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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

童話かもしれないもの集

トマトとメロン

作者: 地海月

また謎の多い話となっています。たぶん

あるところにトマトとメロンのきょうだいがいました。

きょうだいには親がいましたが、きょうだいがそれほど育たないうちに死んでしまいました。

きょうだいは引き取られることになりました。

新しい親にメロンは可愛がられましたが、トマトは可愛がられませんでした。

トマトは言いました「どうして○○○ばかりかわいがるの?」

親たちは言いました。

「てんさいだからだよ」

トマトは言いました「どうして○○はかわいがられないの?」

親たちは言いました。「ふつうだからだよ」

ある程度トマトとメロンが育ったとき、トマトは親たちにこういわれました。

「○○○のようにになりなさい」

トマトはがんばりました。メロンよりがんばりました。だけどもメロンになれませんでした。

親たちはトマトに失望しました。

「ほんとだめなこだねえ」

トマトはさらにがんばりました。

親たちはトマトに見向きもしないようになりました。

トマトは親の気を引こうとさらにがんばりました。しかし親たちはメロンにかまうばかりでした。

ある時メロンとトマトが一緒にいたとき、親たちはすごい剣幕でそこに乗り込んできました。

「こんなやつにかかわっているとあなたまでだめになるよ。」

メロンは抵抗しましたがとうとうトマトと引き離されました。

「○○まってて、きっとまたあえるから」

トマトは泣きなっがらうなずきました。

トマトはトマトとして生きるようになりました。

トマトが十分育ったとき、メロンがそこに訪れました。

「やっと会いに来れたよ、○○」

トマトは泣いて喜びました。メロンも泣いていました。

トマトは言いました「■ ■ ■ 達はどうしたの」

メロンはいいました「もういなくなってしまったよ」

トマトは言いました「どうして?」

メロンは言いました「逃げていってしまったんだ」

トマトはまた言いました「どうして?」

メロンは言いました「僕が○○のことが△△だったからさ」

トマトはさらに言いました「どうして?」

メロンは言いました「そのことが気に入らなくて、新しいこを引き取ったからさ」

トマトは言いました「今度は一緒に住めるの?」

メロンは言いました「ずっと一緒に住めるさ」

トマトとメロンはさらに涙を流し、抱き合いました。

それから十数年たちました。メロンとトマトとの間にはたくさんの子が生まれました。

それぞれがそれぞれ癖のある子供でした。そ

の子たちが大きくなって、幸せな家庭ができてトマトとメロンが幸せだと感じている日がつづいたある日、三人の少年と四人の少女が訪ねてきました。

彼らは血まみれでした。

トマトとメロンは驚いて「どうした」の」だ」とききました。

「あなた達の親だったものは死にました。(ぼくら)(私達)が殺したんです」

トマトとメロンはさらに驚いて聞きました「どうしてだい?」

彼らは答えました。

「あなた達も知っているように、彼らは私達にひどい仕打ちをしたからです。いや、あなた達よりもひどかったと断言してもいいでしょう。」

トマトとメロンは彼らを内の中にいれ、血を洗い落としました。

そしてさらに数年がたちました。

彼らはトマトとメロンの子供達と結婚しました。

トマトとメロンの孫が生まれました。

トマトとメロンは幸せでした。

ある日彼らはあるお墓の前にいました。

そして全員でこういって去りました

「さようなら ■ ■ ■ 達」

「バイバイ、■ ■ ■」






             おしまい

知りたいことはコメントしていただければ、解答編で解説します。

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― 新着の感想 ―
[一言] 不思議な感じが好きです。 親は何者だったんですか?
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