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第3話「ツインバレット」

いよいよ戦闘開始です。なんとなく書いていた小説に肉付けしただけの小説ゆえバトルシーンはもしかしたら内容薄いかも・・・

「銃か!?」


 そうは言うものもこれは俺が知っている銃と明らかに違うものがあった。


「銃口は・・・ それに形もなんか変だ」


 銃は通常のハンドガンモデルの一回りほど大きく、本来なら銃口がある所には4方に分かれた4本の支柱の先端に黒いセンサーみたいな物が付いている。


「なんだろうこれ銃みたいな形してるけど・・・」


 栞さんが聞いてくる。


「多分、かなり高度なレベルのモデルガンじゃないかな? 弾は出ないし、2つとも同じくらいの重さで、本物と同じくらいの重さがある」


 俺が狙・射撃の訓練をしているのは皆が知っている。


「・・・さすが 本物・・・」


「いやー そんなことは、」


 そんな会話をしている時だった。


 ズシャッ


 何かが貫かれたような音がする。それと時間差で腕に激痛が走る。腕を見てみると銃のハンマーらしき所から何か線のような手に伸びて刺さっている。


「なんだこれは!?腕が!」



 巫女さんが俺の手首を握りながらそういった。その時だった。 今まで空銃と思っていた銃から何か重さが追加されたような気がした。引き金は重くなり、そしてよく見ると分かるモニターに『5』と言う数字が表示された。


「なんだこれ・・・ うっ!」


 ズルッっと言う鈍い音と共に腕に刺さっていた。栓が抜けハンマーの部分の中に入っていった。


『ニンショウカンリョウ シャゲキジュンビ・・・ カンリョウ』


「えっ!」


「射撃準備完了って聞こえたけど」


「俺もそう聞こえたもしかして・・・」


 そういって誰も居ない適当な方向に銃口を向け引き金を引く。


 ビュンッ ズガンッ!


「なんだ これは!」


 飛び出したのは弾丸でもなく、爆弾でもなく、青い光をまとった球体が飛んでいった。速度はギリギリ眼で捉えられるレベルの高速で弾の大きさは卓球ボールほどあったかもしれない。何より等速直線運動を表したかのようにブレず、減速もしない。更に、着弾地点には青い光の爆発を起こしていた。


「・・・怖い、」


「でも、これがあれば外の熊どもも平気だ ウチが殺ってきたる」


 巫女さんが俺から銃を取ろうとすると、銃から音がなりモニターが光った。


『ニンショウシャ イガイハ、シヨウデキマセン』


「なんだと!」


 巫女さんが驚愕な顔をする。そんなにショック?そもそも、銃なんて使い捨てなんだから・・・


「待てよ・・・」


 この時、あることに気付いた。


「さっき俺が持った時、銃のモニターに「5」って書かれていた。今は・・・」


「えっ それなら5じゃないのか? う~んこっちは5だな。こっちは・・・4だな」


 4という数字で確証した。モニターの意味もな これは・・・


「恐らく残りの弾数だよ。そして、」


 ギシンッ ガッ


 いきなりの轟音 振り返ると、そこには屈強そうな太い腕とその先から生えている鋭い爪だった。さっきの熊の物だ。


「どうやって来たんだ」


「・・・恐らく仲間の上に乗って高さを稼いだんじゃ・・・」


「そうかなのか だが、」


 思わず笑ってしまう。周りの女の子が不思議そうな目で俺を見る。


「今の俺は・・・」


 あぁ きっと俺は・・・


「負けない!」


 この世界を求めていたのかもしれない。

やっと3話

間が開きましたすみません

なんせ掛け持ちしてますから ドヤァ


次回もお楽しみに

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