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サブジョブ選択

一度書いたものが消えました。。。予約投稿はしっかり確認しないとダメですね。。

スキル選択も入れようとしましたが、一度消えたショックでジョブ選択のところのみ、先行して投稿します。

悲しみが深すぎる。。。

 ようやくアバターを決め終わり、次の設定に移ることになったが、ジョブ選択とは?先ほど自動でジョブが決定されると言われていたような気がする。スキルというのもよく分からない。許してくれアメトリン、最近のゲームはよく分からないんだ。


「さっきジョブは吟遊詩人に固定されるって言っていなかったかしら?」

「このゲームではダブルジョブシステムを採用しています!お客様の場合はメインジョブが吟遊詩人に固定されていますので、サブジョブを決めていただきたいのです!」

「ジョブっていうのはどんなもの?ゲームはほとんどしないからよく分からないの。」

「では説明するです!ジョブとはその名の通り職業なのです。あちらの世界ではメインジョブがその世界の職業ですので、職業に応じた頼まれごともされます。また、ゲーム内でのプレイスタイルもジョブによって決まっていくです!ジョブとの親和性が離れれば離れるほど、技の精度は落ちていくし、レベルも上がりづらいです。例としては吟遊詩人が盾を持っても戦えない感じです!楽器持てなくなっちゃいますからね。そしてサブジョブですが、こちらはメインジョブの次に親和性の高い職業となります。イメージ的にはメインジョブが特技なら、サブジョブは趣味っていうところでしょうか。親和性というのは副業として両立できる範囲内かが重要になってきますです。例えば木工職人をサブジョブに設定すれば自作の楽器が作れますし、テイマーなら従魔とのコミュニケーションや戦闘で、吟遊詩人が役立つ感じです!」

「なるほど。スキルっていうのは?」

「スキルはその名の通りなのです!例えば料理をゲームの中でしたければ料理のスキルがないと、美味しいものはできません!元々お料理ができる人でもスキルを持ってる人が作った料理と比べると味が落ちてしまいます。いわば約束された才能なのです!これらはスキルポイントというのを消費して獲得していくです!」

「そういうことね。」

「ちなみにスキルはメインジョブスキル、サブジョブスキル、種族スキル、ギフトスキル、通常スキルというのがありまして、メインジョブスキルはメインジョブに関するスキルを6個、サブジョブスキルはサブジョブに関するスキルを4個、種族スキルはお客様のオオルリにあった《癒しの声》のように、種族によって有無が分かれます。ゲーム内の行動によって開花する種族スキルもありますので、乞うご期待なのです!ギフトスキルはイベントや称号など、ゲーム内での行動により一定の評価を得たときにもらえる、オンリーワンスキルのことを言いますです!ぜひぜひ、もらえるように頑張ってください!通常スキルはジョブスキルを補助するようなスキルや、自分が取りたいって思うスキルを取っていただけます!けれど種族的に取れないものもありますので、そこはご了承くださいなのです。取れる数は10個です!また、スタート時に設定するジョブ系スキルはスキルポイントの消費がありませんが、今後のゲーム内ではスキルポイントが必要になりますのでご注意くださいです!」


 あらかたの説明を受けて、目の前に出てきたサブジョブ選択画面を見る。正直たくさんありすぎて、自分では決められそうにない気がする。しかも、親和性がどうとかいろいろ考えることが多そうだった。…世のゲーマーっていろいろ考えてて凄いんだなぁ。これ全部理解してるんでしょ?おばちゃんには無理だよ……自分で言っていて悲しくなるからおばちゃんていうの辞めよう。諦めてアメトリンにお勧めを聞くことにした。


「アメトリン、お勧めとかってある?」

「お勧めですね?お客様はこのゲームでどんなことをされたいですか?」

「もちろん旅行よ!ゲーム的には冒険者なのかしら?アウトドアと言う名のサバイバルをしたり、素敵な景色を自然、人工物問わず見に行きたいのよね!あとは美味しいものを食べるのも旅行の醍醐味よね!現地の人との触れ合いも大事だわ!」

「なるほど〜、あまり戦闘面には力を入れない感じですね?」

「そもそもゲーム初心者だし、戦闘とかリアルでもしたことないしね。できないと思うわ。」

「わっかりました〜!ではではオススメを表示しますです!はい、どん!」


アメトリンのどんという声とともに、おとぎ話にでも出そうな羊皮紙の巻き紙が出てきた。そこには大きくアメトリンのオススメサブジョブと書かれていた。


【アメトリンのオススメサブジョブ】

1. 木工師…木工細工を作ることができるジョブ。レベルによってはスキルが使えるようになるものも作れる。斧を使うことで戦うこともできるが、戦闘職ではないので威力は落ちる

2. 料理人…バフ付きの料理を作れるジョブ。場合によっては魔物を懐柔することもできる。調理器具を武器として扱うことができるが、戦闘職ではないため威力は落ちる

3. 生産者…満遍なく生産行為を行いたい人向け。その道一本でやっている人には及ばないが、様々なものを作れるため、自給自足するには困らない。

4. テイマー…魔物を従魔として従え戦う戦闘職。従魔は戦闘、餌付け、音楽などで心を通わせてテイムすることで得られる。戦闘を従魔に頼るため、本人は紙装甲である。

5. 魔術師…魔法を使いたいものが最初に就く職業。覚えた魔法や、強化した魔法によって専門分野が決まっていく。


この中で心惹かれるのは、3番の生産者だった。程々で遊ぶ予定なので、ゲーマーのようにどんどん強くなる必要性もないし、自分で作った楽器で渡り歩くっていうのも乙なものだろう。ただし最終決定する前に、いろいろ聞いておいたほうが良いだろう。


「アメトリン、選ばなかったジョブで覚えられるスキルって、もうずっと覚えられないものなの?」

「そんなことはないです!威力はぐっと落ちてしまいますが、使うことはできますです!」

「威力がおちるの?」

「はいです。例えばテイマーで覚えられる従魔術がないと、魔物をテイムすることはできませんが、通常スキルの扱いで取れば、従魔を得ることができますです!でも、専門の職にしているわけではないので、3匹しか従えられません。魔法の場合も魔法使い系の職業についていなければ、補正がないので威力が落ちますです。」

「なるほどそういうことね。でも覚えられるなら問題はないわ、生産者を選択するわ!」

「一度決めたサブジョブは、以降変更できなくなりますが大丈夫ですか?」

「問題ないわ。」

「わかりましたです!では、サブジョブを設定しますです!」


---システムコネクト

----サブジョブ選択完了

-----適応します。3、2、1、

------完了しました。


「設定が完了しました!次はみなさまお待ちかねのスキルを選択して頂きます!」

「お待ちかねなんだ?」

「お待ちかねです!キャラ設定の一番楽しいところです!」

「わかった。よろしくね。」

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