9話 はじめての魔法と新しい宿屋と角兎の丸焼き
朝だ……身支度をして、洗濯物の取り込み、ギルドに向かう。
クエストボードに依頼表の確認すると……うん、角兎の納品依頼が沢山出てる。1つだけ依頼表を取って受付カウンターに向かう。今日は人族の綺麗なお姉さんだ。なんかこの時間が1日で1番楽しい気がする。
「おはようございます、この依頼の受理をお願いします」
「はい、ギルドカードをお願いします」
「はい」
「ランクアップされたんですね、おめでとうございます。依頼を受理しました、頑張ってください」
「ありがとうございます、頑張ってきます」
ランクアップ、おめでとうって言われた。いかつい顔のおっさんに比べて対応が全然違うよなー。いかつい顔のおっさんは、おめでとうの言葉もなかったしな。
もっと受付嬢との会話を楽しめるようになりたいんだけど、話題が見つからない。あの笑顔で頑張ってくださいね、だけで、テンションは上がるんだけど、楽しい時間は長い方がいいはずだ。ただでさえ依頼の完了報告での幸せを、いかつい顔のおっさんに潰されてるんだ。何か話題を探しておこう。
朝食を3銅貨分買い、話題になるような事がないか考えながら狩場に向かう。……考えつかなかった。スキルについては話すの怖いし、異世界の事もなおさら話せない。あとの話題は角兎の事しかないんだよ。
でもね、受付のお姉さんと角兎で何を語るんだよ。角兎の生態? 角兎の叩き方? 早朝にギルドの受付カウンターで、楽しそうに角兎について語り合う2人。どんな奇跡が起これば実現できるんだよ?
なんだか悲しくなってきたし、頑張って角兎を狩ろう。沢山狩っていかつい顔のおっさんがいなかったら、受付カウンターの綺麗なお姉さんが褒めてくれるかもしれない、みなぎってきた。
とりあえず小屋船召喚して、昨日買ったコンロとお茶と食器を置く。小さなテーブルと小さな食器棚もほしいかも、毎日何かしらほしい物がみつかるな。
小屋船を送還して、ルーティンワークの時間。角兎発見→船召喚→殴打→血抜き→船送還、でも今日はちょっと違う、ルーティンが崩れるのだ! 日常の小さな変化って刺激になって嬉しいよね。
今日は血抜きの時間に、生活魔法に初挑戦だ。初挑戦はわかりやすい火種の生活魔法を試そう。
魔法は指先に集めた魔力を使って、魔法陣を描く事で発動できる。簡略化された生活魔法はとても簡単な魔法陣だ。火種の魔法は丸の中に三角で発動できる。子供でも描ける魔法陣だし、失敗はしないだろう。さっそく挑戦だ。
指先に魔力を集めて慎重に魔法陣を描く……発動!
「ぼっ」
小さな音と共に一瞬だけ火が出る。発動した! 成功とは言い難いけど、間違いなく発動した。火種の魔法は消さなければ、1分程燃え続ける魔法だから、一瞬で消えたのは失敗。でも、魔法が使えた。ただそれだけで、テンションが急上昇する。
すぐにもう一回試したいところだが、魔法を使うのは血抜きの時間と決めたので、急いで次の角兎を探す。
角兎を見つけては撲殺し、血抜きをしながら魔法を試す。生活魔法は魔力消費が少なく魔力消費1で、火種、水、風、は使える。光は魔力消費3が必要。
火種……丸の中に三角の魔法陣、1分程小さな火を出現させる、魔力消費1
風……丸の中に四角の魔法陣、1分程微風を吹かせる、魔力消費1
水……丸の中に丸の魔法陣、コップ1杯分の水を出す、魔力消費1
光……丸の中に五芒星の魔法陣、1時間程光の玉で周囲を照らす、魔力消費3
火種で枯れ枝に火をつけて、風で火を大きくして生活魔法で出した水を沸かす。よくできてるね。
角兎を狩り、魔法の練習をして、疲れたら小屋船でお茶を飲みながら休憩する。
「あー、なんか充実してるなー」
楽しくなって夢中で狩りと魔法の訓練を繰り返す。もう少し、もう少しと頑張った結果、角兎70羽の最高記録達成!
