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なんだ、ただの女神様か

次回は早い内に続きを上げたいと思います。


涙、涙の結婚式編(主に王様が)

 いや〜しかし王様は未だに埴輪みたいな顔したまんまなんだけど、この国大丈夫?


 だから僕は念押しで王様に


 『何でもいいんですよね?』


 って聞いたんだけどね。


 まぁ、放っておこう。

 

 約束は守らないといけないからね。


 後はマリーさん、マリーさんは元王妃様ね。と結婚式の段取りと新居について決めないと。


 勿論はに......じゃ無かった王様にも招待状は出すつもりだ。勇者の門出を祝うのは王様の義務だと思うからね。


 先ずはマリーさんに会いに行こう。


 僕は宿を出て花屋により綺麗な花を選び束にしてもらった。勿論ラッピングはマシマシで。


 流石に手ぶらで行くのは紳士としてどうかと思うからね。


 僕は歩いて王城へ向かいマリーさんに会いに行った。


 「マリーさん、失礼します。勇者ヒロユキです。」


 「ヒロユキ様、お待ちしておりました。」


 マリーさんは立って出迎えてくれた。

 

 僕はすかさず花束をマリーさんに渡す。


 「マリーさん、こちらをお持ちしました。」


 「勇者ヒロユキ様、ありがとうございます。とても綺麗なお花ですね。」


 マリーさんは微笑みを浮かべている。


 『なんだ、ただの女神様か』


 「いえ、マリーさんのほうが綺麗ですよ。」


 「うふふ、そうでしょうか?」


 今の僕なら素手でも魔王を倒せそうです。


 「マリーさんに会いに来ましたのは新居についてご相談させていただきたいと思いまして。マリーさんの希望する場所にマリーさんの好みの家を立てたいと思っております。」


 「場所については王都郊外の自然豊かな場所が良いですね。家の大きさは私は拘りはありませんよ。」


 「分かりました。では早速、商会の者に希望を伝えておきます。」


「結婚式についてですが、王都にあります大聖堂は如何でしょうか?衣装につきましても最高の物を用意致します。」


 「結婚式は私と致しましては、静かに行いたいのですが、勇者ヒロユキ様の結婚式となりますとそういうわけにはいかないでしょうね。」


 「マリーさんが主役ですので僕の為にという事は考えておりません。」


 「この世界をお救いになった勇者様の結婚式ですので、そういうわけには......」


 「僕はマリーさんの望む様にしたいのです。」


 「分かりました。では少し考えるお時間をいただけるでしょうか?」


「はい、勿論です。」


 こうして大体の段取りは決まり後は当日を迎えるだけである。


 僕はマリーさんに送る指輪に使う石を取りに精霊の森に出掛けたりもしたが、結婚式の準備は順調に進み後は当日を迎えるのみとなったのだった。


 


 

 


 

 


 

 

このお話はほのぼの成分110%でお送りいたします。

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