38:30分5000円で寂しい中年男性のママをやってあげるお仕事/39:精神年齢10歳児
ちょっと今日は特殊で2話同時紹介なのです。
ジャンル:純文学〔文芸〕
作者:村崎羯諦
あらすじ
「ねぇ聞いてよ、ママ! 今日ね、僕がいっぱいお仕事を頑張ったおかげでなんとか納期を守ることができたんだよ! すごいでしょ!」
キーワード
日常 シュール ナンセンス
掲載日
2019年 10月11日 22時04分
文字数
2,103文字
URL
https://ncode.syosetu.com/n5571fu/
ジャンル:純文学〔文芸〕
作者:村崎羯諦
あらすじ
5年2組に転入してきた内藤健治です。身体年齢は39歳で、精神年齢は10歳です。お母さんからは健ちゃんと呼ばれています。みんなと早く仲良くなれるようにがんばります。
キーワード
日常 シュール ナンセンス 小学校
掲載日
2019年 07月19日 22時09分
文字数
3,352文字
URL
https://ncode.syosetu.com/n3299fq/
感想
作者さんの名前が読めないやつ。ぎゃていさん。
ぎゃていさんは、コンスタントに短編をあげるという、まさにこのエッセイで紹介すべき方である。
多作の上に、また良い作品書くんだ。
先日、ぎゃていさんの別の作品にレビューを書いた。
あれは硬い文ではあるがいかにも素晴らしい文学作品であり、……普段わたしはコメディタッチのレビューを書いてるのだが、そうもいかず、マジメで格好いいレビューを書いてしまった。
んでまあ、そちらはレビュー後に日間純文学の1位取ったばかりだし、折角だから今回は別のを紹介したいと思ったところだったんだけどね。
『30分5000円』の方の紹介を書こうとして気が付いたんだ。『10歳児』も類似したテーマを描いているんじゃねと。
少なくとも、わたしの読後感は似たものがあった。だからどちらをではなくて、こうしてセットで紹介したくなったのだ。
前者が『バブみ』後者が『アダルトチルドレン』。あらすじを読んだだけでも背筋が凍るというか、伝わってくる気持ち悪さがあるだろう。
もちろん話としてはあり得ない、存在しない話なんだけど、ぎゃていさんの凄いのは、それを滅茶苦茶リアリティある世界に表現していること。
この文章はぜひおっさんに読んで欲しい。
わたしもおっさんだけどさ。あなたがおっさんなら、特に登場人物に感情移入『できてしまう』のが本当に恐ろしい。
辛い。とても辛い。だがそれが素晴らしい。
次は通常通りにー。
ξ゜⊿゜)ξ ノ ⌒◇ <えいっ、ころころ。
……もやみちくさりさんはみちくさやもりさんじゃないから紹介してもいいよね。




