90:吾輩は誇り高き野良猫である。※ただし逆さ吊り状態
ジャンル:純文学〔文芸〕
作者:燦々SUN&もっしゃん
あらすじ
吾輩は野良猫である。このコンクリートジャングルにおいて、狩りに生きる孤高の野良猫である。たとえ罠にかかって逆さ吊りにされていようとも、誇り高き野良猫なのである。……誰か助けてください。あぁ、頭に血が、血が……!
※燦々SUNともっしゃんのリレー小説です。「猫」「ひも」「不可抗力」をキーワードとして短編を書きました。
キーワード
日常 猫 ひも 不可抗力 リレー小説形式の短編
掲載日
2019年 05月14日 19時23分
文字数
4,622文字
URL
https://ncode.syosetu.com/n8682fm/
感想
以前燦々SUNさんの作品からこれ探していたら見つからなくて、実はリレー小説でもっしゃんさんが投稿していたという。
……さらに言うと純文学ジャンルだったのか。
コメディだとばかり……!
ええっと、面白いよ。うん。
この紹介エッセイ、百合や異類婚姻譚率の高さをたまにネタにしてるけど、猫モノも多いよね。
野良猫と言う孤高のイメージが既に逆さ吊り状態という絶体絶命のようで、すでに笑いを誘発させるタイトル。
タイトル出オチである。
もはやこの作品のオープニング、
『吾輩は猫である。誇り高き野良猫である。
この厳しいコンクリートジャングルにあって、人間に媚びることもなく……』
コレがオチのための前振りにしか見えないのがステキである。
猫のイメージ、カッコいい、かわいいイメージなどに次ぐ要素としての『おばか』な感じを楽しんで貰えると良い。
もう7月ですってよー。
ξ゜⊿゜)ξ ノ ⌒◇ <えいっ、ころころ。
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