彼氏と彼女の心
十月二十三日
休みだ!皿も洗った!洗濯もした!掃除もした!
あとはもうアニメをみるっきゃないだろ!
さぁ溜まってた録画を一気見するぞー!
彼氏目線--------------
休日になると彼女からの返信が遅くなる。
理由は分かっている。でもいいんだ。オタクなのは俺も同じだし。
しかし俺を優先するという考えが彼女にはないのかもしれない。そう最近思うようになった。
俺が運動部だからデートがなかなか出来ない。俺が優柔不断だからイライラする。原因が結局俺にあるのは分かっているんだ。だけど彼女はモテるから。彼女に嫌われないように手探りで会話をすればするほど嫌われそうで...彼女が元顧問のことでイライラしているとき良かれと思い彼女に説教した。彼女は気に食わなかったのか話を変えた。彼女の飽きっぽさも手先が器用で要領が良くて、なのに水泳以外の運動がまるで出来なくて、天然でドジでそんな彼女を愛おしいと思うのに俺の行動は彼女をイラつかせてるのかもしれない。
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さぁそろそろラインの確認をしよう。
体がバッキバキだ...
「うぅ~ん...」
最近彼氏と話すより工藤君と話すほうが楽しくなってきた。
彼氏は最近気を遣っているのがすごくわかる。
工藤君のほうが気楽だ
飽きっぽい自分がこんなにも嫌になったのははじめてだ
彼氏のことは好きだ。しかし彼氏と話すよりアニメを見ていたほうが楽しいし。
もう潮時なのかな...