4話 船召喚の力と資料室
朝か……周りはまだ寝ているようだ。寝たのが早すぎたようで、まだ薄暗いのに目が覚めてしまった。まあ、やりたい事も沢山あるし、さっそく行動しよう。井戸で顔を洗い、歯を磨く、水筒にも水入れとかないとね。
荷物をまとめて外に出ると、少しずつ明るくなってきている。さすがにまだ屋台は出ていないな、朝食はどうしよう? ……船召喚も試したいし昼まで我慢するか。南門から出て、角兎の繁殖地に向かう。
ここらへんで良いだろう。
「船召喚」
いつも通りにガタンと傾いた手漕ぎボートが出てきた。さて試すって言ってもな……何を試せばいいんだろう? うーん、乗船拒否を試すか。自分がいつも立っている辺りに石を投げてみる。
「そりゃ」
おっ、跳ね返った……見えないけどやっぱり結界みたいなのがあるな。物も乗船拒否できるなら相当なチートだよね。
おそらくだけど、武器で攻撃されたとしても、その武器を跳ね返しそうだし……魔法はどうなんだ? 今は試す事すらできないけど、いずれ確認が必要だから忘れないようにしないとな。
どのくらいの範囲に結界張られてるのかな? 石を近くで投げながら範囲を確認してみる。横は船の縁にそって結界が張られている。縦は高さ2メートルぐらいまでが範囲みたいだ。
「ガサッ」
「うわっ」
角兎か……魔物が出るの完全に忘れていた。油断しているとあっさり死にそうだし、警戒を忘れないように注意しよう。ボートに乗り込みオールで一撃、血抜きまで手早く済ませる。
今更だけど生き物を殺してるのに、なんか悩んだり葛藤があったりとかないのが不思議だ。自分の事が少し心配になる。
考えても分かりそうにないし、警戒しながら実験を続けよう。今、分かっている事は、乗船拒否で結界みたいなのが張られていて、魔物や石を跳ね返すって事だな。
人や魔法も跳ね返すのかは試してみないと分からないけど、人は跳ね返す可能性が高いだろう。魔法も跳ね返せれば、かなりのチートだよな。結界の強度とかどうなんだ?
説明文には、何も入れないとしか書いてなかったけど。試すのも目立つしなーどうしたらいいのだろう?
偶に角兎に襲われながらも、実験を続ける。
大き目の石を全力投球したくらいじゃビクともしない。本体にも投げつけてみたが、木製なのに傷ひとつ付かない。
石が跳ね返る場所がズレてるみたいだったので調べてみたら、ボートが斜めになってるぶん結界も斜めになっているようだ。
あと、石に乗船許可をだして投げると、いつも弾かれる場所を素通りした。もう一度同じ石を投げたら弾き返された、許可は一回毎にしないと駄目みたいだ。
攻撃方法はないけど防御面ではかなりチートっぽいよなー。オールで叩く以外にも攻撃方法考えるべきだろ。
ん? オールも不壊だよな? 近くの岩に思いっきりオールを叩きつけてみる。
「いたっ」
鈍い音と同時に腕に痺れるような衝撃がくる。そりゃそうだ、固いものを叩いたら当然衝撃もあるに決まっている。オールが不壊だとしても、俺の腕は不壊じゃないんだ。注意しないと。
痺れが治まってからオールを確認してみるが傷一つない。壊れないならある程度の無茶もできるな。どんな無茶かは思いつかないけど、自分を傷つけるような無茶はやめておこう。
よくみたらオールも結構汚れてるな。戻ったら洗った方がいいかも……汚れ? これって角兎の血だよな。完全に乾いてるのは昨日の血か? 送還しても綺麗にならないようだ。
「船送還」……からの「船召喚」……。
やっぱり汚れたままだ。そのまま戻って、そのまま出てきてる可能性が高い。購入した船を最善の状態に保つって書いてあったけど、汚れはどうにかできないのか? 船に乗って最善の状態にって強く念じてみる……。
「おー汚れが消えていく!」
思わないと駄目なんだ、勝手に綺麗になったりはしないんだな。
「あれ?」
思わず声がでた。そのまま戻って、そのまま出てくるって事は、荷物を積んだまま送還したらどうなる?
