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占い師

 マリナがバーの仕事についてから一年ほど経った九月のある日のこと。

「噂の占い師、タロットカードを使って、人の未来や人生の障害となっている原因を解き明かし、より良い未来にするための対策を丁寧にアドバイスしてくれるらしいよ」

 常連客が最近パリで人気の、よく当たる占い師のことを自慢げに話しはじめた。

「タロットってそんなに当たるんですか?」

 マリナはカウンター越しに少し身を乗りだした。

 占いと聞いて関心をしめしたのだ、しかもよく当たると聞けば聞き逃せない。

「すごい的中率なんだ。じっさい何人もの人が的中したって大絶賛だよ」

 客は自慢げに言った後、大袈裟に両手を大きくひろげて見せる。

 よほど凄い占い師らしい。

「そんなに凄いんじゃ、鑑定料もさぞ高額なのでしょうね」

 マリナは宝の山でも見つけたように黒い瞳を大きくしキラキラと輝かせた。

 これは金儲けに繋がるかもと言う期待が胸を大きく占めた。

「ところが、鑑定料はお心次第と言って、お客に金額を決めさせているんだよ。どうだい、今どき珍しく無欲な素晴らしい人だろう!」

 客はワイングラスを摘まみながら、占い師の清貧さを褒め称えるように自慢する。

「決めさせる? それじゃ、商売にならないんじゃ……」

 マリナは肩すかしを食らったように、しらけた笑みを口元に浮かべた。

 その反面、裏で高額な物品を売りつけているのかもしれないわとも勘ぐった。

「ところが当たるから、みんな、払いたくなるのさ」

 お客は鼻の穴をひろげ自慢げに言う。

 どうやらホントのようだ。

「お客様のことは当たったんですか? その占いに幾ら支払ったんですか」

 マリナは探るような目でじろじろ見た。

 まだなにか隠していることがあるに違いないわ。

「まだ少し先の未来のことだから結果は出てないよ。でも当たると信じている。三十ユーロほどしかかからなかったよ」

 客から信じられない返事が返ってきた。

「あきれましたわ」

 まだ起きていない未来のことにお金を払うなんて。マリナはあまりの信じられない返事に、一瞬、呆れてものが言えなくなった。

「占いって未来予測だからそんなものだろう。あの先生の予言は確実に当たるんだ」

 お客の目に淀みなく、信じ切っていた。

「きっと詐欺ですよ!」

 お金がすべてのマリナには、占いが当たることよりも、鑑定料をお客に決めさせるというのがとても信じられない。そんなものにたとえ三十ユーロでも勿体ない。

「あ、は、は、は……」

 マリナはムリに笑顔をつくり作り笑いをする。

 目の前のお客は信じ切っているのだから笑うしかない。

「詐欺かどうか、行ってみればわかるさ」

 お客は自信たっぷりにそう言い残して帰っていった。

(絶対に詐欺よ)

 ここまでくると、新興宗教にマインドコントロールされた信者みたいだわ。

 マリナはそう思いながらも占い師のことが、なぜかとても心にひっかかった。

 鑑定料をお客に決めさせるほど当たると言うことか。


 それから数日後のある日、とうとうマリナはその占い師がいるという、パリ十二区のお店を訪ねてみることにした。

「ほんとにそんなに当たるんなら、あたしがこの目で確かめてやるわ」

 詐欺だと思っているものの、よく当たる占いときけば女心は無視できない。いや、無関心を装えば装うほど気になって仕方が無くなるもの。

 マリナはとうとう予約を取るためマリナが占い師に電話をしてみると、電話口に出たのは丁寧でとても優しく落ち着いた女の声だった。

「タロット鑑定をして欲しいのですが」

 マリナは怖々と訊く。

 電話越しに魔女のような女をイメージした。

「いつが宜しいですか?」

 声からは魔女らしき雰囲気がしない。

 優しい年相応の女性の声が返ってきた。

「出来るだけ早くお願いしたいのですが」

 マリナは冷静になった。

 とにかく会ってみたいと思った。

「でしたら、今日の三時なら空いていますよ」

 どこにでもいる普通の中年女のイメージしか湧かない。

「では今日お願いします。マリナと申します」

 最後は事務的に名乗った。

 電話をしてみるとあっけないものだった。

「有り難うございます。ではマリナさん、三時にお待ちしていますね」

(お客さんの話では相当儲けている感じだったから、きっと高級アパルトマンに住んでいるに違いない。詐欺師の女占い師、あたしが正体を暴いてやるわ)

