よつ葉看護の道を歩み始める

看護師１年目

新人看護師が小さな自信を無くすとき

　急変した患者様を見つけたとき、指導看護師の的確な指示と医師が来るまでに必要であろう物の準備や処置を目の当たりにしたとき、新人看護師は、呆然となる。

　そして未熟な自分に気がつく。これが今の私の力なのだと気づかされる。もっと、できるはずと思っていた小さな小さな自信がもろく崩れ去る。

　でも、泣いている暇はない。

　医師と先輩看護師の流れるような処置を指導看護師に解説してもらいながら見て勉強をする。いつか先輩看護師のようになれる日を夢見てしっかり研修ノートに要点を記し臨床現場でしかできない勉強をさせてもらっている。一歩でも前に進めるように新人看護師は今日も頑張る。