ボートに石を載せて「船送還」……からの「船召喚」……。
「ある! 石がそのままある!」
大発見。これって大発見だよね! アイテムボックスみたいな使い方ができるって事だ。今まで送還の時は荷物を全部下ろしてたけど、これからはそのまま送還できる。荷物も運ばないでいいんだ!
あっ、街で船召喚したら確実に目立つな。街中で使う荷物と換金する獲物は持たなきゃ駄目か……まあ狩りの間は荷物持たなくてもいいんだから、だいぶ楽になるし他にも使い道ありそうだ。
試すことはもう思いつかない。思いついたらその時に試すって事で、昼までまだ時間ありそうだし、狩りを続けるか。今まで狩った角兎は6羽か……後14羽はほしいな。まあ、荷物を持たないで動き回れるんだし、頑張れば群れを見つける事もできるだろう。それなら何とかなるはずだ。
結構時間がかかり、昼をだいぶ過ぎてしまったが、何とか全部で20羽の角兎を狩る事ができた。急いで街に戻り、屋台で串焼き2本とパンを3銅貨で買って、パクつきながら冒険者ギルドを目指す。
お昼をだいぶ過ぎてたし、かなり運動したから串焼きが美味しい。満足感に浸りながら冒険者ギルドに到着し、買い取りカウンターで20羽の角兎を渡す。
「おっ、頑張ったね。20羽か……どれもきちんと処理されてるね。1羽8銅貨、全部で1銀貨60銅貨だが、それでいいかい?」
「お願いします」
全財産が1銀貨と109銅貨か。借金を返しても大丈夫だな……返すのは受付カウンターでいいのか?
受付カウンターに行くが、いかつい顔のおっさんはいない。冒険者も少ないし、心置きなく綺麗なお姉さんのカウンターに並べる! ちょうど空いたカウンターに素早く移動する。
「すみません、登録時にお借りしていた1銀貨を返済したいのですが、どうしたらいいですか?」
うわー綺麗な人だなー、あの耳って獣人さんだよね? あの耳はイヌミミじゃないな、キツネミミっぽい気がする。
お胸も大きい……Dカップかな? ……ドキドキする。内心を押し殺して、できるだけ礼儀正しく話しかける。
「かしこまりました、ギルドカードをお出しください」
「はい」
「あら? 1度も依頼を受けてらっしゃらないのですね?」
「はい? あー、角兎ばかり狩ってたので、依頼は受けていませんね」
「角兎ですか? 角兎でも調達依頼があれば依頼になります。確認はなさいましたか?」
「いえ、登録時に持っていた角兎を、どうしたらいいのか聞いたら、買い取りカウンターに持っていけといわれたので……」
「間違ってはいないのですが、様々な依頼が出ていますので。マメにクエストボードを確認してくださいね」
「はい」
「1ヶ月間依頼を受けないと、カードが失効になるので気をつけてください」
「はい……えーっと、買い取りカウンターに魔物を持っていくだけでは駄目なんですよね」
「はい、依頼を受けて完了して頂く必要があります」
「分かりました」
「では1銀貨お願いします」
「はい」
「ギルドカードの1銀貨の負債を削除しました。ご確認ください」
「ギルドカードに負債とか記入されてたんですか?」
「ええ、記入されてました。登録時に説明されませんでしたか?」
「冊子を渡されて、読んどけって言われただけでしたので……」
「ああ……」
誰が受付したか一瞬でわかったみたいだ。やっぱりあのおっさん手抜きしてたな。
「申し訳ありません。今から説明させて頂けますか?」
「冊子は読みましたので、それに載ってない注意点などがありましたらお願いします」
「先ほど負債が記入されてましたが、ギルドカードにはお金を預ける事もできます。屋台や小さな個人のお店では使えませんが、大規模なギルド、冒険者ギルドや商人ギルド等では御入金やお引き出しが可能です。大金はギルドに預け、普段使いする分の金額を持ち歩く方が多いですね」
「便利なんですね」
