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東の国

今回は短いです


「フェ!フェンリル‼︎速すぎ!速すぎて今どこら辺か分からなあいぞ!」


《何だって?》


あまりの風に蓮鬼の声は一気に後ろに残されていく。

一様言うっておくが今フェンリルが飛んでいるのは上空約1000メートル。時速700キロくらいで下から見たら銀色の光が線を引いている様に見える。


「だから!後どれくらいで着く‼︎」


《ああ、そろそろ着くぞ!準備しろ!》


次の瞬間、フェンリルは急停止をした。


「「「なっ!何だと〜!」」」


《着いたぞー!どうだ!我のスピードを肌で感じた感想は!》


「……」


《ん?どうした…何だと!皆どこに行ったのだ!蓮鬼ー‼︎どこに行ったー‼︎》


ーーー


「「「うわ〜〜‼︎」」」


「私まだ死にたくないよ〜‼︎」


「俺も死にたくないよ〜‼︎」


蓮鬼達は一気に1000メートル上空から真っ逆さまに落ちていく。

地上まで後100メートル。

その時、スサノオはある事を思いついた。


「天之‼︎水だ!水を張れ!」


残り50メートル。

スサノオの鞘から天野は出るとスサノオ達より早く下に行き正方形の水を作る。


残り20メートル。


「着水するぞ!気を保てよ‼︎」


「なるほど‼︎そう言う…」


ドボン‼︎


3人はほぼ同時に天野が作った水の中に着水した。




「ああ、クソ!フェンリルの奴…いきなり止まりやがって……本当に死ぬかと思った…」


「確かにな…まさかあそこで止まるとは考えてなかった…」


「フェンリルさん…どこか抜けてるよね…」


「「確かに」」


「「「ハァー」」」


3人は一斉に肩を落とす。


それにしてもここが日本か…何だかやけに建物が古いし、壊れてないか?


蓮鬼の目の前には江戸時代頃の昔の木を使った建物が見渡す限りずっと続いていた。

だが、何故かそのほとんどが崩れていたり、燃えた後があったりと損傷が激しいものばかりだった。


「なあ、スサノオ…何でこんなに建物とか家が壊れてるんだ?」


「ん?そうか…蓮鬼はここに来るのは初めてだったな…

昔はここも沢山の人々がいて賑やかだったんだがな…ある時、もう300年くらい前になるか…この国に鬼が攻めて来たんだ」


「鬼?」


「ああ、昔の人々は鬼と戦う術が無くてな。

あっても、数少ない魔術師くらいだった…

だが、そこに現れたのが、俺の爺ちゃん率いる神技武器を操る、9人の武人だった。

爺ちゃん達は一気に鬼達を倒し、ついに鬼の王、鬼王きおうと戦ったんだけど力尽きて死んだんだ。

何とか生き残った9人の内の1人が神技武器だけは回収したんだけどこっちに戻ってから死んだんだ。

それ以来、神技武器は厳重に保管され、厳しい試験を耐え、神技武器に認められた者だけが代々扱って来たんだ」


「長い歴史があるんだな…」


「そう言う事だ。今外に出ている神技武器は3本。一本はこの天之水分神あまのみくまりのかみ。もう2本の名前は…」


その時、近くで爆発音があたりに響いた。


「何だ?」


「分からない…ここは既に放棄された場所…

取り戻すメリットが少ないからな…だが…」


「一様行ってみるか?どっちにしろ、鬼同士の喧嘩ならバレないようにスルーして、もし人間がいるならたすける方向で」


「そうだな…なら俺についてきてくれ、ここからは俺の方が詳しいからな…」


そう言うとスサノオを中心に2人はついて行った。


爆発音がした場所にはすぐに着いた。

そこには、武蔵が着ていたあの黒いぴっちりとした軍服を着た若者が1人、2匹の鬼と戦っていた。

今回も読んで頂きありがとうございます!

次回は明日の夜に出しますので是非読んで頂けたら幸いです。

ブックマーク登録をしてくれた3人の方!

誠にありがとうございます!

これからも、続々と登録を待ってます‼︎

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