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わたしと私  作者: 八武崎あおい
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秘密基地part2

秘密基地作りをはじめたメンバーは、わたし、華蓮、文花、水越みずこし 凪翔なぎと山里やまざと いつき寺坂てらさか 朱理あかりの、六人。



いざ、秘密基地を作るとは言っても、そう簡単に場所が見つかるはずが無かった。


そして、崖の上に登っていった男子達が


「この上からみてに、誰もいない所があった!」


っと言うので、ついていったが、結構急な砂崖で、滑ってなかなか登れなかった。


すんなり登れている男子と華蓮が何だか、わたしには光が差して見えた。



苦労して、登り終えたら今度は急な崖を下らなくてはならなかった、割とビビりなわたしは、恐る恐る下っていった。



男子についていくと確かに、誰もいない場所がありしかも、膨大な面積であった。



真っ直ぐ行くと、土管が三つありその穴を抜けると、水辺があった。



左側に進むと、秋桜畑が広がっていてとても綺麗だった。


右側に進むと、たくさんのコンクリートで固められたものが積んであり、ここが秘密基地の本部的な部分になった。



回りにたくさん落ちていた、木の板や石などを使ってわたし達は、基地を基地らしく仕上げていった。



基地は、とにかく膨大だったので役割分担をして地図を作る係もあった。ちなみに、わたしは地図係だ。



地形を理解するために、基地を隅から隅まで探索して、地図を書いた。



他の係の人も、自分の仕事をきちんとこなしていた。



本部見守り係、石調達係、木の板調達係、生き物をつる係などがあった。



とにかく、秘密基地で過ごした時間は楽しかった。



この後、小六になってからは誰も秘密基地に行かなくなってしまった。



今でも時々、夢のような秘密基地の事を思い出す度に昔に戻りたくなるわたしでした。







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