「そうですね。あとは新人の方はすぐに討伐依頼を受けたがる方が多いですが、街中での依頼や薬草採取など、少額ですが安全な依頼があります。訓練をしながらお金を貯めて、装備を整えるのが安全に強くなるための基本です。角兎を狩られていたそうですが、装備の方は?」
「いえ、このままの格好で狩りにいってました……」
呆れられてる。僕、綺麗なお姉さんから残念な人を見る目で見られてる……ちょっとドキドキする自分が心配になる。
「ちなみにどちらで狩りを?」
「南門からでて南西に行ったところの、森の手前です」
「確かにあそこは角兎が倒せるならある程度は安全ですが、絶対ではありません。森の中からゴブリンが出てくる事もありますし、暗くなると狼が出ることもあります。最低限の装備を整える事をお勧めしますね」
おすすめの場所だから安全だと思ってたのに、意外と危険な場所だった。あのおっさん、一言くらい注意してくれればいいのに……。
「えーっと、装備は大事ですよね。ゴブリンに挑むには何を目安にすればいいですか?」
「ゴブリンは新人を抜け出した方や、強いスキルをお持ちの方にとっては、たいした相手ではございません。しかし複数で襲ってくること、武器、防具を装備していること等を考えますと、新人の方にはかなり厳しい魔物でもあります。最初は最低限の装備を整えて、パーティーを組んで討伐を経験するのが一番ですね」
「分かりました。まずは装備を整える事を目指します。あと魔法や魔物など色々知りたい事があるんですが、図書館とかありますか?」
「冒険者ギルドの売店には、初心者セットがありますので確認してみてください。図書館はありますが、入るのに保証金が必要になります。冒険者ギルドの2階には資料室が御座いますので、まずそこで資料を確認してみるのがいいかと。頑張ってくださいね」
「ありがとうございました」
うーん、結構為になったな。やっぱり冒険者なら装備は必要だよね。船召喚で大丈夫かと思ってたけど、最低限の装備すらしてない時点で目立つ。装備も買った方がいいだろう、初心者セットを確認しよう。
今後の流れとしては、売店で装備を見て資料室で勉強してから買い物だな。
「いらっしゃいませ」
今度は可愛い系の女の子だ……冒険者ギルドって絶対に見た目を重視してるな、嬉しいけど。
「あのー、初心者セットが見たいんですがありますか?」
「はい、ございますよ。こちらの、革の鎧、革の小手、革の脛当て、初級ポーション、解体ナイフ、布の袋で初心者セットで1銀貨の大特価です」
「なんか本当に大特価な気がするんですが、大丈夫なんですか?」
「うふふふふ、本当に大特価なんですよ。普通に買うなら3銀貨はしますね。ですが新人の方は装備が整えられずに、大怪我やお亡くなりになる方が多いのです。ですので冒険者ギルドから補助金が出て、最低限の装備が安く手に入ります。先行投資ですね」
おー、冒険者ギルド凄いな、そしてとても助かる。だが所持金は109銅貨……今買ったら宿に泊まれなくなるし、下着も買えない。明日、不足分を稼いで買いにくるか。
「いいですねー、少しお金が厳しいので明日、稼いで買いにきます」
「お待ちしてます」
「あれ? ギルドの売店にも服や下着が置いてあるんですね」
「そうなんです、結構売れるんですよ。戦闘もありますし、森に入ったりもしますからね。服が破けたり汚れたりで結構人気なんです。服は中古ですが下着は新品ですよ」
「ほしかったんです、見させてもらいますね」
服は中古なのか、やっぱり新品は高いんだろうな……日本も昔はボロボロになるまで服を着て、最後は雑巾にしてたらしいし、この世界の雰囲気を考えると、布は貴重っぽい。
パンツは……トランクスっぽいやつで、ゴムのところがヒモで結ぶようになってるみたいだ。結構ちゃんとしてる。5銅貨なら角兎一羽でお釣りがくるし買いだな。今はいてるのもあるし2枚でいいだろう。
服は綿の上下か。カッコいいわけじゃないけど、上から装備つければ十分そうだな。値段は、上下で10銅貨。かなり安いけど、中古だからかな?
