4 始まりの森-1
始まりの森に向かう途中、
「ヨミはスキルギフトは確認したか?」
…何それ?
話
を聞くと、先着1000名に贈られるスキルの事らしい。どれもレアスキルで、これからの冒険で役に立つらしい。
確認してみると、
『光属性マスター』
とあった。
このスキルは光属性魔法全てを使用出来るようになるらしい。因みに、闇属性や、
炎属性、水属性、風属性、土属性版もあるらしい。
そして、始まりの森の前で3人がタクに話しかけてきた。
「よぉ、待ったぜタク。
所で隣の子、誰?」
「もしかして彼女?」
「それは絶対無いでしょ。
タクにこんな可愛い子は有り得ないでしょ。」
「お前らいい加減にしてくれ。
こいつは俺のリア友だ。
半人半霊で魂魄師をやっている。
ヨミ、こいつ等は俺のパーティーの奴らだ。
ヒューマンで盾役のカイト。
翼人で回復役のリリィ。
エルフで水魔導師のレン。
今日は、この5人でレベル上げしたい。」
「よろしくな、ヨミ。」
「よろしくお願いします。
あの!!半霊を触らせてくれませんか?」
「今日1日よろしくね。
タクに何かされたら相談してね。
力になってあげるからさ。」
「よろしくお願いします。
私はリリィさんとレンさんの側で2人を守れば良いですか?」
「ありがとう。
このパーティー、前衛が少ないから、後衛の護衛はありがたいね。」
結果、カイトとタクが前衛を務め、
後衛はリリィとレン。
私は後衛2人の護衛となった。