29:そんな気がする
ジャンル:詩〔その他〕
作者:曲尾 仁庵
あらすじ
わたしが ひび かんがえている なんとなく そんなきがする こと
キーワード
日常 妄想 思いついたら 追加するスタイル
掲載日
2019年 08月25日 23時43分
文字数
1,282文字 ➡ 2,021文字
(文章が追加されています)
URL
https://ncode.syosetu.com/n2756fs/
感想
わたしには詩情が足りない。
だからまぁ、書籍でもなろうでもあんまり詩や短歌・俳句は読まないし、書くことも無い。
いつか1つ書きたいんだけどね。
この紹介エッセイでも詩カテゴリの作品はほとんどない。
そもそもなろうの詩カテゴリ、特に累計上位の作品は創作関連の悩みやら評価ポイントに纏わるものが多い。
それが悪いとは言わないし、実際に作者達には刺さるし共感が得られるだろう。
そして、その類の作品にも面白いものは確かにあり、例えばこの作者さんの『ねぇ、ちょっと聞いてくれる?』という作品もそうだ。好きな作品である。
ただ、それらの作品をここで紹介したいかというと、そうではない。
それらは本質的に読者に向けての作品では無いのでね。
この『そんな気がする』は、作者さんが「日常の中で聞く言葉は、実はこういう意味や由来なのではないか、そんな気がする」
というものを書き連ねるタイプの詩である。
そこにはリズムがあり、笑いがあり、そして詩情がある。
詩歌の本質は、日常の何でもない物事、出来事に美や笑いを見出したり、疑問を投げかけることであると言うことが出来る。
とすれば、この作品は素晴らしい詩なのだろう。
それはそれとして、作者さんは美と愛の女神、アフロディーテに謝罪すべき。もはやわたしの脳内のアフロディーテのイメージはこれに固定されてしまいました。あー。
はいつぎー。
ξ゜⊿゜)ξ ノ ⌒◇ <えいっ、ころころ。
短編の総合評価ランキングトップ10に入る作品ですな。
書籍化作品です。……にゃー。