暗くなってきたので急いで街に引き返し、いかつい顔のおっさんがいない事を願いながらギルドに入る。……いかつい顔のおっさんからの視線に心が折れた。ちくしょう、なんでいるんだよ。
70羽分の依頼表をクエストボードから取り、結局いかつい顔のおっさんのところにいく。
「70羽分の依頼表と、角兎70羽とギルドカードです」
「おう、ちょっと待ってな」
これが終わったら遅いけど大工さんのところに顔をだして、小さなテーブルと小さな食器棚が頼めるか聞いてみよう。
「おう、待たせたな。高品質な角兎70羽で依頼達成だ。7銀貨だな」
「はい、ありがとうございます」
7銀貨か日本円で約7万円だよな。就職しててもそんなに稼げないのに、角兎依頼が人気がないの不思議だ。みんな知ったらやり始めるかもね。
今日は朝5時頃から出発して、今はだいたい19時頃だ。14時間も働いたのか。今日は色々と試せて面白かったから、気がつかなかったな……あれ? もしかしてこれってレベルアップの効果なんじゃ? 体力も倍近く上がってるし、疲れを感じにくくなったから、14時間も気持ちよく活動できた……ありえるな。
***
「こんにちは」
レベルアップの効果を実感し、足取り軽く大工さんの工房に到着した。
「おー、この前の小屋は無事に使えてんのか?」
「はい、とっても助かってます。それで小屋に置く小さなテーブルと小さな食器棚がほしくなったんです。遅くにすいませんが、寄らせてもらいました」
「おう、気にすんな。こだわりがないなら、見習いの作品があるぞ。見てやってくれ」
見習いの作品なら安く済みそうだし大歓迎だ。それに、ボロい小屋船に高級な家具は似合わないだろう。喜んで、見習いが作った家具を確認する。
「……この小さいのがいいですね、食器棚はあれがほしいです、お幾らになりますか?」
「見習いの練習作だからな。合わせて30銅貨でいいぞ」
「買います。ありがとうございます」
30銅貨なら、即決だろう。
「毎度、運んでやろうか?」
「いえ、このくらいなら自分で運べますので大丈夫です。ありがとうございました」
いい買い物したなー。ホクホク顔で人目のない場所に移動し、小屋船召喚をして家具を入れる。きちんとした配置は明日、草原に出てからでいいな。宿に戻り、いつも通りにご飯を食べて洗濯、生活魔法の練習をする。
そろそろステータスチェックをして寝よう。おっ、レベルが8に上がった。今日の頑張りは無駄じゃなかったんだ。今日はいい夢見れそうだな。おやすみなさい。
***
朝、いつも通りの行程を済ませてギルドに向かう。仕事場が隣だと、楽でいいな。そこから草原まで歩かないと駄目だけど。
クエストボードを確認し、今日も角兎の依頼表を1枚取って、綺麗な人族のお姉さんのところに向かう。
「おはようございます。これ、お願いしますね」
「おはようございます。ギルドカードをお願いします」
「はい」
「依頼を受理しました。気を付けて頑張ってくださいね」
「はい、頑張ってきます」
うーん、話題が無いなー。それどころかランクアップの事以外は、昨日とほとんど同じ内容しか話してない。朝食を3銅貨分買い、少し落ち込みながら草原に向かう。
着いた。まずは昨日買った、小さなテーブルと小さな食器棚を設置しよう。小屋船を召喚して、テーブルを置き、食器棚に食器をしまう。使い勝手がよくなっていく小屋に、少し落ち込んだ気持ちが上向く。
ルーティンワークの時間だ。角兎発見→船召喚→殴打→血抜きと生活魔法の練習→船送還。角兎を狩りまくるぞー。
……なんの波乱も起こらずに一日が終わる。今日は角兎、50羽か……順調だけど、異世界に落ちてきたのにこんなに平穏な日常でいいんだろうか? ラノベとかだともっと何かあるよな。…………そろそろ帰るか。
ギルドに入ると、いかつい顔のおっさんからの視線が……もう色々と諦めて、いかつい顔のおっさんのカウンターに向かう。
「角兎50羽と依頼表とギルドカードです」
「おう、ちょっと待ってな」
「はい」
そうだ、今日の依頼料が入ったら、20銀貨貯まる。個室の宿に移れるな。いかつい顔のおっさんにお勧めの宿を聞いてみるか?
