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Live by feeling  作者: 川端鴎石
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魔術科の日常①

閲覧ありがとうございます。R18とかは特にないけど、これから出てくる可能性はあります。目指すのは、ラブコメありアクションありみたいな感じです。恋愛も結構ハーレム的なのを導入するかもしれません。よろしくお願いします。

感情は人を傷つけてしまうこともある。



感情は人を癒やしてくれることもある。



しかし、その働きが具現化、つまり...肉体的に傷つけてしまう凶器であったり、肉体を癒やす医療器具になってしまうなんて昔の人は思いもしなかっただろう。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「早く起きて!。」


親の声で目を覚ました。何年も使われていなかった目覚まし時計は、既に電池が切れてしまっていたのである。入学式の今日から心を入れ替えて早起きしたかったのに...という後悔をしている間に時計の秒針は7時を知らせていた。初日から遅刻はまずいと思った僕はなれない制服にあせって着替え、学校に向かうのだった。


「おはようございます。」


なんとか朝学活が始まる前には間に合った。見たところ自分のクラスは普通の高校と何も変わらないな...強いて言うなら女子生徒が多いのが気になる。


「おはよう、英斗くん。」


と、声をかけてきてくれたのは幼馴染の結菜。突然の転校なのにも関わらず、何故か同じ学校にいる、長い付き合いの僕でも不思議なところがある、ちょっと変わった、そして大切な友達だ。挨拶を軽く返して席についた。


「さあ、入学式の前にホームルームを始めるぞ。このクラスを担当する綾瀬葵だ。よろしく。」


かなり美人で若いな。と、少し感心する。見た目はなんというかシュッとした?感じの綺麗な先生だった。ただ、結構厳しそうだ。


「君たちには、この学校の入学や施設について気になることは多いと思うが、とりあえず入学式に出てもらえればわかると思う。じゃあ早速、体育館に向かうから並べ。」


体育館はおもったよりかなり広かった、いや広すぎる。それだけじゃない。ここまで来るときに通った、たくさんの実験室的な部屋や大きすぎる図書館など、急いでてさっき気づかなかった謎の設備がここに来るまでにあった。


「それでは新入生の入学式を始めます。私がこの学校の生徒会長の下村玲奈です、よろしく。ではまず、みなさんが気になっているこの学校への疑問に簡潔に答えましょう。」


下村玲奈は小さな笑みを浮かべた。


「この学校は、簡単に言うなら魔法または魔術と呼ばれるような特殊な力について学び、それらを完全に扱えるように生徒を育てる学校です。」


え?!新入生全員の疑問により、体育館はざわざわし始める。たった一人、関野英斗を除いて...


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