指導看護師としての悩み
再開させて頂きました。少しずつですが足跡として残していけたら良いなぁと思います。
看護師になり指導看護師を任せてもらえる様になり男性看護師をひとり付け、独り立ちさせることができ、少しずつ中堅と呼ばれる様になりました。今では主任看護師に成長しました。
私は特別病棟なので、一般病棟の同期の子の話は共感できるとまでは言えないのですが、苦労は理解できます。同期の子の指導看護師としての苦労の模様をお伝えしたいと思います。
新人なのに仕事の呑み込みが早くて要領のいい子なんだけどこの子が担当した患者を見に行くと体位変換したのはわかるけど、枕の位置が首に合っていない。そして着衣ははだけてて掛け布団をめくると床ずれ予防のクッションが全く意味なさない位置に置いてある。清拭の後の着替えが床に丸めて放って置いてあったんだよ。どう思う?
って、言われました。私が教えた子は、男性看護師ですが、すべき事は女性も男性も変わりません。
検温や採血の処置やバイタルチェックに向かうと、行ったっきり戻って来ない。ひとつ、ひとつの業務に時間がやたらとかかるのです。でも、患者に話しかけながら検温したり採血したりオムツを替えたりしているのです。仕事が遅いのではなくひとつひとつの仕事が丁寧なのです。
同期の子の教え子は業務を回すだけで、看護をしていないように思います。
新人に仕事の早さなど期待してないので丁寧な看護をして欲しいと思い指導してきました。注意や叱るのではなく一緒について処置などを見せるそしてやらせる。身をもって指導するのが良いのかなと同期の子の話を聞いて思いました。
新人だった私達もお互いに試行錯誤しながら後輩を育てる立場になっていました。




