16話 奴隷商館とイネスさん
ここが奴隷商館か、ドキドキする。周りと比べても豪華な作りだな、ギルドマスターが紹介するだけあって一流店なんだろう。庶民としては腰が引ける。……ビビってもしょうがない、店に入るか。
「すいません、商業ギルドのギルドマスターに紹介状を貰ったのですが、紹介状はどこで渡せばいいですか?」
「いらっしゃいませ、私がお預かりさせて頂きます。では、お部屋にご案内させて頂きますので、少々お待ち頂けますか?」
「はい」
部屋に通されてお茶まで出て来た。うん、丁寧に接されると落ち着かないな、リムを撫でて気持ちを落ち着かせる。
ノックに返事をすると、案内してくれた人ともう一人、太ったおじさんが入って来た。
「はじめまして、この商館を取り仕切らせて頂いています、ドゥッチオと申します。よろしくお願い致します」
「あっ、はい、ワタルと言います、よろしくお願いします」
取り仕切る? それって店長とかオーナーとかかな? なんかいきなり偉い人が出て来た。ギルドマスターの紹介状って、どれだけ効果あるの? 怖いんですけど。
「それで紹介状には護衛のできる、女性の奴隷をお探しとの事ですが、宜しいですか?」
「はい、その通りです。奴隷の事を何も知らないので、その辺りの説明もお願いしたいです」
「かしこまりました、では準備をしている間にご説明させて頂きます。奴隷には借金のかたに身売りをした借金奴隷と重罪を犯し奴隷に身を落とした犯罪奴隷がおります。
借金奴隷は自分を買い戻すことも、主人の厚意によって解放される事もありますが、犯罪奴隷は解放されることはございません。
犯罪奴隷は危険地帯の強制労働に回されますので、今回お求め頂くのは借金奴隷になります。借金奴隷は、商売の神様によって与えられる奴隷契約のスキルによって契約がなされますので、ルールが御座います。
ルールでございますが、奴隷だからと言って殺害、行き過ぎた暴力、性奴隷を了承していない奴隷に対する性的乱暴、犯罪行為の強要は、禁止されております。
そして最低限の生活を与える義務もあります。質素でも構わないので生きていけるだけの食事と、睡眠、病気になった時の最低限の治療を与える事ですね。以上を守らないと商売の神様より罰が与えられます。
その代わりに奴隷には主に対して絶対服従と、傷害行為の不可、逃亡不可、秘密の厳守が強制されます。ここまでは宜しいでしょうか?」
「あっ、はい、何とか理解出来ています」
なんか想像していた奴隷と微妙に違う気がする。元々酷い事をしようとは思ってないんだけど、神罰が下るとか、予想外なんですけど。
「奴隷の購入方法ですが、奴隷商館での購入とオークションでの購入がございます。奴隷が奴隷商館に居られるのは1年までと決まっております。その期限が過ぎるとオークションに出されます。
奴隷はその1年の間、最初に奴隷が商館に提示した条件に上乗せを求めて交渉します。購入額の増額、奴隷の期間に区切りを設ける。食事の内容、性奴隷の承認取り消し等ですね。
自分に自信のある奴隷ほど条件が厳しくなっていきます。逆に自信がない奴隷はオークションでどんな所に買われるか不安なので、最低限の条件で早くまとめようとしますね。双方に折り合いがついたら購入できます。
オークションでは奴隷が最初に商館に提示した金額が最低落札価格になり、最初に提示した条件で出品されます。その条件が守られるならば、一番高値を付けた人のもとに強制的に落札されます。どのような相手に買われるか分からないので、奴隷はオークションを嫌がりますね。
あとは解放条件ですが奴隷購入時の交渉の際に奴隷期間に区切りを設けていない場合は、基本的に買われた金額と同額を主に支払うことで解放されます。
しかし主には給金を払う義務はありませんので、手柄を立てた時の褒美や、長く主に忠実に務めた者に対して主による厚意で解放される事が殆どです。奴隷の親族がお金を集めて主が了承した場合も解放可能です。
大切な事ですが、解放された後も奴隷契約期間中に知り得た秘密、情報等は解放後も厳守が強制されます。以上ですが何かご不明な点はございますか?」
「いえ、分かりました。ありがとうございます」
うん、奴隷って思った以上にしっかり保護されてるんだね。酷い境遇の奴隷に優しくして、慕ってもらうとか憧れてたんだけど……この世界、意外としっかりしてる。
「かしこまりました、申し訳ありませんが、私共の商館でも女性で護衛が出来る奴隷は少数でございます。全員をご覧になられますか?」
「はい、お願いします」
「準備が整ったようですので連れてまいります」
ノックに返事をするとドゥッチオさんの後に10数人の女の人が入って来た。
「こちらが護衛の出来る女性奴隷全員でございます。後ほど個別での面談も可能でございます」
1人1人、じっくり確認していく。みんな薄い布の服にノーブラだよね、胸の先端にポッチが、ん? この世界にブラジャーはあるのか? いかん、この光景を目に焼き付けないと。
女性のボディビルダーみたいな人もいるけど美人も結構いる。でも真ん中の2人が飛びぬけているな。ジラソーレのお姉さん達クラスだ。
胸も2人ともFカップはある。薄い布の服だけなので動くたびにプルンプルンしてた。全員を確認した後、一度全員が退出する。
「お気に召す者はいましたか?」
「はい、特に真ん中の2人が凄い美人で驚きました」
「あの2人は、当商館の目玉でございます。お値段は共に30金貨になります」
30金貨か、日本円で3千万円。大金だけどあれだけの巨乳美人だ、大金持ちならいくらでも払いそうなのに安すぎないか?
