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83:夏とか海とか、どうでもいい

ジャンル:現実世界〔恋愛〕


作者:トキタナツ


あらすじ

それなりに長い付き合いになるよな、俺とお前って。

これまでなあなあで来たわけだけど、そろそろはっきりさせようと思うんだ。

お前の言うように海へ行って、そこで伝えることが出来るならそれが一番良いのだろう。

でもすまない、今は難しいんだ。


ただ、準備は出来ている。

だから、その時になったら俺も真面目にやるからさ、お前もちゃんと答えてくれたら嬉しい。


銘尾 友朗 様主催『夏の匂い企画』参加作品です。


キーワード

日常 『夏の匂い企画』


掲載日

2019年 08月09日 04時00分


文字数

3,852文字


URL

https://ncode.syosetu.com/n3848fr/



感想


 これ企画参加作品だったのか。今知ったという。改めて読んで感想欄の知り合い率が高いの笑う。


 文章からここまで情景が浮かぶ、それも五感全てに訴えかけてくる文章はなかなかないと思うのだ。

 この話は『うだるような暑さ』から始まる小説である。温度を描く文章は多かろう。だが、この文章には湿気がある。

 味覚や嗅覚も刺激される。


 舞台は安アパートの一室と物理的に狭く、金銭的にも恵まれていない状態。

 だが空想での場所の広がり、過去現在未来と時間的な広がり、それも幸福な広がりを見せる作品だ。


 この作品は恋愛モノであるが、序盤はじっとりと熱と湿度の隠った部屋、男女の倦怠感溢れる空気がある。それが読み進めるにつれて、最後爽やかさすら感じさせる二人の関係と将来を展望させるのは短編として見事であると思うのである。



次は27日にー。


ξ゜⊿゜)ξ ノ ⌒◇ <えいっ、ころころ。


ゾンビ物だ!

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ξ゜⊿゜)ξ <筆者のメイン小説をよろしくですの!
i521206
― 新着の感想 ―
[一言] メッチャエモかった( ˘ω˘ ) 純文学的でもありますよね! こういう意図的に説明を少なくして、読者に余白を想像させるタイプの作風好きです!
[良い点] 夏の匂いと聞いて読みに行ったらすでに読んでいたとは! きっちり感想まで書いてましたわ。 どっかで聞いた名前かと思ったらケイさんじゃないですか!
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