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プロローグ

私の名前は麗華(レイカ)十六歳、華の女子高生である!

そんな私は今、ひょんなことから異世界に来ちゃいました!


~数時間前~


今日は8月31日、学生のテンションが急激に下がる夏休み最終日である!


ゆっくり寝て、学校に向けて体を休めるものや溜まりに溜まった宿題を徹夜でやっているもの、残りの宿題をやらずにゲームをしているものなどがいる


「うーん、また負けた⋯⋯この敵強すぎるよ⋯⋯」

「もっとレベル上げて装備も強くしなきゃなぁ」


そう、私は宿題をせずにゲームをする人間だ

女子には珍しいのかもしれないが面白いのだから仕方がない


「あれ? もうこんな時間⋯⋯」

「まぁ、宿題は上手く言い訳でもしますか⋯⋯」

「とりあえず寝よ⋯⋯」


これが現世での最後の記憶である



「むにゃむにゃ⋯⋯」

「おーいレイカさん起きてくださーい!」

「ん⋯⋯もうちょっと寝かせてよ⋯⋯」

「道端で寝てたら踏まれますよー」

「そんな事ある訳⋯⋯」


耳元でザワザワとした大きい音が聞こえてくる

私はとりあえず目を開けることにした


「ココ⋯⋯ドコ⋯⋯?」


私は一瞬で眠気が飛んだ、それだけ驚いたのだ

見たことない建物や食べ物に見たことも無い人達がいた

見た感じゲームの世界っぽくて、建物とかもレンガなどで作ったような洋風な建築だった


そうして考え込んでいると横から声をかけられた


「やっと起きましたか」


そうだ! 私は誰かに起こされてたんだっけ、お礼言わないと!


「あぁ、起こしてくれてありがとうございます」

「いえいえ、仕事ですから」


私は不思議に感じた。 声はするのに姿がまったく見えないのだ


「あれ? 誰もいな⋯⋯い⋯⋯?」

「いますよ! 上です上!」

「上?」


言われた通りに私は上を向いた。そこには浮いている水晶玉らしきものがあった。


その水晶玉は水色ぽっい色をしていて、見た感じ普通の水晶玉みたいだ。 でも、流石にこんなところにただ浮いているのもおかしいと思った私は一応声をかけてみた


「もしかして、あなたが起こしてくれたの?」

「はい! 私が起こしました!」

「水晶玉が喋った!?」


まさかとは思ったけど本当に水晶玉が起こしてくれたとは、流石にびびった。


「まぁ、驚くのもむりないですよね」

「急に喋りかけてすみません。 脅かすつもりはなかったんですが⋯⋯」


その水晶さんは優しそうな人だと思った。 あっ、人じゃないか


「あの、質問とかしても良いですか?」


「はい! 何でも聞いてください」


私は水晶さんに色々と質問をした。


「じゃあ単刀直入に聞くけど、ココハドコデスカ?」


「ここはレイカさんのいた世界で言うところの異世界ってやつですね」


「なるほど、ここが異世界というやつですか!」


どうやら私は異世界に来てしまったようだ


「で⋯⋯私は何故異世界に?」


「実は⋯⋯」


急に重たい空気になった。


「レイカさんがここに来てしまったのは神様のせいなんです⋯⋯」


私は[神様]という単語に耳を傾けた。


「神様!?」


「はい⋯⋯ 一応手紙を預かってるので読み上げますね」


「[いやぁ、レイカさんすいませんねぇ。

何かこっちの不手際でこの世界に飛ばされっちゃったみたいで。

それで帰り方なんだけど、飛ばした張本人の私でも帰り方がわかんないんだよねぇ テヘペロ!

まぁ、一応その世界では死なないようにしてあるからこの世界を楽しんでちょっ!

いやぁ本当にごめんね! ごめんねぇ! By神様]

だそうです⋯⋯。

あぁ、ほんとっすいませんうちのクソ神が⋯⋯」


その神様の態度はまさにクソそのものだった。


あの優しそうな水晶さんがこんなに怒るってどんだけその神様はクソなんだろうとついつい考えてしまった。


「とりあえず、いつかあのクソ神にあったら一発本気でぶっ飛ばっしますか!」


「レイカさん! あんなクソ神なんかボコボコのギタギタのメッタメッタにしてやってくださいよ!」


水晶さんも凄い乗り気だなぁ。 これは少し驚ろいた。


まぁ、ともあれ私は少しではあるが今の現状を理解した⋯⋯のかな? まぁ、多分理解してるでしょ⋯⋯




そして今に至る・・・・・・!




「これからどうしますか?」

「そうだなぁ」


私はこれからどうするかを考えた

帰る方法も分からないし、かといって何もしない訳にもいかないよね


「まぁ、一応死なない体みたいだし、それにせっかく異世界に来たんだから異世界生活を満喫しようかな!」


「了解しました! 私は全力でサポートしたいと思います!」


水晶さんの言葉はとても心強かった


「水晶さん、この街にギルドとかそういう系の場所ってあるの?」


「ありますけど、どうするんですか?」


水晶さんは不思議そうに聞いてきた


「冒険者になるんだよ! やっぱり異世界っていったら冒険でしょ!」


「さぁ、そうと決まればギルドへレッツラゴー!!」




こうして私の冒険が幕を開けた⋯⋯!
















読んでくれてありがとうございます。

この作品は初投稿となります。

まだまだ小説について知らない事や誤字、問題点などあれば教えて貰えると嬉しいです。

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