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その後、先生からしばらく入院することを伝えられた僕は、今病室にいる。
そろそろ夕食の時間なので、三輪さんが来るはずだ。
三輪さんは僕の担当の看護婦さんだ。
「結城くん?起きてる?ご飯の時間よ」
「はい、起きてます。」
「それじゃあ、食べさせてあげるね。あ~ん♡」
「あーん」
うん。みんなの言いたいことはわかる。
僕も初めは恥ずかしいし、自分で食べられると断ったのだが、その時の三輪さんの表情と言ったら。
そんなこんなで、食べさせてもらうことになったのだ。
「つぎはお米ね。はい、あ~ん」
「あーん(モグモグ」
まあ、僕も美人なお姉さんにご飯食べさてもらってうれしくないわけではないけどさ。
「ところで、僕の退院っていつでしたっけ?」
「え、結城くんもしかして私が担当で嫌気がさした?」
「いやいや、そんなことないですよ。でも、いつまでもここでお世話になるわけにもいかないじゃないですか。」
「そう、私は別にずっといてくれてもいいと思ってるけど(ボソッ」
「え?」
「いや、何でもないわ。それと先生はあと3日で退院できるって言ってたよ。」
「そうなんですね!わかりました。」
「でも、それをすぎてもここにいてくれて構わないわ。結城くんの為なら病院側も全面協力よ。」
「い、いや、それは、え~と、、」
やばいやばいやばい、三輪さんの愛が重くてヤバイ。
これは早く退院せねば。
病院関係でおかしなところがあれば言ってください。
今回もすごく短くなってしまいすみません( ;∀;)
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