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勇者伝説~英雄への道~  作者: 松尾 愛
2/7

登校日だぞ、全員集合!

 俺は清水健人(16)の高校二年生だ。まぁ、けんと、健ちゃんなど適当に呼んでくれ。

 俺は今登校中なのだが、とても憂鬱だ。夏休み後の登校ほどしんどいものはない。せめて美少女がぶつかってくるという恋愛漫画のようなことがあればいいが、そんなことは絶対起こるわけがないのだ。そういう運命なのだ。

 そんなことを考えていた俺の背中に強い衝撃が走った。

「なんっ!?」

 もしかして、本当に起こってしまったのか?あの大堂展開!これから俺の波乱万丈の青春が始まってしまうのか?しかしなぜ背中?背中バージョンもあるのか!?普通前じゃないか?

 そんな俺のちょっとした期待を裏切る声が聞こえてきた。

「おはようさん!けんとぉ!」

「ちっ!」

 おっと思わず舌打ちが出てしまった。失敬失敬。

 今ぶつかってきたのは俺の幼馴染みの大竹亮矢(16)だ。

「ああ、おはよう」

「おいおいなんだよ、久しぶりに会ったってのに素っ気ないぞ、ていうか今舌打ちしたよな?大切な幼馴染みに舌打ちってどうなんですかねぇ?」

「はぁ、そうですか」

「なんだよ、久々に会ったってのに元気ないなぁこれだからDTは」

この野郎!

「二学期初の登校日に元気があり余って人にぶつかってくるお前に舌打ちして何が悪い、反撃されなかっただけよかったと思え!あと、童貞は関係ない、お前も童貞だろ」

「ホントにそうだと思うか?高2の夏休みだぞ?彼女がいてもおかしくない時期だ」

ま、まさかこいつ

「まぁ、童貞だけど」

「でしょうね」

「でしょうねとはなんだでしょうねとは!」

「ほら、着いたぞ学校」

 朝から疲れた、今日は忙しい日だってのに、、、

はい、第一話です。新人ですが頑張ります。

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