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03.5 ステータス確認 教えてっ!ナビたん先生!(番外編)

この話は、ステータスについて説明する番外編です。ですので、読み飛ばして貰っても構いません。



「周囲の見回りしてくるわっ!べ、別にマスターの為じゃないんだからねっ!」


ツンデレ少女クリムが、バリバリのツンデレっぷりを発揮して、密林の周囲の探索に行っている間に


「ステータスを確認しよー!」


ナビたんは、そう提案してきた。


そう言えば、異世界に来て、未だに自分のステータスを確認していなかったのだ。


よくある異世界転生ものだと、真っ先に自分のステータスを確認するものなので、


俺の場合、すっぽりと抜けていた。


「それで、どうやって確認すればいいんだ?」


「そんなの簡単だよっ!スマートフォンの画面に、ステータスってところがあるから、そこを開けば出てくるよっ!」


なるほど、言われた通りにすると、以下の画面がスマホの画面に出てきた。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

名前:ヒデキ・イケダ Lv:1 次のレベルアップまで 5 Exp


種族:異世界人間


所持金:金貨8枚 


HP:23 MP:11⇒5 攻撃力:3 守備力:6 素早さ:6 賢さ:30 運:20

 

称号:異世界からのサラリーマン(Exp取得の際、経験値が10%上がる)


取得スキル:オリキャラクリエイト


特殊スキル:異世界言語理解、アイテム∞ボックス、


総取得P:100 総取得CP:200


残P:0    残CP:0


持ち物:仕事道具が一式入った鞄、スマートフォン、財布、新刊ライトノベル7冊が入った紙袋…etc

(スマートフォン以外、アイテム∞ボックスに収納中)


服装:背広のジャンパー、ズボン、ホワイトシャツ、ネクタイ、ボクサーパンツ 戦力評価:F-

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


うん、色々とツッコミたい所はあるんだが、何故、俺のパンツまで表記されるんだろうか。


これでは、個人情報まるだしじゃないですかね?


俺の心の声を聴いたのかは分からないが


「えーっとね、ステータスは基本的に、自分しか見えないようになっているからね、見えたとしても、他人には一部しか見えないんだよっ!」


とナビたんは補足した。


「そっかー、それなら大丈夫なのか」


大丈夫、パンツ見られないならコワクナイ。


「でもね~鑑定スキルとか、そういう人の情報を盗み見れるスキルを持っている人には、全部見られちゃうから気をつけてねっ!」


俺のパンツ見られちゃううう!?誰得やねん。





「というわけで、ナビ先生、ステータスの一覧確認ご指導よろしくお願いします」


俺はナビたんに、指導を仰ぐことになった。


「うんっ!今回の一項目につき、指導料は金貨1枚ねっ!」


「やっぱりお金とるんですかっ!?」




●名前表記について


「名前っていうのは、さっき俺がスマートフォンの画面に入力していたのですよね?」


「うんっ!ヒデキが、名前の入力欄に"ヒデキ・イケダ”って入力したから、この表記になったんだよっー!」


「ということは……俺が変な名前になっていたら…」


「うん、毎回、変な名前で、この世界の人に呼ばれることになるよーっ」


変な名前にしなくてよかった…。




●Lv1について。


「先生、このLv1ってのは、自分自身のレベルの事で間違いないですか?」


「そうだねっ!それで、敵を倒すと経験値とか貰えるんだよっ!強い敵を倒せば倒すほど、経験値(EXP)が貰えるよっ!よくあるゲームと一緒だねっ!」


「なるほど、経験値が貰えると、レベルが上がると……」


「もちろん、レベルが上がると、ステータスもそれぞれ上がるよっ!だけどまあ、それはモンスターも人間も皆、同じ形式だねっ!」


「ということは、人間を倒してもレベルって上がるんですか?」


「うんっ!そうだよっ!だから盗賊とかを倒してもレベルとか普通に上がるからっ!」


確かにゲームでも盗賊とか普通に出てくるけども。うん、余り考えないようにしないとな。




●種族について


「この種族っていうのはっ、簡単に言うと、ヒデキの世界でいうと、動物のネコ科とかイヌ科とかいうのを、これで判別できるんだよーっ!だからヒデキは異世界から来た人間というのが分かるわけっ!」


「なるほど、それじゃあ、ナビたんは、どういう種族になるんですか?」


「うふふーっ、ひ・み・つっ!」


●所持金について


「これは簡単だよっ!今、ヒデキが持っている全財産が金貨8枚だねっ!」


「あらビンボー!?」


●HP、MP、攻撃力、守備力、素早さ、賢さ、運について


「えーっとねえっ、HPは、体力を示していて、MPは精神と魔力の値を示してるんだよっ!


