事が出来るがそれは能力を使っているからであり使わなかったら普通の人間とほとんど変わらない。

今はその能力を使わなくても辺りが分かるくらいこの立体映像は明るいのだ。


「何だ…コレは…」


あまりの未来感さに戸惑いを隠せない蓮鬼。


「コレは我らの王、鬼王様が作ったものだ。

名をリアクターと言う」


「リアクター…」


それにしても…何だこれは?とてもこの世界の物とは思えないな…

セラフィス、お前もそう思うだろ?


蓮鬼はセラフィスに問いかけるが

返事は返って来ない。


まただ…何でセラフィスから返事がないんだ?忙しいのか?

そうだな、あいつも一様は女神様だから俺には分からない仕事があるんだろうな…


少し寂しい気もするがまぁそんなものなんだろうと思い、今はオリガの話に集中しようと意識を切り替える蓮鬼だった。


「…とまあ鬼王様は素晴らしい方なのだ!」


「そうなのか…」


全然聞いてなかったー!

まっ、関係ないからいっか?


「そう!あ、話がそれたわね。

ここが奴らがいる城。そしてこの建物がその赤い人狼がいる場所。」


「なるほど…待てよ?この建物自体も凄すぎるが何でそんな事を知っているんだ?」


「簡単な話だよ?元々あそこは私達が住んでいたんだよ?でも、ある理由があってこの島を離れてたんだよ…

まぁ帰ってきたらこの有様だけどね…」


そう言うとオリガは笑った。


「なんか…大変だな、お前らも」


「ありがたいよ…あんたみたいに同情してくれる人はあまりいないからね…」


「そうか?誰でも聞いたら同情してくれると思うぞ?」


「そうかい?まぁ、礼を言うよ」


「ああ、それで俺を呼んだのはそんな事を言うためか?」


「いいや、あんたを連れてきたのはそんな事じゃない。

あんたの強さを見るためだよ」


「俺の強さ?何故だ」


「最初に聞くけどあんた…私達側につくつもりはないかい?」


「ああ、それはないな一様俺は人狼だけど英雄を目指しているからな」


「英雄か…大きく出たね…まぁそれはさておいて私達側につかない事は何となく分かっていたんだ。

最後にあんたの強さを見せてくれないか?」


「別にいいが今は人狼にはなれないぞ?」


「どうしてだい?」


「ちょっと狼さんとはぐれてな…」


「逃げられたのかい?まぁいいよ、今のあんたの実力を私に見せてくれ」


「分かった。じゃー今から俺が全力のスピードであんたの視界から逃げる。それでいいか?」


「ああ、いいよ」


「なら瞬きをしてくれ」


「分かった。こうかい?」


そう言うってオリガが瞬きをしたら蓮鬼の姿はなかった。


「なるほどね〜…確かに早いね…でも!」


そう言うって後ろを全力で振り返るが蓮鬼の姿はなかった。


(何処にいった?)


そう思った瞬間、


「こっちだよ」


「‼︎」


オリガの目の前に蓮鬼が立っていた。

オリガはすぐに地を蹴り後ろに下がる。


「流石、武将…動きにキレがあるし早いな」


「……ふっはっはっ!あんた程じゃないよ!分かった!あんたの強さはよくわかったよ!

そろそろだね……最後の質問だ。

何故、人間側につく」


「……わからない…次会った時に言うよ」


「次会った時は戦いだね…楽しみにしておくよ。私は強いやつが好きなんだ。それじゃーね!人狼くん!あんたとの戦い!楽しみにしとくよ!」


そう言うとオリガは転移魔法を使い何処かに行ってしまった。

それと同時に蓮鬼の後ろからスサノオが走りながら近づいてきた。


「すまない!蓮鬼!あの実には欠点があったみたいで今はもう使われてないらしい!

それより鬼は何処にいった?怪我はしてないか?」


「そんなに慌てるなスサノオ…俺は大丈夫だ。話をするだけだと言うっただろ?

それより、お前の方はどうなんだ?話は済んだか?」


「えっ?あ、ああ、こっちの話は済んだぞ?」


「ならちょうどよかった。こっちも今終わった所だ。スサノオが来てくれて助かった。帰り道が分からなかったんだ。さあ今、帰るぞ」


「…わかった。ちゃんと後で話せよ?」


「ああ、分かってるよ」


そう言うと蓮鬼はスサノオの後についていった。スサノオからは出てくる前にミランダから色々と泣きつかれたりされた話などを聞かされたが、蓮鬼の意識はさっきのオリガとの話に夢中だった。


何故人間側につくか…か、確かに何でだろうな……

どうしてオリガはあんな事を聞いてきたんだ?後、私は強い人が好き…何か引っかかるな…何でわざわざ俺にあんな事を…助けを求めたのか?いや、それはないな…何故だ?


時計塔に帰るまでずっとその事を考える蓮鬼だった。



ちなみに時計塔に帰って1時間後にフェンリルが時計塔に現れ、結果みんな集まりました。


今回もありがとうございます。

次回は明日か明後日に出すので是非読んで頂ければ幸いです!

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