55:三太の泉
ジャンル:童話〔その他〕
作者:かわかみれい
あらすじ
とある村に住む、ごくつぶしとさげすまれている変わり者の若者。
だが彼は村のため、たった独り命がけで水神様に掛け合い、村に泉をもたらすべく奔走する。
彼の優しい心根が、報われるまでのお話。
キーワード
異類婚姻譚 冬童話2020 水神 龍 水争い
掲載日
2019年 12月27日 13時10分
最終投稿日
2019年 12月28日 21時06分
文字数
8,931文字
URL
https://ncode.syosetu.com/n1005fy/
感想
かわかみれいさん、2度目のご紹介だ。
この作品はかわかみさんの『月の末裔』という長編ローファンタジーのスピンオフ短編である。
わたしはこの『月の末裔』という作品を見たときに、そのタイトルの素晴らしさに感銘を受けまして。
ええ?日本人まだこんなエモいタイトルの作品まだ書いてないの?うそやろ?とね。びっくりして読み終わって無いのに活動報告で紹介するとかしてしまったものである。
今回紹介する『三太の泉』は、スピンオフ短編であるが、『月の末裔』を読んで無くても100%楽しめる作品であることは安心して欲しい。素晴らしい童話……民話の方がイメージに近いかもしれないな。
もちろん、『月の末裔』を読んでいると+αでにやりとできる、120%楽しめる。これが良いスピンオフの在り方である。
かわかみさんはスピンオフ短編の名手である。
実のところわたしは別の長編、『レクライエーンの申し子』のスピンオフ短編、『影送りの朝に』の方が好きなのだ。
ただ、あれに関しては元の作品を読んでいた方が絶対に良い。よって残念ながら、ちょっとここでの紹介には向かなかったのだ。
でもこちらも名作なのでね。興味あれば是非。泣ける。
今気づいたが、『三太の泉』ジャンル童話だが異類婚姻譚か……。
ここまでジャンル網羅しにいってるのに異類婚姻譚と百合率の高さがひどいな。
……見なかったことにして次!1/27の紹介は!
ξ゜⊿゜)ξ ノ ⌒◇ <えいっ、ころころ。
ん、待て。実は紹介依頼が来ていてね。せっかくなのでこれにしようか。
ξ゜⊿゜)ξ <おや。
元々リストに入っていた作品があるんだが、その方の別の作品を紹介されていてね、ちょっと現在まだ感想とかついてないのでそれを紹介しようか。
もちろん紹介に値する素晴らしい作品だったとも。




