74:毛玉の恋
ジャンル:異世界〔恋愛〕
作者:守野伊音
あらすじ
森に住むケダマが「オレ」に恋をして、終わって始まる話。
キーワード
R15 残酷な描写あり 異世界 ファンタジー 恋愛 人外 転生
掲載日
2019年 10月17日 21時10分
文字数
17,983文字
URL
https://ncode.syosetu.com/n8678fu/
感想
わたしはこの作者さんの作品が好きである。こっそりファンであるとも言える。
この作品が書かれた去年の10月と言うと、わたしが『メリリース・スペンサーの憂鬱な日々』を書いていた頃であり、日間異世界恋愛ランキング1位まで取った頃である。
この作品はそのちょっと後に書かれた作品であり、日間異世界恋愛ランキングのトップ5、いわゆる表紙で共演出来たのが非常に嬉しかった記憶がある。
さておきこの作品の主人公は雌の『ケダマ』、毛玉である。まっくろくろすけとかケセランパサランみたいな生き物である。
それが人間の男性に恋している。
異類婚姻譚!
タグに転生とあり、あらすじに終わって始まる物語とあるので、「ああ、『ケダマ』が人化転生するのかな」という予想はつくかと思われる。
この作品はそのすぐ後に話が終わる。恋の結末は語られない。
ここで話が終わることを余韻として良しととらえるか、続きが読みたいと思うか、尻切れトンボととらえるかは読者によって印象は変わるかもしれない。
この作者さんの短編は割とそういう傾向があり、ものによっては不満を感じるモノもないとは言わない。
だがわたしはこの作品に関しては、ここで切るのは正しいと感じている。
『ケダマ』がけなげで可愛すぎるのでそれに悶えると良い。
次はまた明後日17日にでもー。
ξ゜⊿゜)ξ ノ ⌒◇ <えいっ、ころころ。
ど、どど童貞ちゃうわ!




