1話 美魚と美鳥
キャラ崩壊(?)はしないように努力をするつもりです。
タブをなどを見てわかると思いますが、CLANNADは出す予定です。Angel Beats!は現在検討中ですw
感想やこうしたほうがいい。などといった感想お待ちしています
夜中。西園美魚の部屋
「ん……。美、鳥……」
美魚が今は亡き、双子の妹の名を寝言で言う。
今日、全員のケガが治り、みんなでまた野球の練習を始めた。
美魚は今日もマネージメントでみんなの練習を見ていた。その時、一緒にやりたい。と思ったのだ。
永遠の一学期と共に美鳥も消えてしまったため、影も戻って日傘をさす必要がなくなった。そのため、一緒に練習に参加しようかと思ったのだが、最近の練習は激しさを増したため、体育の授業すら出たことのない美魚は足手まといになると思い、声をかけることすらできなかったのである。
「お姉ちゃん」
寝ている美魚の頭に美魚とは違う声が響く。
「……みど……り?」
美魚の目が覚める。先ほど、妹の声が聞こえた気がしたので、美魚は周りをキョロキョロと見渡す。
「……?」
しかし、部屋の中には人影すらなかった。
「お姉ちゃん。どうして参加しなかったの?」
また頭の中に声が響く。
「美鳥……ですか? どこに?」
美魚がキョロキョロしながら聞く。
「お姉ちゃん。どうして今日練習参加しなかったの? やりたかったんでしょ?」
「……参加しても、みんなの足手まといになるだけです」
美魚は探すのをあきらめて返事をする。
「そんなことないと思うよ? お姉ちゃんの参加待っていると思うよ」
「でも、わたしは今まで体育の授業すら出ていないのですよ?」
美魚はそう返事をしながらベッドを降りて部屋の電気をつける。
「大丈夫だよ。みんなは気にしないよ。あたしが保障するよ」
「でも……」
「お姉ちゃん。そんなこと言ってたら理樹くんとられちゃうよ」
「!?」
美魚の体がビクンッ! と動く。
「な、なんでそこで直枝さんの名前が……?」
「リトルバスターズってかわいい子たくさんいるからとられちゃうよ。いいの?」
「わ、わたしは直枝さんのことなんて……」
「まだそんなこと言ってる~。じゃあ、あたしはもう行くね」
「え? 美鳥?」
「またね。お姉ちゃん」
「美鳥。まって」
直後。なぜか美魚はベッドで目を覚ました。
「……?」
さっきまで美鳥と話していたはずなのに? と美魚はあたりを見渡す。
カーテンの閉めてある窓から朝日が入っていて、電気は消えていた。
美鳥と話をしていた時、電気をつけたはずなのに。
「……? 夢?」
それにしてはリアルだったような? と、美魚首をひねる。
いつも通り、学校の準備をする。
とりあえず、今日の放課後はみんなと練習してみよう。と、美魚は心の中で決めるのであった。
え~と、いきなり美魚から始まったのは、私の趣味ですww。
美魚が一番好きなキャラなので、いきなり美魚から始めました。(美鳥はそこまで好きじゃない……)