 好奇心から予約を入れてしまったマリナだが後悔する気持ちもあって、妙な正義感にかられた。

 マリナは約束の時間に間に合うように、占い師が教えてくれた住所を訪れてみると、質素なアパルトマンに辿り着いた。

(場所がましなだけで、あたしが生まれた家とほとんど変わんないわ)

 彼女は肩すかしにあったような気分と、みょうな親近感を覚えた。

 マリナがベルを鳴らすと、

「はーい」

 という溌剌とした声がして四十代前半ぐらいの小柄で丸っこい、むしろ何処にでもいる、世話好きで人の良さそうな女が出てきた。

(この人はお手伝いさんかしら。どう見ても占い師には見えないわね)

 マリナが戸惑っていると、

「マリナさんですね」

 中年女が笑顔で出迎える。

 やはりお手伝いさんなのだろう。

「はい、三時に予約していたマリナですが……」

 どう声をかけてよいものか戸惑いを隠せない。

「バス停から迷わなかったですか?」

 お手伝いと思われる女性から人懐っこい笑顔で話しかけられる。

「スマホの地図を見ながら来たのですぐに分かりました」

 マリナも彼女の笑顔につられ微笑んだ。

「今は便利な物があるのね。わたしはスマホやパソコンがどうも苦手で、うまく使いこなせないのよ」

 そう言いながら、玄関を上がるようマリナをうながした。

「あたしもどちらかというと苦手なほうで、うまく使いこなせないんです」

 警戒心の強いマリナだったが、まるで友達の家に遊びに来たように打ち解けている。

 占い師の先生は奥の部屋にいるのだろうか。 

「まあまあ」

 女は友人でも招待するようにマリナを家の中に招く。

 部屋の奥へと導く。

「とてもいい香りがしますね」

 家に入るなり仄かに鼻を燻る香しさ。

 奥へ行くほど香りが強くなる。

「ホワイトセージですよ。インディアンが昔から、儀式や魔除け、浄化に使っていた天然のハーブです。瞑想する時に場を浄化して心を穏やかにしてくれます」

 奥の部屋に着くと、近くに祭壇があった。

 香りは祭壇の香台から立ちこめていた。

「どんなものですか?」

 マリナはセージという物が気になって仕方がなく、好奇心がくすぐられる。 

「こちらの部屋にどうぞ」

 そう言いながら、女はチーク材の丸テーブルと椅子が置かれたさらに奥の部屋にマリナを案内した。

「遠慮しないで椅子に腰掛けて寛いで下さいね」

 女はネットやテレビで見るような、いかにも占い師のような怪しげな衣装ではなく、いつも行くショッピングセンターで見かけるような、中年女がよく身につける落ち着いた色のセーターとスカートを身につけている。

(占い師先生はいらっしゃらないのかしら)

 マリナはその女をスタッフかお手伝いさんだと思った。

「これがホワイトセージよ」

 女が手のひらサイズの透明なビニール袋を持ってきた。

 その袋には乾燥してちぢれた白っぽい葉がつめられている。

(しまった。言わなきゃよかった)

 セージの詰まった袋を見せられ、疑り深いマリナは売りつけられるのだろうと咄嗟に思い困り顔になった。

「これに火をつけて使うの」

 女はすぐにその袋を開封し、中から乾燥した葉を取り出した。

 ライターをすでに手にしている。

「あ、よくわかりました」

(セージに火でもつけられたら、高額な値段で買わされるに違いない)

「わかりましたから、もう袋に戻していいですよ」

 マリナは慌てて女を制止する。

「心配しないで、沢山もらったからあなたにお裾分けしますよ」

 女が目を細める。

 セージの葉を摘まんでマリナに見せた。

「え……」

 マリナはポカンとする。

(お裾分け……)

「こうやって火をつけるの」

 ライターで葉の先端に火をつけ、フッと息を吹き火を消すと白い煙が立ち上り始める。

 すぐに部屋中に心地よい香りがひろがった。

「心が落ち着くでしょう」

 女が右手で風を煽る。

 セージの香りの煙が鼻を燻る。

「は、はい」

 マリナが慌てて返事をした。

「これはあなたにあげるわ。お部屋の浄化や瞑想に試してみてね」

 目の前にセージが詰まった袋をさしだされた。

「お代は?」

 困り顔のマリナ。

 いくらふっかけられるのだろう。

「いいのよ。いただきものだから」

 にっこり微笑む。

「そ、そういうわけには……」

 躊躇うまもなくセージの袋を手渡されてしまった。

 ホントにただでもらってしまった。

(いや、まてよ。あとで占いの鑑定料に含めて高額な請求をしてくるに違いないわ)

