第1話:すまんが殺してしもたわ」
「すまんが殺してしもたわ」
「........へ?」
俺はこの日海外へ旅行しに行こうと飛行機に乗っていた。俺の趣味が海外旅行だから何らいつもと変わらない日常を過ごしていたわけだが、どうやらその飛行機は墜落してしまったらしい。多分神様の手違いとかではないだろう...きっと
「記憶が曖昧か、ゆっくりと説明した方が良いか?」
「いや、いいです。というか、あなた誰ですか。」
「神じゃよ、みんなも良く知る神様じゃな、まぁわしのことはどうでもいい、単刀直入に聞こう異世界転「します!」...そ、そうかいもっとこう...なんかあるじゃろ元の世界に戻せだのなんだの」
「いえ、ないですね。自分の趣味は海外旅行だったので、異世界旅行とかいいですよね。俺独身ですし、父と母とは連絡はとってなかったですし、思い残すことは特にないですしね。」
「ま、まあ話が早くて助かる。それで異世界に転移するに当たって、というかわしからのお詫びなんじゃが察しのいいお主ならわかるじゃろう?言うだけ言うてみい」
「そうですね...取り敢えず読み書きをできるようにして欲しいのと、そうですねステータスを偽装できるようにしてください。」
「そうじゃな、それは大事じゃ、まだまだ良いぞ?」
「え、そうですね...自分で言うのも恥ずかしいですが、魔眼よりも強いのをください。」
「ほっほっほ、そうじゃ自重なんぞしなくても良いぞ?真眼じゃな、あとふたつみっつ言うてみい」
「自重なしですか、ならステータスチートと強力な仲間そして空間魔法をください。」
「ほっほっほ!そうじゃそうじゃ異世界転移といえば俺TUEEEEじゃの!わしも若い頃ひと暴れして怒られたわい。」
「お若い時期もあったんですね...」
「ワシにもはっちゃけたい時期もあるわい。まぁよいそれとお主そんなにかしこまらなくてもよい。いつも通りでよいぞ。」
「お、そうか?ならこれでいくよ。」
「うむ。それとさっき言ったことに追加じゃかお主が今から行く場所の知識がないからのあっちの知識をお主を転移すると同時に流し込む、まぁ多少目覚めたら頭痛がするかもしれんが我慢じゃな。」
「おう、ありがとう。あっちの世界では上手くやるよ。もうそろそろ行く頃だろうしな。ありがとう神様。感謝するよ。」
「うむ。良い旅を、お主の行く道に幸多からんことを。」
――――目が覚めた。一体ここは...ああそうか異世界転移したんだっけ。えっとここは辺境にあるとこの森だな。死の森って俺抜け出せんのかよ。まぁ俺の心を読んできた神様だ。俺が考えてる力もわかってくれてるだろう。取り敢えず俺を理解しねえとな。
「ステータス、オープン!」
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ステータス
名前 ダリオン 歳 15歳 性別 男 Lv.1
筋力 1500 体力 3000 敏捷 3500
物防 2000 魔力 5000 魔防 5000
スキル 空間魔法Lv.MAX 言語理解Lv.MAX
称号 異世界人 真眼持ち
ステータス設定
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おおっ!自分で言っておいてだがなかなかチートキャラしてるな、俺。んで真眼については...なるほどこれは強すぎるな。
なんとこの真眼、千里眼と鑑定と地図がついている。最もほかにも色々あるみたいだが、これだけあると楽勝だな。死の森も。
「あぁ、疲れた、やっと洞窟だ、この森広すぎんだろ。ん、なんだこれ黄色い点、竜の卵?もしかしてこれが俺の仲間か。粋なことをしてくれるな。よし、行くか。」
「まさか本当にすぐに出会えるとはな。お前は最強らしいぞ。一緒に頑張ろうな。」あの後すぐに全力でその場に駆けつけたらすぐに卵から孵った。とても純白で綺麗な竜の子だった。
初めまして、Alan Smitheeです
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