5話――4月3日
あの日から数カ月たった。
音川さんは、新たな恋人を作ったらしい。私にも紹介された。とても人柄のよさそうな人だけれど、もちろん、音川さんが古代人だと言う事は伏せているらしい。
「春乃ちゃんは可愛いから、恋人すぐ作れるのに」
音川さんにそう言われた。
お世辞かな……? でも褒められると嬉しい。特に美人で、優しい人に言われたのだからなおさらだ。
うとうと……。
おっと、しまった。
うす暗いバスの中。もう少しで寝てしまう所だった、危ない危ない。あの日の夜も、痛い目に会ったから、もう夜道を歩くのはこりごりだ。
ん? あっ大変だ! 人が倒れている!
デジャブだったけれど、しょうがない。
いざって時の私は行動が早い。
大丈夫ですか?
「音川~ どこにいけば君に会えるんだい? 僕の気持ちも知らずに、会えなくなる仕事なんてひどいよぉー、宇宙のどこを彷徨っても、君に会えないなんて、神は残酷だぁ~」
あはは……
どうしよう。新しい恋を見つけるべきって言ってしまった、私の責任かも…… (笑)
A.Hさん! おめでとうございます!
いや、自分も皆さんとの関係がここまで続くとは思いませんでした! びっくり!
はい。
今回はH.Aさんの祝辞として、この作品を送らせていただきました。H.Aさんの芯の強さ? を最近、感じているようなので、このような流れになりました。
なんか、自分でもお世辞を書いているようだ安っぽくなるのでやめます。
H.Aさんのこれからに、祝福あらんことを!