「ドゥッチオさん、質問してもいいですか?」
「はい、なんでございますか?」
「あの2人にならいくらでもお金を払う人が大勢いそうです。30金貨は安すぎると思うのですが」
「申し訳ありません、奴隷の値段の付け方をご説明しておりませんでした。奴隷の値段は、容姿、血筋、種族、スキル、処女であるか、性行為の承認等が、商売の神様により値段が決められております。
彼女達よりも高額な者は、ユニークスキルの所持者か同レベルの条件で、更に高レベルのスキル持ちぐらいですね。
ですので彼女達クラスとの交渉は大変難しいです。性行為を了承する代わりに奴隷期間を1日に区切って1日で奴隷から解放される、なんて人もいます。
あの2人はまだ交渉期間が半年以上残っていますし、条件が独特で難しいので交渉失敗のお客様が多数おられます。
一度交渉失敗されたお客様も諦めずに何度もお越しになる方、商館に居られる1年の期間のギリギリを待っておられる方もいらっしゃいます。
彼女達を射止めるには彼女達の条件を全部達成するか、より魅力的な条件を出すしかございません。大変厳しい交渉になると思われますが挑戦なさいますか?」
凄い事になってるな、もはやお金だけの問題じゃないんだな。1日で解放とか、1日で3千万円って事だよね。お金持ちになっても僕には無理だな。でも無理そうだけど会って話すだけでも価値がある。挑戦させてもらおう。
「難しそうですが、挑戦だけでもお願いします」
「かしこまりました、ご案内いたします。この部屋の中は商売の神様の結界が張られており、中での会話は商売の神様によって秘匿されます」
どんな秘密をこんな所で話すんだ? 彼女達にアピールする為に、話しちゃいけない所まで話す人がいるのか? どうしよう、話のネタとしたら異世界の話は受けるのかな? 頭がおかしい人になる危険がある。
でも秘密が神様によって守られるのなら話してもいいのか? 分からないけどネタの一つとして用意しておこう。
「はい、中で待ってればいいんですよね?」
「はい、最初は炎虎族のイネスからご案内いたします」
護衛の2人には外で待っていてもらって、リムと一緒に中に入る。特に変わった様子は無いんだけど結界って見えないのかな? ノックがあり返事をするとイネスさんが入って来た。
「はじめまして、ワタルと言います、よろしくお願いします」
「はじめまして、私はイネスよ、よろしくね」
真っ赤な髪で真っ白な肌のトラミミダイナマイトボディのお姉さんだ。なんかアメリカ人のセクシーダイナマイツって雰囲気だね、奴隷になってくれるなら最高だけど僕に制御できる相手なのか?
「なんで奴隷になったか聞いても大丈夫ですか?」
「いいわよ、私はね借金で奴隷になったの。殆どの人がそうなんだろうけどね、私は楽しい事が好きで、美味しい物を食べるのとギャンブルで借金が出来たの。
でも私は結構腕の良いBランクの冒険者でね、だから借金なんてすぐ返せるはずだったんだけど。迷宮都市で怪我して返済期限に間に合わなかったの、だから身売りしたのよ」
うわー駄目な人だ、目の前に物凄い美人の、物凄い駄目な人が居る。この人を奴隷に出来たとして大丈夫なのか? 女性としての魅力は凄いんだけど、護衛としては不安なんですが……
「そ、そうなんですか大変だったんですね。お怪我の方はもう大丈夫なんですか?」
「ええ、迷宮都市にいる高位の回復魔法使いに回復してもらったから大丈夫よ。その料金で借金を返せなかったんだけどね」
「そうでしたか、治ったのなら良かったです。それで条件を教えて頂けますか」
「そうだったわね、私の条件は厳しいわよ。1回エッチするだけでも良いって人が、何人かいるんだから、オマケはしないから全部叶えてね」
「はあ、出来る限り頑張ります」
目の前の物凄い美人とH1回3千万円はどうなんだろう? 確かに物凄い美人で物凄くHな体なんだけど……まあ3千万円がはした金の人が沢山いるんだろう。
「私の追加条件は今まで食べた事の無い美味しい物を沢山食べさせてくれる事と、いままで体験したことが無い面白い事を沢山体験させてくれる事よ。それを確信させてくれるなら奴隷になっても良いわよ。
Hな事じゃ駄目よ、じゃあ俺が気持ちよくしてやるよってバカが多すぎるわ。それはせめて楽しませてくれるって確認できてからじゃないと駄目よ」
あれ? 船召喚なら時間はかかるけど条件は全部満たせるな……でもこの人で本当に良いのかな? 美人で巨乳で外見面は申し分ないけど、護衛だよ? この人に護衛を任せて生き残れるの?
