8:抜かず清兵衛
『異世界金融』を執筆されている暮伊豆さんよりレビュー頂きました。ここで紹介する短編とは真逆の大長編でございますね!
御礼申し上げます。
ξ゜⊿゜)ξ <ありがとうございますの!
ジャンル:歴史〔文芸〕
作者:菊郎
あらすじ
抜かずに斬る。
師匠から受けた教えを守り続ける清兵衛は、道場を出、ある村に移り住んでいた。
刀よりも鍬を振るい、農業に精を出す清兵衛だが、村長から人斬りの話を訊く――。
キーワード
時代小説 シリアス 和風 幕末 刀 居合 武士
掲載日
2019年 07月16日 00時00分
最終投稿日
2019年 07月16日 00時01分
文字数
6,152文字
URL
https://ncode.syosetu.com/n1275fq/
感想
ここでまさかの歴史ジャンル。
なろうではない紙の小説として、司馬遼太郎の『燃えよ剣』(新撰組モノ)とか宮城谷昌光の『太公望』とか好きなんだよね。時代劇も、そこまで詳しいという訳ではないが好きだし、例えばゲームだってTRPGで『天下繚乱』という時代劇モノがあるけど、キャンペーンプレイヤーもキャンペーンGMもやったことある。
ではなろうの歴史モノ読むかというと……。読まない。
例えば歴史カテゴリの日間ランキングtop10見ると、転生×8、タイムスリップ×2。
別に否定する訳じゃない。わたしだって歴史モノ転生で書いてみたいネタが1つある。以前活動報告内で盛り上がったネタなんだが、くっそ長くなるし知識が足りないから書けないけどね。
でも、読みたいのはそうじゃないんだよ。
そこでこの『抜かず清兵衛』だ。もうね、タイトル見ただけで安心する。絶対転生者とか出てこない。
主人公が居合いの技を修めた剣客で、その技をみだりに振るわない人物、そしてクライマックス戦闘で抜くのか抜かないのか!というとこまで想像できる。
話の作りとしては古い洋画だが、ジョンウェインの『静かなる男』を彷彿とさせますわ。あれも元ボクサーの主人公が拳を振るうのか振るわないのか!だからね。
実際読んでみて良い作品であった。
チートで派手な戦闘を求めるのであればクソみたいな話かもしれないが、ここまでの紹介で興味を持つあなたにとってはそうじゃないだろう?
後は短編の構成としてなんだが、オープニングとエンディングがちゃんと対になっている話は好みだね。
以上。とまあ、1週間連続更新をつづけたぞー。
拍手ー。
ここで紹介した作品を読んでくれたり、評価してくれたり、感想書いてくれたみなさんには感謝を!
まあ、紹介用作品なので、この文章にもポイントつけてくれると嬉しい。紹介が目に止まる可能性が高くなるからね!
さておき、このペースで書くと本来の連載が書けねえとか、早晩ネタが無くなるのが目に見えるので、来週からはとりあえず週2回更新の予定。
次回は水曜日の午前零時台、その次は来週の日曜日の午前零時台としようか。
よろしくお願いします。
んじゃ次。
ξ゜⊿゜)ξ ノ ⌒◇ <えいっ、ころころ。
あー、リポグラム短編集だね。これヒントじゃなくて答えだな!
めっちゃバレバレな感じだ。知ってる人は短編集の中のどれを紹介するかでも想像しておくれ。