いや、宿の女将さんにも挨拶したいし、今日までいつもの宿に泊まって。明日の朝、ギルドの綺麗なお姉さんにお勧めの宿を聞こう。話題にもなるし、一石二鳥ってやつだな。
「待たせたな。高品質な角兎50羽、依頼達成だな。報酬の5銀貨だ」
「はい、ありがとうございます」
20銀貨貯まった。宿に戻って女将さんに挨拶しておこう。
「女将さん、今日も1泊、夕食つきでお願いします」
「あいよ、15銅貨だよ」
「はい、あと女将さん、ランクが上がってお金も貯まったので、明日から宿を移ろうかと思っています。お世話になりました」
「はいよ。あんた毎日頑張ってたから大丈夫だとは思うけど、無駄遣いしてこの宿に戻ってこないようにね。元気でやりな」
バシバシと背中を叩いて励ましてくれる女将さん。冒険者ギルドの隣の宿屋だし、俺みたいな初心者を何度も見送ってきたんだろうな。そしてたぶん、何人かお金を使い果たして戻ってきてるな。言葉に実感がこもってる。
「あはは、なんとか頑張ってみます」
ペコリと頭を下げて女将さんと別れる。
さて、この宿での最後の夜。だからと言ってやる事は変わらないんだよね。いつも通りに食事を済ませて水浴び、洗濯を済ませて、生活魔法の練習をする。明日からは個室の宿か……楽しみだな。
やる事を全て済ませたし、ステータスチェックして寝よう。レベルは……昨日上がったばかりだし、予想通り上がってないな。では、お休みなさい。
***
朝だ。おそらくこの部屋で目覚めるのは、最後になる……はずだ。洗濯物を取り込み、身支度を整えて、女将さんにお礼を言ってギルドに出発する。
クエストボードから角兎の納品依頼を1枚選び、カウンターに向かう。今日はキツネミミのお姉さんだな。なんだか久しぶりな気がする。
「おはようございます。この依頼をお願いします」
「おはようございます。ギルドカードをお願いします」
「はい」
「依頼を受理しました、お気をつけて」
ここまではいつも通りの流れ。だが今日は違うのだよ。いままで見つけられなかった話題があるんだ。
「はい。えーっとですね、今日から宿を移ろうかと思ってるのですが、個室で食事が美味しい宿を教えてもらえませんか?」
「宿ですか? ……そうですね、食事が美味しい宿という事でしたら、熊の宿屋が人気がありますね。お値段は1泊40銅貨です。地図をお書きしましょうか?」
1泊40銅貨……今までの4倍になる。食事代を含めると1日50銅貨から60銅貨くらいになりそうだ。60銅貨と考えると、角兎6羽分に相当する。少し贅沢かとも思うが、今の調子で稼げるのなら貯金もできるし大丈夫だろう。美味しい食事も気になるし、そこに行ってみるか。
「はい、とりあえず熊の宿屋に行ってみたいと思います。地図もお願いできますか?」
「分かりました。少々お待ちください」
キツネミミのお姉さんから地図を受け取り、カウンターを離れる。結局それほど話せなかったな。でも、食事が美味しければ、その宿の事を話題にして少しは会話が増えるだろう。これからって事で納得しておこう。
さて、次は普段なら草原で角兎狩りなんだけど、人気だって言ってたし、先に宿をとっておいた方がいいかもしれない。うーん、まだ朝早いから無理かもしれないけど、宿屋によってから狩りに行こう。
キツネミミのお姉さんに用意してもらった地図を確認しながら、西方都市を歩く。えーっと、ここら辺にあるはずなんだけど……、おっ、看板にも熊の宿屋って書いてあるし、この宿で間違いないな。
