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61:野良のノラが教えてくれたこと

ジャンル:ノンジャンル〔ノンジャンル〕


作者:Cat Bell


あらすじ

そこにいたのは猫だった。僕と同じ黒い猫。


キーワード

*キーワードが設定されていません


掲載日

2015年 01月31日 22時18分


文字数

8,571文字


URL

https://ncode.syosetu.com/n8312cm/


注:この作品は背景色とイラストありきの作品なので、そこを非表示にしている場合は戻してから読むこと。



感想


 第4回でご紹介させていただいた、Cat Bellさんの作品ですね。

 ROBOT HEARTは文字数が2000文字程度と絵本的なストーリーの短さであるのに対し、こちらは8000字と割とボリュームある作品となっている。

 そしてもちろんあの素晴らしいイラストもある。


 内容は野良の黒猫の話、最初から最後まで黒猫の一人称視点だ。猫好きならたまらないであろうキャラクターにストーリー。


 そして泣ける。


 以前書いたことがあるが、短編の構成としてオープニングとエンディングがちゃんと対になっている話は大好きだ。そして世代が巡る話は大好きだ。紹介した作品だと炎獄のサイネリアとかそうだね。


 この話は『完璧な』短編である。


 童話として読んでも素晴らしく、大人が読んでも感動でき、文学としてみても美しい。


 そこに挿絵があるのである。そして猫なのである。

 つまり完璧より上だな。


 読んでみてくれ。これだけ読む前の期待のハードルを上げていても、これはそのさらに上を行く作品だ。



次は2/27ですねー。2月ラスト。


ξ゜⊿゜)ξ ノ ⌒◇ <えいっ、ころころ。


SF警察だ!

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ξ゜⊿゜)ξ <筆者のメイン小説をよろしくですの!
i521206
― 新着の感想 ―
[良い点] 拝読してきました。 素晴らしいですよ。 この作品もなまこ師匠の紹介も。 2月22日の猫の日にきっちりこの作品をあてがってくる。凄いです。
[一言] 号泣しました……。 猫好きにはクリティカルですねこれはッ!! ROBOT HEARTもそうですけど、絵本になったら絶対買うんだけどなあ!
感想一覧
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