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今後の予定もかねて。

「なぁ。この刀…ヤバくないか?セラフィス?」

蓮鬼は今もう1つの刀を左手に持っていた。その刀の名前は三日月宗近。(みかづきむねちか)前世では、天下五剣の1つとして知られていたこの刀。刀長80センチ。刃の部分には三日月型の刃文が多数あり、見事なまでのそりがその刀をより芸術作品かと思わせるほど美しいこの刀は見ためだけではなく、性能でも頭1つぬけていた。

ーそうですか?多数斬撃に空間操作。ある時は一振りで多数の斬撃を生み出し目の前の敵を倒す、またある時は一振りしただけでいきなり、目の前に斬撃が生まれる…蓮鬼様の性格からしてこの刀はまさに、ロマンがつまりまくった完璧な刀だと私は思うのですが…どこか不満でも?

その時の蓮鬼の顔は引きつった顔を浮かべていた。

セラフィスは蓮鬼の声が聞こえて来ないのでもう一度

尋ねる事にした。

ーあのー蓮鬼様?何か質問か不満でも?

「えっ⁉︎あっいや!不満とかそう言うんじゃなくてそのさ、初めてだしさ、一様空手、柔道は黒帯。剣道は八段までいったけどそれも中学、高校の時だし、もう数十年は立ってるからさ、そのー久しぶりだから能力は感覚が戻ってきて慣れるまでは、カットしてもらってもいいかな?」

ーはい。わかりました。では鬼丸の方は何もせずに、三日月の方は多数斬撃をカット。蓮鬼様が刀の扱いに慣れた時にまた戻すと言う事でよろしいでしょうか?

「ああ、出来るならそれが一番いいな。あと、訓練用の簡単なはかまを出来れば作って欲しいかな?今は一様茶色のハーフパンツに白のタンクトップだけど、衛生的にもこれからは何種類か服が必要だと思っているからなー俺は。そうだ!セラフィス。今日からやらないといけない事を紙に書きたいから紙と鉛筆を作れるなら作ってくれないか?

ー分かりました蓮鬼様。では、紙と鉛筆を思い描いてください。

「ん?こんな感じか?」

ーはい。ありがとうございます。では…

そう言う残してセラフィスは黙った。数秒後蓮鬼のハーフパンツのポケットの中に鉛筆が2本入っており目の前には宙に浮く3枚の紙があった。

「ありがとう。セラフィス。助かる。」

そう言うと蓮鬼は3枚の紙を手に取るとすぐそこにあった縦横3メートル程ある岩を刀で綺麗な長方形に斬りとばすとその上に紙を置いて書き出した。


1.食料の調達また保存をする事。


2.拠点作り。


3.生命体との遭遇、またその存在との意思共有。


4.竜王ジーク・フリートとの闘い。


5.同じ種族との共有。


6.人間世界との共有。


「これくらいかな?」

蓮鬼は今書いた紙を折りたたむと胸ポケットにしまった。もう2枚の紙は丸めると、近くに落ちていたつたを使って結び、事前にセラフィスに作ってもらったバックに入れた。

「よし。これでいい。」

蓮鬼は太陽の位置を確認するとセラフィスに弓矢を作ってもらった。当然セラフィスは蓮鬼に理由を聞いた。

ー蓮鬼様なぜ弓矢を作ったのでしょうか?理由を聞いても?

「ん?ああ、いや〜まだ昼過ぎだろ?だから、今日はこっちの世界に来て初めての夜ご飯でも作ってみようと思ってな!」

そう言うと蓮鬼は弓を構えると気に向かって練習を始めた。

「こんな感じか?」

そう言うと蓮鬼は矢を放った。矢は吸い込まれるように木に刺さった。ように見えた。矢は放つ時までは良かった、が矢はまるで空に吸い込まれるかのように空高く上がっていき、どこかに行ってしまった。これには、流石の蓮鬼とセラフィスもこれを見た時は何も言うわずにただただ、矢が飛んでいった方向を苦笑いしながら眺めていた。

「いっ今のはたまたまだ!たまたま!次は本番だ‼︎」

結果今日は夜ご飯を食べる事は出来なかった。





最後は察してください^o^

そして、今回も読んでくれた方々本当にありがとうございます。次もよろしくお願いします!


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