「すいませーん、宿に泊まりたいのですが、今からでも部屋は取れますか?」
宿屋に入り、カウンターにいる女性に声をかける。クマミミかな? だから熊の宿屋って事なのかもしれない。
「いらっしゃいませ。今からでも部屋は取れますよ」
「よかったです。朝早くにすいません。宿を決めてから狩りに行きたかったものですから」
「いえいえ大丈夫ですよ。1泊40銅貨です。10日以上お泊りになる場合、朝食は無料になります。あとは、お湯とお洗濯を各5銅貨でおこなっておりますので、ご利用なさる場合は声をおかけください」
おおう、宿のランクが上がると、水浴びがお湯になって、洗濯もお願いできるようになるのか。ただ、二つとも頼むと、冒険者ギルドの隣の宿屋の一泊分……洗濯は自分でして、お湯だけもらおう。
「では10日、お湯付きでお願いします。全部で4銀貨50銅貨ですね。それとですね、食事が美味しいと聞いてこの宿にきたんですが、夜に角兎の丸焼きって食べる事ができますか?」
ちゃんとした宿に泊まれるくらいに生活が安定したんだ。今夜くらいは贅沢してもいいだろう。
「はい、4銀貨50銅貨、お預かりします。それと角兎の丸焼きでしたね。最近よくギルドから卸されるようになったので、依頼は出しています。ですが、この宿の依頼を熟して頂けるか分かりませんので、確実にお出しできるとは言えません」
熊の宿屋も依頼を出していたのか。依頼者の名前とか確認した事なかったから、知らなかったな。でも、それなら好都合だ。
「最近角兎を狩ってるのって僕なんですよ。よろしければ角兎を持ってきますので、それで作ってもらう事は可能ですか?」
自分での持ち込みが問題ないなら、食べられる可能性が激高だ。自分に流れがきている気がする。
「あら、お客さんが角兎を卸してくださってたんですね。今までは、なかなか依頼が受けてもらえなかったので、みんな喜んでますよ。ありがとうございます」
「いえいえ、みなさんが依頼を出してくださるので、僕も稼がせて頂いています。こちらこそありがとうございます」
いえいえ、いえいえとおかしな会話が生まれる。なんかビジネス漫画のサラリーマンみたいになってるな。
「それで、角兎の丸焼きはできますか?」
「もちろん、角兎をお持ち頂けるのならお出しできます。もし、余裕がおありでしたら、他にも何羽か卸して頂きたいのですが、お願いできませんか?」
「そうですね、何か予定外の事がない限り、角兎を持ち帰れると思います。5羽あればいいですか?」
「はい、助かります」
よし、これで角兎の丸焼きは食べられそうだな。なぜかそこから世間話に発展してしまったが、角兎の需要についてなんかも聞けたし、この女性が宿の女将さんで、クマミミだという事も分かったし、いい時間だったな。
***
「では、狩りにいってきます」
「よろしくお願いします、おきをつけて」
女将さんに手を振って宿を出る。部屋も清潔だったし、食事も美味しいらしいし楽しみだな。それに、1日にかかる生活費は45銅貨と晩御飯代で済みそうだ。ついでに、お昼にお弁当も作ってもらえたら助かるんだけどな。夜にでも、確認してみよう。
色々と考えながら、草原に到着した。今日は出発も遅いし、早く帰って角兎の丸焼きも食べたいから、35羽狩れたら宿に戻ろう。
さて、いつもどおりのルーティンワークの始まりだ。