「服も安いですね、下着を2枚と綿の上下を2セットください」
「冒険者用の服ですからね、手間がかかってない安い服の中古を、沢山仕入れてるんです。全部で30銅貨になります」
「安いのはとても助かります。明日もきますのでよろしくお願いします」
「お待ちしてます」
次は……資料室か、先に買い物も済んだし、ゆっくり調べられるな。
ここか?
「すいません、資料が見たいのですが」
「ん? ああ、自由に見てもらってかまわないけど、資料は大切に扱ってくれ。持ち出しも駄目だからね」
「分かりました」
結構資料があるな。読みたいのは……西方都市周辺の魔物情報、ラティーナ王国案内、生活魔法入門、種族の特性、冒険者でもできる計算、かな?
厚みもないし、今日中に全部読めそうだな。
***
ふー、これで全部か……結構早く読み終わったな。役に立った情報をまとめてみるか。
西方都市周辺の魔物情報。西方都市周辺はあまり強い魔物はいないみたいだ。草原には角兎と偶に狼ってところで、狼も角兎が多く餌が十分だからか、あまり攻撃的じゃないそうだ。
南西の森にはスライム、ゴブリン、オーク、ポイズンスパイダー、何だかテンプレっぽい魔物が出るらしい。
初心者には厳しいが中堅パーティーなら楽に行動できるレベルで、初級冒険者のいい修行場のようだ。他には強い魔物が出る鉱山とかあったけど、僕には関係ないよね?
あと、西方都市周辺にはダンジョンはないって書かれていた。他の場所にはダンジョンがあり、迷宮都市もあるんだそうだ。
ラティーナ王国案内。この国はラティーナ王国って言うらしい。王様、公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵、準男爵、騎士爵、準騎士爵の貴族達がいて、準がつく爵位は1代限りなんだそうだ。
国の中心に王都があり、東西南北に各々伯爵がいて都市をおさめている。ちなみに西方都市は西方伯が住んでる西部の中心都市みたいだ、おっきいもんね。
公爵、侯爵は王都の近くに領地を持ち、国の重要な役職に就いているらしい。東西南北の領主は侯爵級の扱いで、それぞれの下に伯爵、子爵、男爵、準男爵、騎士爵、準騎士爵なんかがいて、国を治めている。領地を持たない貴族なんかは法衣貴族と呼ばれて、国から年金を貰って生活しているらしい。
行ってみたいのはこの国の東と南だ。特に次の目的地は南にしたい。東はダンジョンが沢山あるらしく、その中で一番大きなダンジョンがある迷宮都市が東方都市だ。
迷宮都市って言葉にロマンを感じるし憧れもするんだけど、実際にダンジョンに潜るのは怖いよね……実力がついたら考えよう。
本命の南側は海に面していて、貿易が盛んに行われている貿易都市。王国北東から王都をかすめて南方都市まで大河が流れ、物流の拠点で水運都市とも呼ばれているらしい。
何ができるか分からないが、自分の能力的にはここ一択だと思う。
生活魔法入門……これはほとんどの人が使える魔法で、魔力を認識して動かせれば使える。使い方は魔力を指先に集めて、生活魔法の為に簡略化された魔法陣を描くだけでいいらしい。
載っていた生活魔法は種火、水、風、光の四つで、ごく小さな現象をおこすだけらしいが、便利なのでみんな使えるそうだ。
ちなみに魔導士は沢山の魔力、複雑な魔法陣を覚え正確に描く知識と器用さが必要な、正真正銘のエリートなんだとか。