「うふふ、悩んでるわね。しょうがないわよね難しいもの、でも達成出来るなら誰も触った事のないこの体がたっぷり楽しめるわよ」
そう言って両手でおっぱいを持ち上げる。だ、だめそんなに持ち上げたら突起部分が見えちゃう。
「うふふ、これ以上は駄目よ」
うわーこの人、奴隷になってるのにこの現状を全力で楽しんでるよ。本当に駄目な人だ、でも美人で巨乳なんだよな、悩むなーどうしようかな。
「うふふ、諦めちゃう? 諦めちゃうの?」
うーんどうしようかな、そうだ。
「リム、リム、ちょっと出てきて」
『……ん……?』
「あらホーリースライム? めずらしいわね」
「リムはこのお姉さんをどう思う? 好き?」
イネスさんの前に両手の上にリムを乗せてリムにイネスさんを見せる。
『……ん……?』
「そっかーわかんないか、まあしょうがない、リムありがとう。もう少し鞄の中でお休みしててね」
『……うん……』
「ちょっと、1人で話を進めないでよ」
「ああ、すいません条件は達成できない事も無さそうなんですが、成功してもイネスさんが護衛という事に不安を覚えまして。せめてリムが好きな人か聞きたかったのですが、よく分かんないみたいです」
「ちょっとまって、私の条件が達成できるの? 他の人みたいにありきたりな事や、達成不可能な事じゃ駄目なのよ?」
「まあ、時間はかかりますが条件は大丈夫ですね」
「ならすぐその方法教えなさいよ、私が判断してあげるから」
「いえ、イネスさんが護衛という事に不安があるんで少し考える時間をください」
「私に不満があるの? これでも数々の男を振って来たのよ、結構美人だと思うんだけど」
「いえ、イネスさんは物凄い美人ですし、物凄い好みです。でも今問題なのは護衛としてのイネスさんなので、僕は弱いので守ってもらえなくて、死んでしまったら意味が無いですからね」
「それなら大丈夫よ、Bランクの冒険者っていったでしょう、ステータスも見せてあげるから、あなたの達成方法も教えなさいよ」
そういえばBランクの冒険者って言ってたな、美人だけど駄目な人にしか思えなかったからな。ステータスを見せてもらえるなら、それから考えるか。……ステータスって見せられるの?
「ステータスって他の人に見せられるんですか?」
「見せられるわよ、知らなかったの? まあ普通は他人に見せないし知らなくても無理はないわね。でもこの部屋で知り得た情報は洩らせないから見せても大丈夫なのよ。
ステータス画面を開いて、強くこの人に見せたいって思えば見えるようになるの。不思議よね。ほら、これが私のステータスよ大丈夫でしょ」
名前 イネス
年齢 19
種族 炎虎族
職業 奴隷
レベル 78
体力 1560
魔力 580
力 380
知力 68
器用 112
運 25
スキル 炎属性魔法レベル3
剣術レベル3
体術レベル2
気配察知レベル3
身体強化レベル4
おー確かに強いな、レベルも高いし体力も凄い。スキルも戦闘系で気配察知もある。スキルレベルは1、初心者、2、中級者、3、上級者、4、達人級、5、超人級って感じだったよね。
身体強化が達人で炎属性魔法? 火属性魔法の上位版かな? と気配察知がベテランクラス。うん性格に不安が有るけど凄く強いよね、頑張って奴隷になってもらえるよう説得しよう。
「凄いですね、これならぜひ契約して頂きたいです」
「うふふ、そうでしょう、でもちゃんと条件達成出来ないと駄目よ。私は厳しいわよ」
「分かりました。僕もステータスを見せますのでそれで判断してください」
「良いけど、ステータスに面白い物や美味しい物が関係あるの?」
「まあ見てから判断してください。ステータス」
名前 豊海 航 とようみ わたる
年齢 20
種族 人間
職業 船長
レベル 20
体力 480
魔力 46
力 50
知力 60
器用 56
運 15
スキル 言語理解 (ユニーク)
船召喚レベル2 (ユニーク)
槍術レベル1
弓術レベル1
生活魔法レベル1
テイムレベル1
「あら、あなたって本当に弱いのね」
「そうなんですよ、だから護衛が大事なんです。それよりスキルを見てください」
「ユニークスキルが2つもあるのね。凄いわ、でも使い方は分かっているの?」
「ええ、それで2つめの船召喚の船購入画面を見せますね」