……よしこれで35羽だ、早く帰って角兎の丸焼きだ! なんか楽しみ過ぎてあっという間に時間が経ったな。サクサクと荷物をまとめ、速足でギルドに戻る。
ギルドのいかつい顔のおっさんの受付でもテンションを下げる事なく、3銀貨を受け取り、5羽の角兎を持って宿に戻る。
「女将さん角兎5羽です」
自慢げに角兎を掲げてから、女将さんに渡す。
「まあ、ありがとうございます。40銅貨でよろしいですか?」
「はい、大丈夫ですよ。それで、いつ頃食べられますか?」
「少し時間がかかる料理ですので、2時間後でお願いできますか?」
おうふ、ここからの2時間か……まあ、お腹が空いたほうが美味しいのは間違いないんだ。今の間に準備を整えて、最高の状態で角兎の丸焼きを味わおう。
「2時間後ですね。分かりました。それと汗を流したいので、お湯をお願いできますか?」
「はい、お部屋にお持ちしますね。あと、今日の夕食代は無料とさせて頂きます」
「そんな、悪いですよ」
「いえいえ、明日からは頂きますし、高品質な角兎を卸していただいたお礼です」
夕食タダ! いい響きだ。
「では、お言葉に甘えさせて頂きますね」
女将さんにお礼を言って部屋に戻る。ふー、個室はやっぱり落ち着くなー。人目を気にしないでいいって素敵です。
「お湯をお持ちしました」
おふっ、油断しすぎでビクッてなってしまった。
「は、はい、ありがとうございます」
何とか平静を装いお湯を受けとる。お湯だ……考えたら久しぶりだ、お風呂に入りたいな。豪華客船が買えればお風呂ついてるよね? まあ……豪華客船を買えるお金があれば、お風呂くらい何個でもつくれるな。
体を拭いて夕食まで生活魔法の練習をする。個室だと魔法の発動まで練習できるのが助かるな。
「お食事の準備が整いました。食堂までお願いします」
「はい。すぐに行きます」
いよいよ角兎の丸焼きだ、楽しみすぎる。速攻で準備して、宿の食堂に向かい席に着く。
「お待たせしました、角兎の丸焼きです」
おーこんがりだ。いつも戦っている角兎が、角を尖らせたままこんがりしている。美味しそうだ、ひたすら美味しそうだ。匂いもなんだこれ、ニンニクか? バジルか? 様々なハーブと思われる香りと、肉が焼ける匂いが相まって、かぶりつきたくなる。
クマミミのコックさんが目の前で切り分けてくれる。コックさんもクマミミなんかい!ってツッコムところなのかもしれないが、丸焼きが気になって無理だ。
ナイフを入れるとパリっっとした音と同時に肉汁が溢れてくる。お腹にはハーブを詰めていたみたいで、いい匂いが更に押し寄せてくる。早く食べたい。
貪り食った、貪り食ったよ。パリッと焼かれた皮、肉汁、身は淡泊だが、ハーブと塩が効いた肉汁と共にいくらでも食べられる。角兎1羽とパン2個、ペロっと頂きました。僕、毎日こんなに美味しい角兎を狩ってたんだな。やる気が増してきた。
「女将さん、ご馳走様でした。とっても美味しかったです」
「お気に召したのならよかったです、美味しそうに食べて頂いて、主人も喜んでおります」
「もしかして、角兎を切り分けていたコックさんが旦那さんですか?」
「はい、主人になります」
「とても美味しかったとお伝えください。ご馳走様でした」
少し食べすぎたかな? 心地いい満腹感と共に部屋に戻る。今日はもうステータスチェックして寝よう。
おやすみなさい。
残高2008銅貨
誤字脱字、文面におかしな所があればアドバイスを頂ければ大変助かります。
読んで頂いてありがとうございます。