65:モアイさんとほしのおくりもの
ジャンル:童話〔その他〕
作者:黒イ卵
あらすじ
モアイさんは、こそだてちゅうです。
きょうもあさから、ベビーモアイちゃんのおせわをしています。
そんなモアイさんのあさは、いっぱいのコーヒーからはじまります。
キーワード
冬童話2020 モアイ ネット小説大賞八感想
掲載日
2020年 01月15日 20時00分
文字数
1,865文字
URL
https://ncode.syosetu.com/n0761fz/
感想
1行目からこれは面白い!評価満点入れますわ!
と、思う作品というモノが存在する。このエッセイで紹介した中にも何点かそういった作品があり、これもそのうちの1つである。あらすじにも書いてあるのでここに引用してしまうが、
『ここはイースターとう。
モアイさんのあさは、いっぱいのコーヒーからはじまります。』
……待って、わたしの知ってるモアイさんの朝はいっぱいのコーヒーから始まらないんだけど!?
とツッコんでしまったのでわたしの負けだ。
わたしは出オチとかホットスタート大好きなのである。
だがしかし。出オチの構造上の問題として、最初だけ面白くて後はイマイチというものになりやすいのだ。それでは評価が下がり、こうして紹介するに値しない。
この作品はもちろんそうではない。
最初から最後まで読者がツッコみたくなるようなシュールな世界観を描き面白く……、さらにそれでありながら壮大な広がりのある話なのだ。
それはまるでイースター島でモアイと並び、昼は大海原を眺め、夜は満天の星空の下にいるかのような。
遙かな時間と空間の広がりをたったの1800字で描ききる。
そんな作品がこれだ。
はいつぎー。
ξ゜⊿゜)ξ ノ ⌒◇ <えいっ、ころころ。
ん、まて。次回は17日。セントパトリックデーか。
ξ゜⊿゜)ξ <ええ、緑の日の祝日ですわね。
せっかくなので、みどりのみどりの作品を紹介するわー。




