第一話 「最強☆幼女 アスカちゃん!」
気がつくとそこは森だった。
自分でも馬鹿なことを言ってるとは思うが、事実なのだから仕方がない。
目の前には緑が生い茂り一本の道が通った森が見える。どこからか鳥のさえずりが聞こえ、暖かい太陽の光が降り注ぎなんとものどかな雰囲気が流れている。
まあ、とりあえず状況を整理しようと思う。
まず私が覚えているのは少女を庇って車に轢かれ意識が消えたと言うこと。
その時頭の中で何か声の様なものが響いたが詳細は覚えていない。
そしてどこか分からない謎の森にいると言う事。最後に私が幼女になっていると言うことだ。
・・・・そう、幼女だ、何故かは知らないけど幼女になってるのだ。
短い手足、重くバランスが取りにくい頭、低い視線これはもう幼女の他になんと言えばいいのだろうか。
いや、まてよ、幼女では無いかもしれない。
そう思い私は無造作に股間へと手を伸ばす
・・・・無い。
何がとは言わないが、ナニは無かった。
服装も何故か幼女サイズになっている、上は白いシャツに下は紺のズボンだ。
と、これが今の私の状況だ。まあ、嘆いても何かが変わるわけじゃないし、とりあえずこの道に沿って歩いて行けば街かなんかがあると思うからそれを目指していこう。
歩き出してから数時間、一向に森を出る気配がない。続くのは道、道、道、そして周りには木、木、木、疲れは感じていないがそれよりもっと深刻な問題がある。
ものすご〜く暇なのである、それはもうバカみたいに暇すぎる。そんな暇をしている私の前に一匹の犬が現れた。
うーん、これは犬でいいのだろうか。
なんか普通の犬よりでかいし、牙とかすごいでかいし、目がすんごいギラギラしてて殺気放ってるし。なんか犬をベースにして魔改造しました!みたいな見た目なんですけど、あ、もしかしてあれですか、この世界はファンタジーな異世界ですか、で、こいつは魔物とか魔獣とか言われるやつですか。
そーですか、そーですか、へー、なるほどね〜、ってそうじゃないでしょ!?
まあ、最初から薄々気付いてたけどね!?
いやだって幼女になるとかありえないじゃん!?目覚ましたら違う場所とかありえないじゃん!?もう、そうゆうのは二次元だけにしてよね!?
まあ、そんなことより、今はこのよくわからん犬もどきのことの方が大変だ、前世?の私なら犬ぐらいなら素手で余裕で倒せてだけど、・・・・今、幼女だしなぁ。
とりあえず、足で一発蹴って無理そうだったらダッシュで逃げる。よし、これでいこう、うん。
ちなみに足で蹴るにはちゃんと意味があって足の力が腕の力より三倍強いと言うのもあるし、単純に足の方がリーチが長いとゆうのもある。
と、まあそんな訳で、いざ出陣!
目の前には頭が粉砕したさっきの犬もどきの死骸があった。
いや、違うんですよ、なんか意外に脆かったとゆうかなんとゆうか、いやいや、殺す気は無かったんですよ、違う、本当に違うんだ!
私には黙秘権がある!私は無実だー!!
まあ、こんな茶番は置いといて、さっき起きたことを一部始終、話したいと思う。
まず私は犬もどきと距離を詰めようと一歩強めに踏み込んだ、すると何故か地面が抉れ、私の身体は物凄い勢いで加速した。
犬もどきとの距離が目と鼻の先になっり私は咄嗟に足を振り抜いた。すると振り抜いた足は犬もどきの頭にクリーンヒットし、粉砕した。
この間僅か2秒のことである。
改めて振り返ったけど、おかしいね、色々と
うん、予想外だよほんとに
この犬もどきどうしよう、私にグロ耐性があってよかったよ、これ確実にモザイク入るやつだよ。はぁ・・・
そんなことを考えていると頭の中で女性の様な声が響いた。
《戦闘の終了を確認。データを解析。・・・
終了しました。この体は動作に不具合が生じやすい為、構造を変化させ、進化を開始します》
「え!?ちょ、なにこれ!?」
その声が響いた後、私の意識は薄れていく。
「また、この落ちかよー!!」
私の声は虚しく響き。意識は消えた。
同じ落ちです
ですが安心して下さい
もう1話更新します!・・・・たぶん




