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26:今日も片想いしている家庭教師の先生に告白したらフラれてしまったのだが、その後トイレの中から先生の独り言が聞こえてきた

ジャンル:現実世界〔恋愛〕


作者:間咲正樹


あらすじ

京子きょうこ先生、好きだ! 今日こそは俺と付き合ってくれ!」「ハイハイ、いつも言ってるでしょ悦也えつや君。私と君は家庭教師と生徒という立場なのよ。よって君とはそういう関係にはなれません。ごめんなさい」「そ、そんなあ……」俺は家庭教師の京子先生に片想いしている。何とか京子先生と付き合えるように、京子先生がうちに来るたびに毎回告白しているのだが、いつもすげなくフラれてしまっているのが現状だ……。だがそんなある日、俺の告白を断った京子先生はトイレに向かったのだが、俺が偶然トイレの前を通りかかった際、中から京子先生の独り言が聞こえてきた。「あー!! 今日も危なかったー!!!」


キーワード

青春 男主人公/一人称 ライトノベル エンターテイメント ほのぼの/コメディー ショートショート 短編/日常 ラブコメ/現実世界 現代(モダン) 日本 恋愛 ギャグ 高校生と大学生 純愛 恋愛小説


掲載日

2019年 04月12日 21時16分


文字数

2,304文字


URL

https://ncode.syosetu.com/n0373fl/



感想


 短編~1巻で完結するような話には数学的な美しさを感じられるものがある。

 例えばヘミングウェイの『フランシス・マカンバーの短い幸福な生涯』では、前半が説明不足な気がするが、それはマカンバーの幸福なタイミングが文章のセンターになるように作られているためであるし、『狼と香辛料』の1巻では、狼で小説が始まり、香辛料で小説が終わる。


 この話はどうか。先生がどんどんとテンパっていくのに対称的に冷静になっていく主人公、その反比例の関係に面白さを感じるのである。


 あとモルディヴ。


 さておき、この小説はタイトル読んだだけで先の展開が読める、出オチである。

 わたしも出オチは好きであるが、大切なことがある。

 そう、最後まで面白い事である。

 この作者さんの良いところはサービス精神が旺盛なことであり、あなたを最初から最後まで笑わせてくれることだろう。



 最近、何やらコント大賞なるものをやっているようだ。

 新着短編を見ると、コントのト書きのようなモノを良く見かけるようになった。

 わたしみたいに新着短編拾い読みするような読者にとっては正直お邪魔なのだが、それでもこういう企画で読者のみなさんが短編に興味を持ってくれるなら嬉しいことですね。

 この作品とかコント適性高いと思うんですよね。リメイクしてみませんか?



はい次-。


ξ゜⊿゜)ξ ノ ⌒◇ <えいっ、ころころ。


 ん、とあるミュージシャンのアルバムをモチーフに書かれた、極めて特異な恋愛短編ですね!

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ξ゜⊿゜)ξ <筆者のメイン小説をよろしくですの!
i521206
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