ついに、武器を手に入れた。
ふぁーあ…よく寝た…
蓮鬼はボリボリと頭を掻きながらその場に立ち上がった。
セラフィス。起きてるか?
ーふぁーあ…はい。今起きました蓮鬼様。
あのセラフィスの話の後二人は夜遅くまで話していたため、互いに緊張感が無くなり今では相手の名前を呼び捨てでも言うえる程仲良くなったのだった。
「昨日考えたんだけどさ、今日は絶対でも2つやりたい事があるんだけどそれには、セラフィスの力が必要何だ。手伝ってくれるか?」
ーはい!蓮鬼様の手伝いなら何でもします。
「いやっそこまでの事じゃないんだけど…まっいっか。じゃあ1つ目。もし俺の周りに魔物なんかの生命体が近づいて来たら知らせてくれないか?」
ーはい!分かりました。では復唱します。蓮鬼様の周りに魔物または、その他の生命体が近づいた場合はすぐさま知らせる。これでよろしいでしょうか?
「ああ、ありがとうセラフィス。そうだ…セラフィス俺まだお前の能力聞いてなかったな。一様これから何回か戦ったりするだろうか教えてくれないか?」
ーはい。私は複数の能力を所持しているのですが、全て伝えた方が?
「ああ、出来れば全部教えてくれ。」
ー分かりました。私が持っている能力は…
天地万物・・・この天と地全ての形あるものを作る事ができる。
精神力・・・神の力を具体化し、それを纏ったり放ったり、する事ができる。
鉱物作成・・・あらゆる鉱物を作る事ができる。
魔聖反転・・・魔のエネルギーと聖のエネルギーを反転させかえる事ができる。
威風堂々・・・態度や雰囲気また威厳に満ちた空間を作る事ができる。
知略縦横・・・才知を働かせた計略を思うままに操ること。
以上が私の全能力です。ちなみに、能力とは進化させる事ができます。個人のレベルが上がるにつれて能力も上がっていきます。それこそ、魔王級または、勇者級のレベルまで行けば生命体としてほぼ同類以下の存在に負ける事はありません。何か質問はありますか?
「…」
蓮鬼は絶妙な少し引きつった顔をしながらセラフィスの話しを聞いていた。
ーあのー蓮鬼様?何か質問でもありますか?
セラフィスはもう一度蓮鬼に尋ねる。その声にやっと気づいたのか蓮鬼は声を発した。
「えっ!あっいやセラフィスの能力がなんかすごすぎてちょっと混乱していた。ごめん…あーじゃーセラフィスの能力を少し使わせてもらってもいいかな?」
ーはい。どれを使いますか?
「ああ、ちょっと天地万物で俺の武器なんか作れないかなーって思ったんだけどそれは可能か?」
ーはい。可能です。そもそも、天地万物はそのような武器や防具を作るためにあるような物なので全然オッケーです。
「オッケー。それじゃーどんな武器を作ろっかなー。」
まっほとんど決まってるんだけどねー
そう心で思った瞬間蓮鬼の目の前に長さ1メートル20センチの日本刀に非常に告知した刀が二本、宙を浮いていた。
「セラフィス…これは…」
ーはい。先ほど蓮鬼様の言葉を聞いている間に蓮鬼様の過去と先祖様を調べた結果一番蓮鬼様にあう種武器はやはり日本刀かと。
「流石セラフィス!俺が思っていた事を先に読んで行動に移すとは…てか過去まで調べる必要あったのか?まぁいいけど…」
そう言うと蓮鬼は宙に浮いている右側にある日本刀を握り、はを上に向ける。
ー今蓮鬼様側が握っているのは鬼丸国綱と言う刀です。とにかく鋭さ、切れ味だけを極めた一品です。当然神の力も宿っているので刃こぼれはまずありません。また、錆びる事も絶対にありません。ぜひ、ここは試しに一振りしてみては?
「そうだな…」
そう言うと蓮鬼は静かに刀を上に向け構える。そして、右斜め上から左斜め下に刀を振りをろす。空気すらも切り裂くその刀からは耳当たりの良い音色が聞こえてきた。蓮鬼は刀の刃をもう一度上に向けると
「セラフィス…ありがとな。この刀大切に使うよ!」
そう言うと蓮鬼は刀と同じように浮いていた鞘を掴むと刀を鞘に収めた。そしてもう1本の刀に手を出すのだった。
刀っていいですよね〜!刀にはロマンがある。そう思います。僕は、
そして、読んで頂いた方今回もありがとうございました。これからも、よろしくお願いします‼︎