「冷めないうちにお茶でもどうぞ」

 いつのまにか女はとても香りのいい、温かな紅茶を持ってきて、優しい眼差しでマリナに勧める。

「あ、ありがとうございます。あの……」

 戸惑いながら礼を言いつつ、占い師をはやく呼んで欲しいと思う。

「どうかされましたか?」

 女がマリナの顔をのぞき込む。

「あの、占い師さんはいらっしゃらないんですか?」

 マリナはやっとの思いで尋ねた。

「これは失礼しました。わたしが占い師のブリジットです」

 占い師はにっこり微笑む。

「あたしこそ失礼しました。マリナです」

 マリナは顔を真っ赤にして恥じ入る。

 まさかの展開だった。

「わたしは魔女みたいな衣装じゃないからね」

 ブリジットはそう言いながら口に軽く手をあて明るく笑った。

「実はそうなんです」

 マリナはよりいっそう顔を赤らめる。 

 人間が信じられない、疑り深い性格のマリナだったが、ブリジットとは初めて会ったのに、なぜか警戒感が薄れむしろ懐かしささえ感じてしまう。

「わざわざ遠くからお越し下さってありがとうございます。わたしのことはどこでお知りになったの?」

 ブリジットはあらたまり、目尻を下げながらマリナに訊ねる。

「あたしはカフェバーで働いている者ですが、よくお店に来て下さるお客様があなたの占いの話をしていたので……それにしてもこの紅茶、甘い香りがしてとっても美味しい!」

 マリナはカップを高い鼻に近づけ、香りを味わうように吸う。

 甘い香りが鼻を満たしながら、紅茶の深い味わいも舌を通過して喉をすべり落ちる。胃袋が温まるのを感じると、張り詰めた神経がほぐれ解放されていく。

「ハーブティーのベリーズ・ファームといって、ブルーベリーの実や矢車草をブレンドしたお茶ですよ」

 ブリジットはリラックスするマリナを自分のことのように喜んだ。

 どうやら占い師のお勧めのお茶のようだ。

「とっても美味しい」

 お茶にこれほど心と体を癒やされるとは思いもしなかった。

 思えば香りや味を楽しむ余裕もなく、生きることだけで背一杯のこれまでが、何の価値もない時間だったのかとさえ思えてしまう。

「気に入っていただけてよかったわ」

 ブリジットはにっこり微笑み、マリナのカップにお茶をつぎ足す。

「お茶でこれほど体が温かくなったのは初めてです」

 マリナはこの人の前でなら、不思議と何でも素直に言えてしまう。

「よほどお疲れなのでしょう。バーのお仕事は大変ですね。よく頑張って続けられています。とても素晴らしい事だと思います」

 ブリジットはお茶を飲みながら目尻を緩める。

(この人は嫌みや厭らしさがないわ)

 お世辞でもなく慰めでもなく、マリナは素直な気持ちを感じた。

「生まれつきほかに選択肢がなかったので、なにも考えずこの仕事に就きました。ほかの仕事を知らないのであまり大変だと感じたことがありません」

心が丸裸になったみたいで、衣服を脱ぎ捨てた訳ではないのに、マリナはなぜか気恥ずかしささえ感じる。人の前でこれほど素直になれたのが不思議なくらいだ。

「そうでしたか。接客業はとても大変でしょう」

 占い師はうんうんと頷き、さらに話を続けた。

「わたしは幼い頃から霊感が強くて、よく霊をみたり人の死期をあてたり出来ました。ところがこのような能力を持つと周囲の人は恐れて、わたしを悪魔に乗り移られた子供、魔女だと噂するのです」

 ブリジットが辛い過去を淡々と語る姿は、マリナにとってとても驚きだった。

「酷いですね。あたしには辛かった過去を人の前で話すことはおろか、思い出すこともできません。憎悪や怒りや恐怖で心も肉体も激しく緊張し震えるからです」

 虐待されたことや近所の子らに虐められた子供の頃を思い出し、マリナは自分の事のように心が痛む。

 忌まわしい過去の記憶がよみがえり、心も魂も冷たい炎で凍りつく。

「マリナさんも、さぞ辛かったことでしょう」

 我が身のことのようにブリジットは目を真っ赤に腫らした。

「いえ、もう過去のことですから」

 マリナはそう言って嘘で心を誤魔化すことを繰り返してきた。

 ブリジットは再び語り始める。

「狭い町でしたから、わたし達家族はその町を逃げるように出て行き、パリに着くとひっそりと暮らしたのです。まるで魔女狩りにでも遭ったような感じでした。今の時代にですよ。それ以来わたしは世の中の人間が信じられなくなり、心は暴れ人を怨めば怨むほど心は荒み本当にひどい人間になっていったのです」

