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15:もしも浦島太郎が助けた亀に連れられて行ったのが竜宮城ではなく深淵に眠る名状しがたき旧き神を祀る海底神殿だったら

ジャンル:童話〔その他〕


作者:チンチラすずめ


あらすじ

 昔々ある所に、今となっては地図にさえ記されていない陰気な小さい漁村があり、そこに浦島太郎という世捨て人のような男がすんでおりました。

 ある日、太郎は村の子供に虐められていた異形の亀を助けました。亀は御礼にと太郎を彼の主を祀る海底の神殿へと連れて行きました。


 そこで太郎は……


(冬の童話祭2018出展作品です)


キーワード

R15 冬童話2018 浦島太郎 クトゥルフ神話 クトゥルフ クトゥルー 太郎的には ハッピーエンド 昔話


掲載日

2018年 01月08日 22時18分

最終投稿日

2018年 01月11日 16時49分


文字数

4,426文字


URL

https://ncode.syosetu.com/n5711em/



感想


 もうね、タイトルが上手すぎる。ずるい。

「もしも……」の長文タイトルに浦島太郎で、ああ、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」のタイトル使って浦島太郎で、昔話を改造するのね、なになにと思わせてからの、「……深淵に眠る名状しがたき旧き神……」ですよ。

 浦島太郎×クトゥルフかよ!

 タイトルが強すぎる。長文タイトルは世に溢れているけど、ちゃんとオチまでつけてるのは少数。すばらしい。


 紹介については、クトゥルフ好きなら刺さるに決まってるんで、特に内容の説明なんてする必要ないんだけどさ。

 なんちゃってクトゥルフではなく、ちゃんとクトゥルフ、インスマスの影だと分かる書き方ですよ。

 しっかりホラー!……ごめん、ジャンルは童話だった。


 実はわたしも一本クトゥルフネタで短編書いてましてね。

「転生したらショゴスの中では超イケメン!!~メスショゴスがてけりり、てけりり言いながら集まってきて俺のSAN値が危ない件~」っていうんですけど。

 どうみてもコメディ。いや、ちゃんとクトゥルフネタでもあるけど実際コメディ。


 それに対し、これもコメディ的要素があるわけですが、昔話はどことなく民話の仄暗さ的なモノがあり、それを前面に出すと実はこうだったんじゃないか!と思わせる良さがある。


 ところで、浦島太郎って、実はバッドエンドじゃない。

 この作品のタグ、太郎的には ハッピーエンド というあたりをぜひ楽しんで頂きたい。



次からは週1にしようかなぁと思っていたが、え。と言う人がいたので、一応水・日の週2でやるつもり。


ξ゜⊿゜)ξ ノ ⌒◇ <えいっ、ころころ。


わたしの友人の某菌類が書いた国民的RPGのタイトルっぽい作品だね!

ちなみに昨日、彼が書いた別の短編もすばらしくてなぁ。ついレビューしちゃったんほぉぉぉぉ!

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ξ゜⊿゜)ξ <筆者のメイン小説をよろしくですの!
i521206
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