種族の特性。まさしくテンプレだった。
人族
力、魔力など平均的な存在。
エルフ
容姿端麗で精霊魔法と弓が上手、魔力も沢山で森に住んでいる。ダークエルフもいる。
ドワーフ
背が低く力持ち、器用で鍛冶師、細工師が多い、お酒好き。
獣人
獣に近い容姿の獣人と、普通の容姿にミミやシッポだけの獣人がいる、基本的に運動能力が高いが魔法が苦手、種族により違いがあり狐人族、狸人族など魔法が得意な種族もいる。
魔族
昔は敵対していたが現在は微妙な関係。友好的なところもあれば、過激で敵対的なところもある。身体能力もよく、魔法も得意。
少数種族
フェアリーや龍人族など存在は確認されているが、あまり交流がない。
冒険者でもできる計算
貨幣の価値が確認できた、銅貨、銀貨、金貨、白金貨、100枚ごとに上がっていく。
こんなところだな。また知りたいことができたら調べにこよう。
「ありがとうございました、失礼します」
宿に戻って食事と水浴びだ。
「いらっしゃい、今日も泊まりかい? 食事はどうする?」
「はい両方ともお願いします」
「15銅貨だよ」
「はい、このまま食事していきますね」
食事は今回もパンとシチューだった。入ってる野菜が微妙に違うだけのようだ。毎日こんな感じなら辛いかも。慣れない食事を詰め込み、ざっと水浴びを済ませる。
水浴びは気持ちいいし、新しい下着も服も悪くない。ちょっとずつ生活がよくなっていくのが楽しい。服を洗濯したいが干す場所がないな、女将さんに聞いてみよう。
「女将さん、洗濯したいんですが干す場所ってあります?」
「ああ、あるよ。井戸の側にある扉の向こうだよ。他人のと混ざらないようにきをつけな。この札を結んでおけば大丈夫だからね」
「ありがとうございます」
女将さんにお礼を言って洗濯しに移動する。じゃぶじゃぶと水洗い……洗濯機がある生活って幸せだったんだな。ふー、洗濯終了。明日の朝には乾いてくれると助かるがどうだろう? まあ、試してみないと分からないか。もういい時間だし、部屋に戻って明日の計画たてて寝てしまおう。
○借金1銀貨の返済
○冒険者ギルドの冊子を読む
○ギルドで色々質問する
○スキル船召喚の購買画面の確認
○スキル船召喚、外で色々試してみる
○新しい下着と服が欲しい
○人種を調べる
○貨幣の価値を調べる
○井戸で水浴び
○個室の宿に泊まれるように調べる
知りたい事はだいたいわかった気がする。あとは、ないかな……あっ、スキルについても調べないと、明日も資料室に寄るか。
ステータスも確認しなきゃね。おっ、2レベル上がっている。体力もかなり増えたな。そういえば今日1日動き回ってたけど、あんまり疲れてないような気がする。力は、角兎しか相手にしてないから、よく分からないな。
明日は朝から角兎を狩って……最低何匹狩ればいいんだ? 残金は64銅貨だから、冒険者初心者セットが100銅貨、昼食3銅貨、宿代と晩御飯で15銅貨で118銅貨になる。最低でも118銅貨か。
54銅貨足りない。角兎1羽で8銅貨だから最低7羽か、余裕も必要だし最低10羽、夕方までねばって30羽くらいは狩りたい。
まあ、今日は結構進展した。なんか頑張った気がするし、ぐっすり眠れそうだな。おやすみなさい。
残高64銅貨
誤字脱字、文面におかしな所があればアドバイスを頂ければ大変助かります。
読んで頂いてありがとうございます。