77:のけもの道士です。旅の途中で規格外のイケメン剣士と魔物に遭遇しました
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕
作者:伊賀海栗
あらすじ
「呪術にまじないに医術、その他もろもろの神仙方術を用いて、禍を除き、福を招き入れるのが道士です」
僵尸と呼ばれる魔物を率いて夜の山を歩く小柄な女。
「俺はこの近くの済角村に行くところだ」
誰もが振り返る美貌と流麗な剣技を持つ長身の男。
このふたりの向かう先に現れたのは、異常なほどに大きな山の怪だった――。
※これは異世界のお話です。作者が「たぶんこういう世界~」とゆるく考えた世界です。
※全6話、2万字前後です。
※サブタイトルの「★」は挿絵マークです。
※2020/02/16:改題(旧タイトル「ポンコツ方士と有能無職」)
※2020/02/16:主人公の職業名称(方士⇒道士)とそれに伴う一部の固有名詞を修正
キーワード
R15 残酷な描写あり ヒストリカル 中華風 中華 僵尸 キョンシー ポンコツ 美形 イケメン マンガUP!賞1
掲載日
2020年 02月12日 21時35分
最終投稿日
2020年 02月16日 09時20分
文字数
21,293文字
URL
https://ncode.syosetu.com/n4571ga/
感想
今わたしは『上海蒸汽朋克姑娘 ~ シャンハイ・スチームパンク・ガール』という中国を舞台とした作品を書いており、ちょうど今日完結する予定なのだが、その主人公の一人が道教の道士である老爺なのである。
なぜわたしが『上海~』を書いているのかに関しては様々な要因があり一言では言えないのだが、少なくともその要因の一つに伊賀海栗さんのこの作品の影響を受けているのは間違いない。
内容は全然違う。
だが、この作品はわたしに、中華、道士といった要素がいいな、書きたいなと思わせた。それだけの価値がある作品であった。
中華風異世界の農村部を舞台としたキョンシーもの、つまり主人公が道士である作品である。
いわゆるなろうファンタジーっぽくはない。ヨーロッパではないし、転生もチートもない。なろうの中華モノと言えば後宮舞台の恋愛や歴史転生ifモノが多いがそれでもない。
伝奇モノ的な、雰囲気あるファンタジーである。
なろうで一般ウケはしない。
だが、それがつまらないことを意味するわけではないとこの紹介エッセイの読者は知っているはずだ。
一風変わったファンタジーを探しているなら、この作品はお勧めである。
次は24日にします。
ξ゜⊿゜)ξ ノ ⌒◇ <えいっ、ころころ。
『ベイツ』はやめろ。




