12:ふえるわかめ
ジャンル:ホラー〔文芸〕
作者:セブンスターズ
あらすじ
わかめが好きなんです。
キーワード
日常 ホームドラマ サスペンス わかめ ネット小説大賞七感想
掲載日
2018年 10月26日 18時57分
文字数
2,491文字
URL
https://ncode.syosetu.com/n9852fb/
感想
この作品。このタイトルでジャンルがホラーなのである。
感想にもコメディーでは?という意見が多いし、わたしもそう書いた。
だがよくよく考えると、登場人物や部屋の描写や作者の脳内は狂気に満ちている。クトゥルフ的な表現をすればSAN値(正気度)が低いと言うやつだ。わかめで海産物だしね。
ではこの話のコメディーとしての良さは何か。
昔、小6の少年と遊園地に遊びに行き、お化け屋敷に入ったことがある。
少年は怖がりなので、わたしの手を握り、何かあるときゅっと力が入るのが可愛いのであった。
その少年が一番怖がったのはラスト、出口が見えてそこに脱出しようとしたとき、安堵したときに、出口からお化けが飛び出して来たことである。
別にショタ話をしたいわけではない。わたしの友人の誰かが、その話詳しく!とか言いそうな気がするが。
恐怖とは、警戒が切れたところに襲いかかるのが衝撃的と言いたいのだ。
笑いも同じである。不意のギャグの方がこれ見よがしのギャグより笑えるのである。
この作品のオチはその類だ。
細かく言ってしまうとネタバレになってしまうので言えないが、その2つの笑いを見事に組み合わせている。
その結果どうなるかというと、あなたがこの作品を読んで笑えたとして、笑ってしまったとして。
わき起こる感情はおそらく『クッソ、こんなのでw』だろう。
来週はお盆で時間あるし、火、木、日更新にしようかね。
んじゃ次。
ξ゜⊿゜)ξ ノ ⌒◇ <えいっ、ころころ。
……書籍化作家さんの短編!
画家の師弟が送る年の差恋愛どんでん返し!