ブリジットは辛い思い出を、まるで人ごとのように淡々と語る。

(あたしには過去の恨みをにこやかに話せない)

 ブリジットの態度はマリナにとって理解しがたいことだった。

「でも今はその霊感を人の幸せのために使われていますよね」

 マリナは喉元から出かかったさっきの言葉をゴクンと呑み込んだ。

「もちろんわたしは霊感を人の幸せのために使っています」

 ブリジットはあらためて胸を張った。

「怨むほど酷いことをした人達に、仕返しをしたいと思わなかったのですか? あたしなら仕返ししたと思います」

 マリナはブリジットの本心を探るように、その穏やかで澄んだ青い瞳を見つめた。

「わたしの心は手がつけられないほど暴れました。けれども、ある日わたしは苦しみの中から気づいたの。愛は愛を招き憎しみは憎しみを招くことを。これが宇宙の法則だと」

 それがさもあたりまえのことのようにブリジットはさらりと答えた。

「そうでしょうか。世の中には人を潰してより幸せになっている人が大勢います。あたし達の世界ではお人好しは食い物にされ、野心ある人が昇りつめています。食うか食われるかの世界です」

マリナは荒んだ子供時代の経験から、生き残ることは他人を蹴落として勝ち取るものだと思っていたので、どん底の人間の悲惨さや醜さをブリジットは解っていないと思った。

「あなたのいる世界に限らず、世界は富める者の身勝手な理屈で世界の格差を激しくしています。国と国、人と人。しかし、いま世の人々は気づき始めています。他者から奪えば奪うほど自分達も失うということを」

 それまでの和やかな雰囲気とは打って変わって、ブリジットの口調が厳しくなった。

「……」

 自分の狭い世界しか考えたことがなかったマリナには返す言葉がない。

「マリナさん。宇宙はみな神様の愛で繋がっているのです。この世に存在するすべてのもの、人間をはじめ動植物はもちろんのこと、風や雲や水や道端の石ころでさえも、どの一つをとってもこの宇宙になくてはならないものなのです」

 ブリジットは窓から外を眺めた。

 つられてマリナも同じように見る。

 太陽の光が優しく感じる。

 澄み切った青空を見上げれば、空はどこまでも高く広く、自分の存在がけし粒のように思えた。

「全てが神の愛で繋がっています」

ブリジットは話し続けた。

「宇宙は神様の愛そのもの。奪ったり傷つけたりする行為は、神様の愛を傷つけるに等しい行為です。もしそのような行為をすれば、その行為すべてがその人にカルマとして返って来るのです。奪えば奪われ、傷つければ傷つけられるのですよ」

 ブリジットは挑むような目で、目の前の悩める女を見据えた。

「奪えば奪われ、傷つければ傷つけられる」

 マリナは視線を逸らさないまま姿勢を正す。

「そのことに気づいたわたしは、以後、人を怨むことを手放し、それまでわたし達家族を苦しめてきた人たちを赦したのです」

 ブリジットの目の輝きは意志の強さのあらわれだと思えた。

 さあ、今度はあなたの番よと挑まれたようにさえ感じる。

「ブリジットさん、おっしゃることはよくわかりますが、あたしは、あたしを馬鹿にしてきた人達をすぐに赦すことなんてとうてい出来ません。あの不愉快な人たちを見返してやりたいその一心で今の仕事を続けてきました。いつか見返してやるぞという気持ち……復讐心はあたしの生きる支えなのです」

 マリナの心も体も、同極同士の磁石のようにブリジットに反発した。

(どうして自分を傷つけてきた人間達を、いや、人間以下のあいつらを赦さないといけないの? あたしはどん底の生活を強いられているというのに。虐待を繰り返してきた父親がいま、どこで、何をしているのかわからないけれど、自分の罪は自分で刈るべきだ。もしそれができないのならば、あたしが天に代わって懲らしめてやる)

「マリナさん、今のあなたに分かって貰うのは無理なのかもしれませんね」

ブリジットはとても悲しげな眼差しでマリナを見つめたが、すぐに気を取り直して話を続けた。

「このことは頭の隅にでもおいといて下さいね。人生のテーマは愛すること赦すことなの。いつかきっとわかる時が来ると思います」

「……」

 マリナはこれ以上なにを言っても無駄だと思い唇を固く結んだ。



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