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カルディオグラフ  作者: 臼木潤二
1/8

プロローグ

めちゃくちゃ不定期投稿です。


最初はバーってあげます。


短編の予定だったのですが、書いてるうちに長くなってしまったので連載にします。

聴力を失った。


それは病気とかそういうものじゃない。大切な人を救うために僕は耳を売った。


雲を掴むような話になるが、


『人間の五感のうち一つを失えば願いを叶えてあげる。』


そう言われた。


視覚、味覚、触覚、嗅覚そして聴覚。


失うならばこの中で、人が一番使わない味覚 を選ぶべきだっただろう。だが、やつはそれを許さなかった。


やつは、最も気持ちの届きやすい所を欲しがった。大切な人が戻っても、逆に今度は僕がいなくなりたくなるように。


聴覚を失えば、大好きな音楽を聞くことが出来ない。生活音が聞けない。親友の声も、家族の声も、大切なあの人の声も聞けない。



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