115:彼ぴっぴしゅきしゅきビーム殺人事件
ジャンル
推理〔文芸〕
作者
経済的ゾンビ
あらすじ
ある民家で起きた凶行。
凶器に用いられたのは、彼ぴっぴしゅきしゅきビームだった――。
キーワード
ミステリー 探偵小説 異能力バトル 恋愛 現代
掲載日
2021年 06月02日 17時00分
文字数
4,800文字
URL
https://ncode.syosetu.com/n9273gz/
感想
出オチ大好きー!
ジャンル推理となっていて、冒頭の文を引用すると、
走り梅雨のぐずつく日の、暮方のことだった。
などと、おおっとハードボイルド推理系ですか?
と期待させてからの
凶器は彼ぴっぴしゅきしゅきビーム
である。
硬派な文体の中で真面目な顔してアホなこと言っている作品は大好きなのだ。
文中に何回しゅきしゅきって書いてあるんだよ……。
ジャンル推理かと言われると、まあ殺人事件も起きているし警察も探偵もいて取調べとかしているし、ちゃんと主人公は推理しているから、ジャンルは推理と強弁する感じの実質コメディ。
だって面白いからな!
好きなところを語るとどうしてもネタバレになってしまう。未読であればぜひ読んでみてほしい。
ランキングの表紙に結構長くいた作品であるし、読んでいる方も多いだろう。
だがまあ一年ぶりくらいに読みなおしても、めっちゃ笑えるわけである。まさに天才(あるいは狂人)の所業。
新年の初笑いにでもどうかとお薦めしよう。




