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ボッチPKの異世界サバイバル冒険記

初めまして武谷 神獣といいます

小説を書くのは初めてで、いろいろと至らない点や後進に時間がかかったりするかもしれませんが気長に待っていただけると幸いです。

1.ボッチPK、異世界でもPK扱いになる。

 国内で10万人のプレイヤーがいると推定されているモンスター級のフルダイブ式MMORPGの<人魔大戦>。

 このゲームで最もたくさんのPKをして様々なプレイヤーから「害悪」「殺人鬼」など様々な悪名で呼ばれ運営にたくさんのアカBAN要請が寄せられ果てには殺害予告まで送られた人物がいる。

 彼の名は橘 悠人、アバター名シグマP9である。ちなみにP9というのに特に意味はない。このゲームでは他者と同じ名前が使えないため適当に表示されていったものから選んだ結果の名前である。この物語はそんなボッチPKの異世界転移の物語である。

 ここは<人魔大戦>の舞台とほとんど同じ世界のラウール大陸の中でも最大の人口を抱える王国のライル王国である。このライル王国の王都マイルズの北西にあるロッツの森で一人の男が数人の青色の鎧を着た騎士たちに追われていた。

 追われている男は身長170cmくらいの中肉中背で少し筋肉質といった体形で黒の布地に白い鎖の模様が縦横無尽に入ったロングコートを着て靴はカジュアルな黒をベースに赤のアクセントがきいたもので幅広い用途に使えそうなモノである。

 追っている騎士たちは、鎧を着ているとは思えない速さでその男を追うが、なんとその男はそれよりさらに速い速度で走り森の奥へと消えていく。

 騎士たちは必死に追うもうっそうとした森の木々に視界を阻まれて、やがて男を見失いしばらく辺りを探すが、やがて諦めたのか隊長らしき人物が全員を集めて指示を出し、王都のほうに帰っていく。

 その様子を遠くの木の上で息をひそめて見ていた男は、ほっとした様子でその木の幹に腰を下ろし、走り続けて乱れた呼吸を整えながら、一人で誰かに訴えるかのようにつぶやく

  「また追われる身かよ。」

 その男橘 悠人(シグマP9)はこの異世界でも追われる身になってしまったのである。


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