HPが高いほど、長期間の行動が可能になるよっ!MPが高ければ、いっぱい魔法とかも使えるようになるねっ!」




「なるほど、攻撃力とか守備力はどうなるんですか?」


「ん~…えーっと例えば、HP:10 MP:1 攻撃力:1 守備力:1 のスライムがいるとすると、


その攻撃力が守備力分を超えた分だけ、HPにダメージが入ることになるよっ!」


「なるほど、そこもゲーム通りか、素早さ、賢さ、運、はどうなるんですか?」


「素早さは、文字通り、どれ程の速さで移動できるかってことだね!


賢さは、賢いと新しく魔法も覚えやすいし、相手からの精神魔法が来ても抵抗しやすいよっ!


運は文字通り、この世界での運だねっ!」




●ステータスの()欄について


「え~っと…この⇒()欄ってなんですか?」


「この()欄は、装備している武器などによって、


ステータスが上がっているからその値を()に表示しているよっ!


それと合わせて、自分のステータスとして見なされるから、強い武器とかを持っている方が、有利だねっ!」




●称号について


「先生、この異世界からのサラリーマンっていう称号がありますけど、何かあるといいことってあるんですか?」


「うんっ!称号はねっ、何かを達成すると、自動的に貰えるんだよーっ!


それしか称号がないと、その称号が自動的に表示されるようになってるんだけど、基本的には+要素がおっきいよ!」



●取得スキルについて


「文字通り、プレイヤーが取得したスキルだねっ!


ヒデキは、オリキャラクリエイトっていうスキルを持っているから、ここに表示されているよっ!」




●特殊スキルについて


「これはねっ、ある特別な条件をクリアしたりしないと貰えないスキルだよっ!


神様から”異世界言語理解”と”アイテム∞ボックス”を貰ったから、ここに該当するねっ!」


「なるほど、それじゃあ、今後こういったスキルも貰えるんですかねっ?」


「うん、頑張っていれば貰えるはずだよー!」



総取得Pポイント総取得CPキャラクターポイントについて


「これは、今までにどれだけポイントCPポイントを獲得したかを表示しているよっ!」



ポイントと CPキャラクターポイントって何ですか?


「え~と…これは物語を読んでくれればいいかなと思うけども、補足するねっ!」


ポイントは、敵を倒したり、何らかの条件イベントをクリアすれば貰えるものって思ってね! 


CPキャラクターポイントは、スマートフォンから、この世界のお金を入れないとCPが取得できないから注意してねっ!


ちなみに、銀貨を入れると1CPで金貨を入れると100CPだからっ!」


「つまり、ポイントは普通に生活していれば手に入って、 CPキャラクターポイントは課金しないといけないということですね?」


「そういうことだねっ!」


●持ち物について


「見ての通り、個人の持ち物が表示されているよっ!」



●服装について


「見ての通り、それぞれ装備しているものが、ここに表示されているよ!」


「なんでパンツも表示されてるんですかねえ!?」


「え~?ヒデキ、パンツ履いてないのっ!?」


「安心して下さい履いてますよおお!セクハラあああ!」


●戦力評価について


「これはねっ、神様が各個人のステータスを確認して、これぐらいの強さだろうなあ~ってテキトーに、ポテチ煎餅食べながらつけてる数値だから、気にしなくていいよっ!」


「いや気にしようよ!?ちゃんと仕事しろよ神様っ!」



●ヒデキ・イケダの能力評価について


「そうだねっ~!ん~…ぶっちゃけ弱いねっ!後方支援型だけど、攻撃力もないし、ゴブリン並みっ!」


「そうかもしれないと思ったけどおおお!?」


「だって~、接近されたら一瞬で終わりそうだもんっ!まあ、今回からクリムちゃんが作られたから、なんとかなるかもね☆」


「大丈夫じゃないと俺が死ぬんですけどおおお!」


●他の異世界転移者について


「この世界に飛ばされたのって…俺以外にもけっこういるんですか?」


「いるみたいだね~!確か…1千人ぐらいっ!」


「多くないっ!?そんなにこっちの世界に来て大丈夫なの!?」


「うんっ、神様が元の世界での皆の記憶を入れ替えて何事もなかったようにするんだってさ!」


「神様うぇ」


●スマートフォンの電源って切れないの?


「スマートフォンは、神様の手によって改造されて魔力で動くようになったから、基本的に切れることはないよ!それに魔力は、この世界だったら充満しているから気にしなくていいよっ!」


「神様まじすごい」




―――――――――――――――――――――――――――――――――――


「以上が、質問コーナーでしたね!ナビたん先生流石ですっ!」


「えっへん!流石は私っ!さあ、合計で金貨1―――」


「――――というわけで、以上、番外編でしたっ!」


「あー!私の指導料金踏み倒す気だーーー!」 


end

次回は、本編に戻ります。更新予定日:8/30

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