表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/121

44:あの朝、空が赤かった。

ジャンル:現実世界〔恋愛〕


作者:つこさん。


あらすじ

「夢、叶えたんだね」


何と返していいかわからなくて、わたしは「ありがとうございます」と呟く。


真っ直ぐにここまで来れたわけじゃない。


早く帰って欲しいような、引き留めて弁解したいような、どうとでも取れる気持ちが動いて、わたしは手を伸ばした。


第五回月餅企画参加作品です。


キーワード

R15 日常 シリアス 女主人公 現代 ススキノ 作者リハビリ作品 月餅企画 2019


掲載日

2019年 09月13日 12時00分

最終投稿日

2019年 09月13日 22時00分


文字数

6,839文字


URL

https://ncode.syosetu.com/n1411ft/



感想


 作者のつこさん。はこの作品をスランプから脱出するためのリハビリ作品とか言いよったのですが、それでここまでのもの書かれてしまうとわたしなんざ立つ瀬がない訳で。

 実のところ、この作者さんはなろうにおけるわたしの『友人』であるが、わたしはこの作者さんの書かれる短編のファンでもある。


 つまりこれ以外にも素晴らしい短編を書かれている訳だが、その中でこの作品を選んだ理由……、読んだ当時、読んだ後にエモ過ぎて感想が書けなかったからである。


 内容をここでネタバレするわけにはいかんが、強いて一言言わせて貰うとすれば、『人生なんて思い通りにはいかない。それでも』という作品だ。

 つまり、構造上としては若者に読んで欲しいが、刺さるのはある程度年のいったやつ。って作品になるかと思う。


 内容そのものが刺さるのもそうなんだが、書き方だよなぁと。

 たかが7000字の短編で、登場人物は3人、実質『店主の女』『元カラス族の男たち』の2グループとも言える。

 そして話は女視点の完全一人称小説である。


 でも、この話はまるで群像劇のように。

 どちらの登場人物にも感情移入し、女と男の言動どちらにも読者の感動が積層的に励起させられるのである。

 つまり、刺さる相手に読者の性別は選ばない。


 そう、ついでに言えば。この作品の主人公は、女の完全一人称視点でありながら、決して女ではない。女も男もどちらも主人公なのだ。

 なぜかって?

 読み終わった後にタイトルもう一度見れば分かるよ。



次回は日曜日に。


ξ゜⊿゜)ξ ノ ⌒◇ <えいっ、ころころ。


砂砂の醤油の方と言われる、わたしの友の作品ですかね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ξ゜⊿゜)ξ <筆者のメイン小説をよろしくですの!
i521206
― 新着の感想 ―
[一言] うん。これは私も初見でインパクトがあって、感想書かせてもらった作品です。一生懸命とか前向きとかきれいな言葉では言えないかもしれないけど、人は必死で生きていく。 つこさん。頭痛が痛いの良くなっ…
[一言] 本作に限らず、つこさん。の作品はどれも空気感が透明で綺麗ですよね! いつも空気感が汚い作品しか書いてない私とは真逆の作風ですw そして遂に次回は醤油の方ですか!? 醤油の短編も良いのが沢山あ…
[良い点] |Д・) < …… |Д・) < ……ありがとっ! |彡サッ
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