ゴムボート 50銅貨~
スワンボート 30銀貨~
モーターボート 40銀貨~
漁船 4金貨~
クルーザー 20金貨~
フェリー・貨物船 100白金貨~
豪華客船 500白金貨~
「よく分からないけど、ここに載っているのって船なのよね? それがどうかしたの?」
「それでこの豪華客船500白金貨~を見てください。この大きな船の中に様々な異世界の一流料理店、異世界のカジノ、異世界の服、異世界の物語、数えきれないほどの楽しみがあります。
さらにこの船に飽きても別の船を買えば、違う料理もゲームも楽しめます。イネスさんでも異世界の料理やカジノには行ったことないですよね? 楽しそうでしょ?」
「ええ、凄い、凄いわ、こんなにドキドキするのはじめてよ。でも500白金貨なんて貯められるの? 物凄く魅力的だけど買う前に死んでしまったら意味が無いのよ?」
「ええ、ですから少し時間がかかると言ったんです。これからイ○ザルト45というプレミアムボートを買うんです。それで胡椒貿易をする予定です。
船に特性って付いてるのが分かりますか? ようするにこれは、沈まない、壊れない、何も入り込めない、って意味なんです、ドラゴンブレスも簡単に弾き返すそうですよ。
船の上にいれば僕達は絶対に安全なんです。あとは陸上で生き延びられれば、胡椒貿易で大儲けできると思うんですがどう思いますか?」
「凄い、凄いわ、確かに少し時間はかかりそうだけど待てないほどじゃないわ。この特性が嘘じゃないって契約の時に商売の神様に誓える? それならあなたの奴隷になるわ。
条件はこの豪華客船を買うまで本格的なHは駄目よ。でも少しぐらいのHな事ならしてあげるわ、それと豪華客船を買うまでにも出来るだけ美味しい物を食べさせる事。
あとは豪華客船が手に入ったら思いっきり楽しませて、私を大切に扱ってね。この条件が飲めるなら期限なしであなたの奴隷になっても良いわよ」
少しぐらいHなことって何してくれるんだろう? 豪華客船を買ったらH出来るの! ご飯位いくらでも食べさせるよ。
「商売の神様に誓うのは構いませんが、何かあるんですか? それと豪華客船の船内の施設はお金がかかるらしいのでその時の状況次第としか言えません。
まあ、僕も楽しむつもりなので最低限は楽しめますよ、余裕があったら思いっきり楽しむって事でどうですか?」
「契約時に商売の神様にウソの誓いを立てるとその場で天罰がくだるの。それにしても買った船に入っているのにお金がかかるなんて不思議ね。まあ、それでいいわ、条件を守ってくれるのならあなたの奴隷になるわ」
説得に成功してしまった。少し不安が有るけど、トラミミ巨乳美人でちょっとぐらいならHな事してくれる奴隷を手に入れられることになった。
普通なら物凄いトラミミ巨乳美人を手に入れられたら、狂喜乱舞するはずなんだけど……イネスさんの性格がそれを躊躇わせるな。
外に出てドゥッチオさんを呼んでもらう。条件が折り合ったことを伝えると、目を丸くして驚いていたが、契約の間に案内してくれた。契約の魔法陣の上で、条件を言って彼女の首輪に血を付けると契約完了らしい。
ドゥッチオさんに30金貨をギルドカードから引き落としで支払い。ドゥッチオさん立会いの下、条件を宣言する。
「まず、特性についてウソは無いと商売の神様に誓います。そしてイネスさんと奴隷契約を結ぶ条件は、約束の船を買うまで本格的なHは駄目、でも少しぐらいのHな事なら大丈夫。約束の船を買うまでにも出来るだけ美味しい物を食べさせる事、そして約束の船が手に入ったら状況次第ですが、最低限は楽しみ、余裕が有ったら思いっきり楽しむ事。イネスさんを大切に扱うことを条件に奴隷契約を結びます」
そして、イネスさんの首輪に血をつけると、魔法陣が光り輝き僕とイネスさんの体に吸い込まれていった。
「ふーこれで奴隷契約は完了したんですよね? あんな単純な言い回しで大丈夫なんでしょうか? 儀式ってもっと厳かな言葉遣いでするものじゃないんですか?」
「ふふふ、大丈夫よ、これからよろしくね、ご主人様」
ご主人様って照れるな、でも凄く良い。
「こちらこそよろしくお願いしますね、イネスさん」
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